SSL証明書とは?SEOにおけるメリットや取得方法について

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公開日:2023/11/14

更新日:2023/11/14

SSL証明書は、ウェブサイトの安全性を保証するデジタル証明書です。

SSL証明書を取得することで、ウェブサイトが安全であることをユーザーに示すことができ、SEOにおいても重要な役割を果たします。

この記事では、SSL証明書について、その概要やSEOにおけるメリット、取得方法などを解説します。

SSL証明書とは

SSL証明書とは、ウェブサイトの安全性を保証するデジタル証明書です。

ウェブサイトとユーザーの間でやり取りされる情報(クレジットカード情報や個人情報など)を暗号化することで、第三者による盗聴や改ざんを防止します。

SSL証明書を取得すると、ウェブサイトのURLが「https://」から始まり、ブラウザのURLバーに鍵のアイコンが表示されます。

これは、ウェブサイトが安全であることを示します。

SSL証明書の種類

SSL証明書には、大きく分けて以下の3種類があります。

ドメイン認証(DV)

ドメイン認証は、申請者がドメインを所有していることを認証する証明書です。

ドメインの所有権を証明するドメインレコード(DNS)の情報を提出するだけで取得できるため、最も安価で取得しやすい証明書です。

企業実在認証(OV)

企業認証とは、申請者が企業や組織であることを認証する証明書です。

企業の住所や連絡先などの情報を提出する必要があるため、ドメイン認証よりも審査が厳しく、費用も高くなります。

拡張認証(EV)

拡張認証とは、申請者が企業や組織であることを厳格に認証する証明書です。

企業の所在地や代表者の氏名などの情報を提出する必要があるため、ドメイン認証や企業認証よりもさらに審査が厳しく、費用も高くなります。

種類特徴主な利用用途
ドメイン認証ドメインの所有権のみを認証個人サイトや小規模サイト
企業認証企業や組織であることを認証中規模サイトや法人サイト
拡張認証企業や組織であることを厳格に認証金融機関や政府機関など、信頼性が求められるサイト

このようにSSL証明書は、種類やランクによって価格が異なります。

自社サイトの規模や予算に合わせて、適切なSSL証明書を選びましょう。

SSL証明書によるSEOにおけるメリット

SSL証明書は、SEOにおいても重要な役割を果たします。

SSL証明書によるSEOにおけるメリットは、大きく分けて以下の3つです。

検索エンジンからの信頼度が高まる

Googleは、SSL証明書を取得したウェブサイトを、安全で信頼できるウェブサイトとして評価しています。

そのため、SSL証明書を取得することで、検索結果の上位表示につながる可能性があります。

ユーザーの信頼度が高まる

前述の通り、SSL証明書を取得することでウェブサイトのURLが「https://」から始まり、ブラウザのURLバーに鍵のアイコンが表示されます。

これは、ウェブサイトが安全であることを示しています。

そのため、ユーザーの信頼度が高まり、離脱率の低下やコンバージョン率の向上につながる可能性があります。

セキュリティ対策が強化される

SSL証明書を取得することで、ウェブサイトとユーザーの間でやり取りされる情報(クレジットカード情報や個人情報など)が暗号化されるため、第三者による盗聴や改ざんを防止することができます。

SSL証明書は、ウェブサイトの安全性とSEOの両面において、重要な役割を果たすものです。

なお、SSL証明書を取得することで、検索結果の順位がすぐに上がるというものではありません。

しかし、長期的なSEO対策として、SSL証明書の取得は有効な手段と言えます。

SSL証明書の取得方法

SSL証明書の取得方法は、大きく分けて以下の2つがあります。

認証局(CA)に直接申し込む

認証局(CA)とは、SSL証明書を発行する企業や組織のことです。

認証局に直接申し込む場合は、認証局のウェブサイトから申請を行います。申請には、ウェブサイトの所有権や連絡先などの情報を入力する必要があります。

レンタルサーバーやCMSのサービスを利用する

レンタルサーバーやCMSのサービスを利用する場合は、レンタルサーバーやCMSの提供元からSSL証明書を取得することができます。

この場合、認証局に直接申し込むよりも手続きが簡単で、費用も安価になる場合が多いです。

SSL証明書の取得の流れ

SSL証明書の取得の流れは、以下のとおりです。

発行機関を選ぶ

まずは、発行機関を選びます。

発行機関によって、価格や種類、審査の厳しさなど、さまざまな違いがあります。

自社サイトの規模や予算に合わせて、適切な発行機関を選びましょう。

申請する

発行機関のウェブサイトから申請します。

申請には、ウェブサイトの所有権や連絡先などの情報を入力する必要があります。

認証を受ける

発行機関によって、認証の方法が異なります。

ドメイン認証の場合は、ドメインの所有権を証明するドメインレコード(DNS)の情報を提出するだけで認証を受けることができます。

企業認証や拡張認証の場合は、企業の住所や連絡先などの情報を提出する必要があります。

証明書を受け取る

認証が完了すると、証明書がダウンロードできます。

証明書を取得したウェブサイトにインストールすることで、SSL通信が有効になります。

具体的な手順は、発行機関によって異なります。

発行機関のウェブサイトから、申請方法や手順を確認しましょう。

まとめ

SSL証明書は、ウェブサイトの安全性とSEOの両面において、重要な役割を果たすものです。

すべてのウェブサイトが取得すべきと言えるでしょう。

また、SSL証明書の取得は比較的簡単に行うことができます。

自社サイトの規模や目的に合わせて、適切なSSL証明書を選び、取得を検討しましょう。

なお、SSL証明書はSEO対策にも効果的ですが、必ずしも万全ではありません。

SSL証明書を取得するだけでなく、コンテンツの質や内部リンクの充実など、他のSEO対策も併せて行うことで、より効果的なSEO対策を実現することができます。

自社でSEO対策を実施することが難しい場合は、SEO対策の専門家に依頼するのも一つの方法です。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
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