ページ表示速度が遅いとSEOに影響する?重要性と改善方法を解説

  • SEO

公開日:2023/10/26

更新日:2023/10/26

ウェブサイトのページ表示速度は、ユーザーの満足度やSEOに大きな影響を与えます。

Googleは、ページ表示速度を検索順位の判断材料の一つとしていることもあり、気になる方も多いのではないでしょうか?

この記事では、ページ表示速度の重要性と改善方法について解説します。

ページ表示速度が遅くて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

ページ表示速度とは

ページ表示速度とは、ページが表示されるまでの時間を意味します。

ページ表示速度が遅いと、ユーザーがページを閲覧するまでに時間がかかり、ユーザーエクスペリエンスが悪化してしまいます。

Googleは、2018年に「Speed Update」を実施し、モバイル版サイトのページ表示速度が検索順位に影響を与えることを発表しました。

つまり、SEOにおいても、ページ表示速度は重要な要素です。

では、ページ表示速度が遅いとSEOにどのような影響が出るのでしょうか?

ページ表示速度が遅いことによるSEOへの影響

ページ表示速度が遅いと、SEOに以下のような影響があると考えられます。

ユーザー離脱率の悪化

ページ表示速度が遅いと、ページを閲覧するまでに時間がかかり、ユーザーはイライラして離脱してしまう可能性があります。

Googleの調査によると、ページの読み込み速度が3秒を超えると、ユーザー離脱率は35%に跳ね上がると言われています。

検索順位の低下

Googleは、ユーザーの利便性を向上させるために、ページ表示速度を検索順位の判断材料の一つとしています。

つまり、ページ表示速度が遅いと、検索結果の上位表示が難しくなる可能性があります。

ページ表示速度の向上は、SEO以外にもメリットがある

前述のように、「ページ表示速度はSEOに影響を与える」ということは前提としてありますが、SEOを除いても、サイト全体に影響を与えるものと言えます。

ページ表示速度を向上させることは、サイトの使いやすさ(=ユーザーエクスペリエンス)が向上するのはもちろんのこと、読み込み速度を早くするということは、サーバーといったサイトの裏側部分の負担を少なくすることにも繋がります。

ページ表示速度が向上することで、これまでCVまで辿り着かなかったユーザーが予約や申込などのCVをしたり、すぐに離脱していたユーザーが興味を持ってサイトを回遊し、見込み顧客になってくれたりなど、大きなメリットが見込めるのです。

ページ表示速度を確認する方法

ページ表示速度を改善するためには、まずは現在のページ表示速度を計測する必要があります。

計測ツールとしては、Googleの「PageSpeed Insights」がおすすめです。

URLを入力するだけで、簡単にページ表示速度を計測することができます。

また、改善点の提案もしてくれるので、ページ表示速度を改善するための参考にもなるでしょう。

PageSpeed Insightsでページ表示速度を計測する方法

以下の手順でページ表示速度を計測します。

  1. PageSpeed Insightsのウェブサイトにアクセスします。
  2. 計測したいページのURLを入力します。
  3. 「分析」をクリックします。

PageSpeed Insightsでは、ページ表示速度を100点満点で評価し、改善が必要な項目を提案してくれます。

一般的に、スコアが90~100は「良い」、89以下は「改善の余地あり」と評価されます。

これらの項目を参考にして、ページ表示速度の改善ポイントを特定しましょう。

ページ表示速度の改善方法

続いて、ページ表示速度を改善する方法について説明します。

画像や動画などのファイルサイズを最適化する

ページ表示速度を改善する最も効果的な方法は、画像や動画などのファイルサイズを最適化することです。

画像や動画は、ページの表示速度に大きく影響する要素です。

画像や動画のファイルサイズを最適化する方法には、以下のようなものがあります。

  • 画像や動画の解像度を適切にする
  • 画像・動画圧縮ツールを使用する
  • 画像のフォーマットを選ぶ(JPEGやPNGなど)
  • 動画のビットレートを下げる

不要なコードやJavaScriptを削除する

不要なコードやJavaScriptは、ページの読み込みに余計な時間がかかってしまうため、削除することも有効です。

  • コードをチェックして不要な部分を削除する
  • プラグインやテーマをバージョンアップする

CDNを利用する

CDN(コンテンツ配信ネットワーク)を利用するのも、ページ表示速度を改善する方法です。

CDNは、世界中にサーバーを設置することで、ユーザーの近くにあるサーバからコンテンツを配信する仕組みです。

これにより、ユーザーがページを表示するまでの距離が短くなり、ページ表示速度が向上します。

サーバーのキャッシュを有効にする

サーバーのキャッシュを有効にすることでも、ページ表示速度を改善できます。

サーバーのキャッシュとは、ページの表示に必要なデータを一時的に保存しておく仕組みです。

これにより、同じページを再度訪問したときには、ページの読み込み時間を短縮することができます。

まとめ

ページ表示速度は、ウェブサイトの成功に欠かせない要素です。

ページ表示速度を改善することで、SEOの評価を高めることができます。

この記事を参考にページ表示速度を改善することで、SEOの効果を高め、顧客満足度の向上にも繋がるでしょう。

自社で改善することが難しい場合は、SEO対策の専門家に依頼するのも一つの方法です。

Heart Fullでは、サイトの状況を分析して、ページ表示速度を改善するための最適な対策をご提案させていただきます。

「ページ表示速度が遅くて困っている」など、今抱えているお悩みのご相談だけでも構いませんので、お気軽にご連絡ください。

Heart Fullへのご相談・お問い合わせはこちらから(Googleフォームへ飛びます)

リスティング広告チェックリストを無料配布中!

リスティング広告チェックリストをPDF形式で無料でダウンロードいただけます。広告代理店が教えるリスティング広告の基礎を使ってあなたのビジネスの集客アップにご活用ください。

執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://x.com/Mktg_Plus_One

この記事のキーワード

scroll to top TOP