RTB Houseとは?その特徴や活用のポイント、ディープラーニングの強みを解説

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公開日:2024/05/30

更新日:2024/05/30

自社の商材やサービスのリードのためにダイナミック広告を利用されている方は多いのではないでしょうか。

ダイナミック広告の効果をより高めたい、新たなロジックを試してみたいとお考えなら、ディープラーニングにより効果的な広告運用ができるRTB Houseがおすすめです。

今回はRTB Houseとは何なのか、RTB Houseの特徴、RTB Houseを活用する上で知っておきたいポイントを解説します。

RTB Houseとは

RTB Houseとは、ディープラーニングによって効果的な広告運用を行える、ダイナミック・リターゲティング広告の配信サービスのことです。

RTB Houseは、2012年にポーランドで創業し、現在は世界44カ国にて展開しています。

創業10年程度で広告主は全世界で1,200社を超えるとされ、注目を集めています。

日本では2017年からサービス提供が開始されていて、効果が高いことからリピート率が高いようです。

RTB Houseの特徴

RTB Houseは、ディープラーニング技術を採用し、ユーザーのあらゆる行動・情報を一元管理することで行動予測してコンバージョン率アップやクリエイティブの自動生成を行います。

具体的にどのような特徴があるのか、以下で解説します。

ディープラーニングで広告配信を最適化できる

RTB Houseは、ディープラーニングにより広告配信を最適化できることが大きな特徴です。

一般的なマシンラーニング(機械学習)は、データの特徴から人間が定義づけした情報を機械に読み込ませて学習させます。

そして結果を見ながらチューニングするものです。

一方、ディープラーニング(深層学習)は、機械自身がビッグデータから特徴を見つけて自身で学習・チューニングを行います。

学習期間はマシンラーニングより長い期間が必要です。

しかしディープラーニングが機能すれば、マシンラーニングでは難しい、リアルタイムでのレコメンド精度の高い広告配信を行えるようになります。

リッチで魅力的なクリエイティブ表現

RTB Houseはリッチで魅力的なクリエイティブが豊富に利用できます。

リッチなクリエイティブでは、バナーなどの広告素材にアニメーションをつけることで、静止画よりも多くの情報を提供できます。そのため、ユーザーへの訴求効果も高まります。

RTB Houseでは、各段階のユーザーに合わせて、最も高いパフォーマンスを出すであろうリッチで魅力的なクリエイティブをリアルタイムで配信してくれます。

フルファネルで最適な広告配信ができる

RTB Houseはディープラーニングにより、フルファネルを最適化します。

ファネルとは、顧客が自社の商品やサービスを知ってから購入に至るまでのフェーズのことで、「認知」「検討」「購入」というファネルがあります。

フルファネルとはそのすべてを通して対策する手法です。

RTB Houseでは、ファネルごとのユーザーの行動を考慮した上で、最適なクリエイティブを最適なタイミングで配信できます。

目的に合わせて課金モデルを活用できる

RTB Houseは、目的に合わせて4つの課金モデルを活用できるのが特徴です。

課金方式にはそれぞれメリットやデメリットがありますが、いずれの場合もディープラーニングを活用して、精度の高いユーザーにアプローチできるので問題はありません。

一般的には、配信ボリュームが出やすくAIの学習期間が短くなることから、ダイナミックCPC課金が選択されやすいです。

目標達成型であるため、広告費が以上に膨張するようなことはありません。

RTB Houseを活用する上で知っておきたいポイント

RTB Houseを活用するならば、以下のことをおさえておきましょう。

配信面

RTB Houseは世界的に認められた広告配信サービスです。

もちろん日本でも、ほぼすべての主要WEBやAppと連携しています。

ユニークユーザーの多いポータルサイトやメディアサービスも含まれているため、幅広いメディアからより多くのターゲットに向けて精度の高い広告配信が期待できます。

日本市場においても、上陸からずっと売上金額が右肩上がりに成長していることからも、その確度の高さや独自性のある強みが伺えます。

ITPの影響はない

RTB HouseはITPの影響はほぼなく、最小限に抑えられています。

というのも、RTB Houseは国内外の主要媒体で配信できますが、Safariへの配信がほぼないためです。

ただし、Safari利用率が高いサイトの場合は、リーチユーザーが減少するため、ディープラーニングの学習が進みにくくなります。

そのため、効率に疑問を感じている場合は、Googleアナリティクスにて、ユーザーが利用しているOS比率を確認してみてください。

Safari以外のOSが3割以上であれば、導入検討をしてみましょう。

成果が出るには期間が必要

RTB Houseは成果が出るまでにある程度の期間が必要です。

RTB Houseはディープラーニングによって独自に学習を行います。

そのため、マシンラーニングに比べるとどうしても成果が出るまでに時間がかかってしまいます。

RTB Houseは従来のロジックに比べると、より複雑な分析を行っているため、クリック数やCV数が必要であるためです。

LPやサイトのUU数やクリック数にもよりますが、早くても1~3ヶ月は学習期間がかかることを覚えておきましょう。

まとめ

今回は、RTB Houseについて解説しました。

RTB Houseディープラーニングによって効果的な広告運用を行える、ダイナミック・リターゲティング広告として現在とても注目を集めています。

これまでのロジックでうまくいかない、新たな手法を試したいとお考えでしたら、RTB Houseをぜひお試しください。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://x.com/Mktg_Plus_One

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