AI採用って何?メリット・デメリットやできること、導入方法について解説

  • 人材コンサルティング

公開日:2024/07/01

更新日:2024/07/01

AIはさまざまな場面で活用され始めていますが、実は採用業務にも導入されてきています。

「AI採用で何ができる?」「メリットやデメリットは?」と疑問を持つ方も多いことでしょう。

今回は、AI採用とは何なのか、メリットやデメリット、AI採用でどんなことができるのか、AI採用の導入について解説します。

AI採用とは

AI採用とは、業務の一部または大部分にAIを取り入れて採用を行うものです。

たとえば、求人情報の作成や面接などの業務をAIに代行させます。

採用業務において、何らかの形で一部であってもAIが関わっている場合、それはAI採用であるいえます。

AIは、大量のデータ処理を行うことができ、24時間365日稼働し続けられます。

そのため、AIには単純作業や業務サポートを任せて業務効率化を図れます。

担当者は人間にしかできない複雑な業務に集中できるため、採用業務の効率化を実現できます。

AI採用のメリット

採用業務にAIを導入することでどのようなメリットがあるのか、以下で解説していきます。

担当者の負担軽減

AI採用を導入することで、採用担当者の負担軽減を実現できます。

AIは大量のデータを処理することを得意としています。

たとえば、応募書類の振り分けは、手作業だと膨大な時間がかかります。

しかしAIならば、大量の応募書類もスムーズに振り分け可能です。

担当者はそうした単純作業に割いていた時間を、他の業務に集中できます。

そのため、AIを導入すれば担当者の負担軽減や業務効率アップに役立ちます。

一貫性ある判断基準

AI採用は、判断基準に一貫性があります。

複数の人間が採用担当をする場合、担当者ごとの経験やスキルによって判断にバラつきがでます。

そのため、判断基準が曖昧になることも少なくありません。

一方、AIは定められた一貫性のある判断基準によって応募者を評価します。

そのため、公平で安定した品質の採用業務を行えます。

面接ハードルが下がる

AI採用ならば、応募者にとって面接ハードルが下がる可能性があります。

たとえば、AI面接であれば、スケジュールを調整しなくても24時間いつでも面接を受けられます。

時間がない方や遠方の方も応募しやすくなるでしょう。

また、AI面接はプレッシャーが少なく、緊張しにくいという人もいます。

そのため、全体的に面接ハードルが下がる傾向にあります。

AI採用のデメリット

AI採用には多くのメリットがありますが、その一方で以下のようなデメリットもあります。

AI採用への抵抗感

AIに対して抵抗感を持つ人は意外と少なくありません。

特に、人生を大きく左右する転換点である「就職・転職」において、AIで判断されることに違和感や抵抗感を持つことは多いです。

そうした気持ちの部分が応募者数に影響する可能性があります。

とはいえ、AIの活用は業務効率アップにつながるものです。

面接などわかりやすい部分にAIを用いるのではなく、書類選考など外部から見えにくい部分で活用すれば、このデメリットは回避できます。

AIがすべて正解ではない

AIは判断基準に一貫性はあるものの、そのすべてが正解とは限らない点に注意しましょう。

AIは現在急速な発展を遂げており、業務への活用も進んでいます。

導入により人的ミスが減る一方で、人間とは異なる間違った判断をすることもあります。

これは、AIには微妙なニュアンスを判断できないためです。

こうしたAIならではのミスは、貴重な人材を逃すきっかけになることもあります。

あくまでもAIは担当者のサポートであり、メインは人間であることを忘れないようにしましょう。

AI採用でできることとは?

AIを用いた人材採用業務では、たとえば以下のようなことができます。

  • 求人広告の最適化

機械学習により、自社がターゲットにしている人材へ向けて効率よく広告を配信できるようにします。

  • 選考フローを効率化する

応募書類から自社が求めるスキルや経験を持つ人材を特定しまとめるなど、業務を効率化します。

  • 面接対応をする

AIが面接官になることで、24時間いつでもヒアリングを実施できます。評価レポートの作成も可能です。

AI採用を導入する方法

人材採用にAIを導入する方法を紹介します。

ツールの活用

さまざまな業務効率化のため、AIを用いたツールが数多くリリースされています。

自社でAIをどのようなことに活用したいのかを明確化し、それにあった機能に特化したAIツールを導入しましょう。

たとえば、応募者が多く書類の振り分け業務で時間が取られているのであれば、書類選考や適性検査などを実施できるAIツールを選ぶのがよいでしょう。

アドネットワークの活用

Google広告に代表されるアドネットワークは、AI技術により広告の配信先の最適化を行えます。

Google広告は誰でも運用できますが、設定などは専門的なノウハウが必要で、運用には知識・経験も求められます。

自社にリソースがない場合は、外注化するのもおすすめです。

まとめ

今回は、AI採用について解説しました。

近年、AI技術は格段に進歩していて、ビジネスにおいてさまざまな業務効率化を実現しています。

採用業務もその一つで、今後はAIを用いた採用がより拡大していくことが予測されています。

本記事を参考に、ぜひAI採用を活用してみてください。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
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