採用ミートアップって?種類やメリット・デメリット、開催の流れを解説

  • 人材コンサルティング

公開日:2024/07/02

更新日:2024/07/02

人手不足が叫ばれている中、さまざまな採用手法が生まれています。

採用ミートアップは最近注目されている採用手法の一つです。

「聞いたことあるけどどういうもの?」「どうやって開催すればいいの?」と疑問を持っている方もいることでしょう。

そこで今回は、採用ミートアップとは何か、その種類やメリットやデメリット、採用ミートアップ開催の流れについて解説します。

採用ミートアップとは

採用ミートアップとは、採用活動の一つの業務として行う交流会のことです。

ミートアップとは交流会を意味し、共通の目的を持つ人が交流するイベントを指します。

採用ミートアップでは、企業の採用担当者はもちろん、会社に応募したい就職に意欲があるという人が集まって交流します。

会社へのコネクションができることで、就活生にとっては大きなメリットがあります。

企業側にも、就活生や転職希望者たちに自社の雰囲気を伝えられるというメリットがあります。

採用ミートアップの種類

採用ミートアップは、「説明会」「勉強会」「交流会」の3つが主なスタイルです。

それぞれ解説します。

説明会

説明会スタイルの採用ミートアップには、企業に興味・関心を持つ多くの人が集まります。

その場で自社について説明できるため、面接などで個別に会社説明する手間を省けます。

また、説明会に訪れる就活生・転職希望者は、モチベーションが高いことがほとんどです。

そのため、その後の採用プロセスにつなげやすくなります。

勉強会

勉強会スタイルは、特定分野に関して興味関心があることはもちろん、成長意欲が高い人材が集まりやすいのが特徴です。

そのため、デザイナーやエンジニアなどで専門性の高い人材を求めているケースで役立ちます。

質が高く、ためになる勉強会であれば、より良い人材とマッチしやすくなることでしょう。

交流会

交流会スタイルは、企業や参加者同士で交流する場をつくるためのミートアップです。

就活生や転職希望者の意欲によって絞り込むのではなく、「なんとなく興味がある」程度の人でも気軽に参加できます。

そのため、自社の認知を高めるのに有効です。

採用ミートアップのメリット

採用ミートアップには以下のようなメリットがあります。

  • 会社の認知度を高め、興味を持ってもらえる
  • 会社への理解が深まり、マッチング率が高まりやすい
  • ターゲットを絞り込んで開催できる
  • 勉強会の場合は、開催そのものが自社ブランディングになる
  • 就活生や転職希望者と直にふれあい、その考えを共有できる
  • 無意味に求人広告を出すよりも費用対効果が高い場合がある

採用ミートアップのデメリット

採用ミートアップには以下のようなデメリットもあります。

  • 中長期的な施策であり、採用への即効性は低い
  • 開催にはまとまった予算が必要である
  • 当日の運営には多くの人員が必要である
  • 集客がうまくいかないと、思うような効果が得られない

採用ミートアップを開催する流れ

採用ミートアップを開催する流れを以下で簡潔に解説します。

ターゲットや目的の明確化

まずは、採用ミートアップの目的を設定し、それに合わせてターゲットを絞り込みましょう。

目的やターゲットが明確化すれば、どの種類のミートアップが良いのか、そして用意するコンテンツはどのようなものがいいかなどを決めやすくなります。

集客の実施

目的やターゲットが明確化でき、コンテンツの柱も決まったら集客へ進みます。

自社ホームページはもちろん、SNSやさまざまな媒体にて掲載・拡散を行いましょう。

ターゲットにする層にあわせて媒体を選べば、より効率的に集客を行えます。

コンテンツ作成・準備

コンテンツの作成や準備も進めましょう。

説明会や勉強会の場合、資料やスライド映像などが必要になります。

作業を担当するのは一人ではなく複数人でのチェック体制をつくり、より高品質なものを作成することが大切です。

コンテンツ内容と目的がズレていないかもチェックしておきましょう。

あわせて、当日のスケジュールもコンテンツとともに作成していきましょう。

開催当日

採用ミートアップの規模にもよりますが、開催当日は受付業務や会場整理にかなりの労力がかかります。

スムーズな開催のためにも、事前の打ち合わせをしっかり行いましょう。

また、経営層や社員が参加して質疑応答し「ここでしか聞けないこと」が聞けるような雰囲気があると満足度を高めやすいです。

ブラッシュアップ

開催後、参加者にアンケートを取って集計し、改善点を洗い出しましょう。

そして次回の採用ミートアップがより良いものになるようにブラッシュアップしましょう。

また、フォローアップのため、参加者にメールを送るなどして、つながりを切らさないことも大切です。

まとめ

今回は、採用ミートアップについて解説しました。

採用ミートアップにはさまざまな種類があります。

より効果を高めるためには、目的やターゲットを明確化して、それに合わせてコンテンツを作成することが大切です。

本記事を参考に、ぜひ採用ミートアップを実施していきましょう。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
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