運用型求人広告とは?仕組みや課金形式、活用ポイントを解説

  • 人材コンサルティング

公開日:2024/07/01

更新日:2024/07/01

運用型求人広告は、掲載課金型の求人広告と異なり、運用しながらより高い効果を目指せる広告です。

「普通の広告と何が違う?」「活用方法を知りたい」など、疑問を持つ方もいることでしょう。

今回は、運用型求人広告とは何なのか、運用型求人広告の仕組みや課金形式、運用型求人広告の活用のポイントについて解説します。

運用型求人広告とは?その概要

求人や人材採用を目的とした運用型広告のことを、「運用型求人広告」と呼びます。

運用型広告とは、広告配信をしながら効果を測定し、配信内容や予算の変更などをブラッシュアップしながら運用を継続的に行う広告のことです。

掲載後も柔軟に調整できるため、より効果的に求人・人材採用を進められます。

運用型求人広告の仕組み

運用型求人広告の形式や課金については以下の通りです。

運用型求人広告の形式

運用型求人広告はオークション形式で配信されます。

複数の広告主が配信内容や予算を決め、プラットフォーム側が用意した広告枠へ入札します。

ユーザーがその広告枠のあるページにアクセスするたびに入札が行われ、広告の品質や入札額によって表示される広告が決まります。

そのため、ターゲットに合わせてどれくらいの予算をかけるのか、どのような広告を配信するのかなどの調整が必要です。

運用型求人広告の課金形式

運用型求人広告の課金方式には以下のようなものがあります。

  • クリック課金:ユーザーのクリック数に応じて課金されるため、不要な課金がない。商品・サービスに興味を持つユーザーへ訴求しやすい。
  • インプレッション課金:広告の表示回数によって料金が決定する。認知を高めたいケースで利用される。
  • 広告視聴課金:動画広告を視聴することで課金される。視覚的に訴えやすく、認知向上や興味のあるユーザーを集めるのに向いている。

運用型求人広告を活用する上でのポイントや注意点

運用型求人広告を活用する際に覚えておきたいポイントを解説します。

ターゲットとの親和性を考える

運用型求人広告を活用するならば、絞り込んだターゲットと親和性の高いプラットフォームを選びましょう。

たとえば、若年層をターゲットにする場合はSNSへの広告出稿が向いています。

X(旧Twitter)やInstagramであれば、20代のユーザーが多いため、若手の採用を目的にする場合に向いています。

同じSNSでも、Facebookの場合は年齢層が高めであるため、中途採用や転職などを目的とする場合に活用しやすいです。

目的に合わせる

運用型求人広告では、目的や達成したい目標を明確にすることが大切です。

求人広告ですから、「人材を採用する」ことが基本的な目的といえます。

しかし、社員採用と短期のアルバイト採用では、同じ人材採用でも中身がかなり異なります。

そのため、それぞれにあったアプローチが必要です。

たとえば、短期のアルバイトを大量採用したいのであれば、リスティング広告が向いています。

検索エンジンで積極的にアルバイト情報を収集している層へ向け、直接アプローチできます。

自社の認知や企業イメージを高め、将来の社員採用につなげるなら、動画広告もおすすめです。

社員インタビューや作業風景などを盛り込み、自社の魅力を視覚的に伝えられます。

このように、運用型求人広告では目的を明確化し、それにあったアプローチをすることが大切です。

ブラッシュアップをし続ける

運用型求人広告は一度配信したら終わりではなく、ブラッシュアップし続けることが大切です。

運用型求人広告は、広告配信後も効果測定しながら広告内容や予算などを調整できます。

つまり、掲載して終わりの掲載課金型の広告とは違って、運用型求人広告の場合、掲載はあくまでもスタートにすぎません。

掲載後も運用し続けるため、運用型求人広告はどちらかといえば手間がかかります。

しかし、手間をかけてブラッシュアップし続ければ、掲載課金型の広告以上の目標を達成できる可能性があります。

逆を言えば、運用を怠れば、目標達成はできないということです。

運用型求人広告の効果を高めるためにも、継続的にブラッシュアップし続けていきましょう。

効果を高めるには専門的なノウハウも

運用型求人広告をより効果的に運用するためにはノウハウや経験が必要となります。

掲載課金型の広告と違って、運用後も調整できることは運用型求人広告の大きな魅力です。

しかし、専門知識がないままで闇雲に調整してもうまくいきにくいものです。

ときには、改善ではなく改悪になってしまうこともあり得ます。

自社で専門的なノウハウを持つ社員がいないのであれば、運用型求人広告のノウハウを持つ専門家に任せるのも良い方法です。

専門家のサポートを受けながら、自社でノウハウや経験を蓄積していけば、将来的に内製化もできることでしょう。

まとめ

今回は運用型求人広告について解説しました。

運用型求人広告は、広告配信の内容や予算を調整しながら運用できる広告です。

効果測定を続けてブラッシュアップし続けていけば、より良い効果が期待できます。

本記事を参考に、採用目的の達成を実現していきましょう。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
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