成果を高めるLP構成のコツとは?基本構成や押さえておくべきポイントも解説

  • マーケティング

公開日:2024/05/21

更新日:2024/05/21

LP(ランディングページ)はCV獲得を目的としたページです。

より多くのCV獲得を目指すためには、成果を高めやすくするLPの構成を意識しなければなりません。

しかし、「どのような構成にすべきかわからない」「成果を高めるコツを知りたい」という方も多いことでしょう。

そこで今回は、LPの基本構成と成果を高めるコツについて解説します。

LPの基本構成と押さえておきたいポイント

LPは基本的に「ファーストビュー」「ボディ」「クロージング」という3つのパートによって構成されています。

まずは基本となる3つのパートで押さえておくべきポイントを見ていきましょう。

ファーストビュー

ファーストビューとはその名の通り、ユーザーが最初に目を通す部分であり、LPの顔ともいえる部分です。

多くのユーザーはファーストビューの第一印象で自分にとって必要かどうか判断しています。

そのため、ファーストビューではユーザーの興味をひいて、その先も読みたくなるようにしなければなりません。

ユーザーに興味を持たせるためには、共感が重要なポイントです。

ユーザーの悩みや気持ちに寄り添い、問題提起とともに商材によって得られる体験や実現できる理想を提示しましょう。

ボディ

ボディはLPにおいて、商材に関する主要な情報や特徴などを伝える部分です。

ファーストビューにて商材に興味を持ったユーザーに対して、具体的かつわかりやすく情報を伝えることが大切です。

また、商材に疑問や不安を持つユーザーの信頼を得られるようにしなければなりません。

たとえば、詳細情報はもちろん実績や顧客の声、第三者によるデータ・意見などを盛り込み、商材の信頼性を高めることを意識します。

ボディの情報を見て納得できれば、ユーザーは安心して購入に進むことができます。

クロージング

LPの最後のまとめにあたるのがクロージングです。

ボディまで興味を持って読み進めたものの、「本当に買うべきか」と迷うユーザーは多くいます。

つまりクロージングは単純な「まとめ」ではなく、そうしたユーザーの背中を押す役割があるわけです。

たとえば、商材の価値やメリットを強調したり、利用シーンをイメージさせて必然性を担保したりすることで、ゆらいでいるユーザーの背中を押すことを意識しましょう。

成果を上げるLP構成案のコツ

LP制作では、骨子となる3つの基本構成とともに、それを肉づける構成案を意識して作り上げることが大切です。

ここでは、成果をアップさせるために覚えておきたい、LP構成案のコツ・ポイントを解説します。

コンセプトの筋を通す

LPには「あるターゲットに商材の魅力を伝えたい・購入につなげたい」という目的やコンセプトがあります。

それを達成するためにも、LPを構成する段階で軸がぶれないようにすることが大切です。

まずは、「誰に(ターゲット)、何を(商材)伝えるのか」を明確にしましょう。

たとえば、「20代女性にスキンケア商品を伝えたい」のであれば、それ以外の不要な要素は削ってコンセプトに沿ってLPの構成案をつくる必要があります。

ユーザー目線に立つ

ユーザー目線に立つことも大切です。

商材の詳細や特徴を伝えることはもちろんですが、商材を活用することでユーザーがどのような利益・メリットを得られるのかを伝えましょう。

また、ターゲットとなるユーザーに合わせたトンマナを意識し、見出しは直感的にわかりやすくするなどの工夫も必要です。

たとえば、「期間限定で入会料無料キャンペーン中」という見出しは、ベネフィットが明確でありユーザーにとっても直感的に「お得である」と、わかりやすいものであるといえます。

感情に訴えかけて論理的に訴求

LPの構成案では感情に訴えかけながら、論理的な訴求ができるように意識しましょう。

人はものを購入するとき感情・欲求が先にあり、購入した理由を後づけすることがほとんどです。

つまり、「人は感情で買い、論理で正当化する」というわけです。

たとえば、20代女性向けのモバイルバッテリーLPの場合。

「重さ150gの軽量バッテリーで容量5,000mAh」といきなりスペックを伝えられても、ユーザーはピンとこないでしょう。

しかし、「手のひらサイズでスマホより軽い」と伝えれば「軽くて持ち運びが楽そう」「手のひらサイズならバッグに入る」とイメージしやすくなります。

利用シーンをイメージできれば、感情・欲求にもつながりやすくなるものです。

その後に、「重さ150gの軽量バッテリーで容量5,000mAh」とスペックを伝えることで「良いものだ」と購入理由を後づけさせやすくなります。

感情への訴えかけと論理的訴求の配置やバランスを考え、LPを構成してみましょう。

各種法律や媒体規定への意識

LPの構成案をつくる場合、各種法律・媒体規定を遵守することが大切です。

薬機法や景品表示法など、法規制は内容が常に更新されるとともに、年々厳しくなっています。

また、掲載媒体によっては独自の規定を設けているところもあります。

これら、各種法律や媒体規定は必ず守らなければならないものです。

万が一、抵触してしまえば、LPを制作しても配信できないなどのトラブルになるため注意しましょう。

まとめ

今回は、成果を高めやすいLP構成のポイントやコツについて解説しました。

まずはLPの3つの基本構成を理解し、その上で成果を高めるコツを意識しながら構成案をつくってみてください。

本記事でご紹介した内容はあくまでも基本的なことでしかありません。

無理に型に当てはめるのではなく、目的やコンセプトに合わせて柔軟な視点で考えてみてください。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
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