X（Twitter）広告のフォロワーターゲティングを解説！

X（Twitter）で広告を配信する際には、フォロワーターゲティングという機能を利用できます。

上手く活用すれば、自社の製品やサービスを効果的に訴求可能です。

導入してみたいと検討しているマーケティング担当者の方も多いでしょう。

本記事では、Xで広告のフォロワーターゲティングを利用する際の、設定の方法や特徴などについて解説していきます。

フォロワーターゲティングの特徴

フォロワーターゲティングとは、特定のユーザーのフォロワーをターゲティングに利用できる機能です。

ユーザーを指定すると、そのフォロワーや興味関心がフォロワーと似ているユーザーがターゲティングの対象になります。

自社の製品やサービスと関連の深い分野のユーザーなら、フォロワーも自社の製品やサービスに関心を持っている可能性が高いです。

効率的にターゲティングができます。

フォロワーターゲティングの設定方法

フォロワーターゲティングは、新規広告キャンペーンの作成画面から設定可能です。

ターゲティング機能のところで、「フォロワーが似ているアカウント（オプション）」という欄があります。

そこに、Xのユーザー名を入れましょう。

複数のユーザーを登録することも可能です。

登録したいユーザー数が多い場合には、リスト化したものをアップロードして一括登録する方法にも対応しています。

また、他のターゲティング方法と組み合わせることで、さらに精度の高いターゲティングも可能です。

フォロワーターゲティングを利用するメリット

フォロワーターゲティングの機能を利用すれば、次のようなメリットが得られます。

比較的簡単にターゲティングができる

フォロワーターゲティングを利用する際には、自社の製品やサービスの利用者層に関して、あまり複雑な分析は必要ありません。

比較的簡単にターゲティングができるのがメリットです。

もちろんある程度の分析は必要ですが、自社の製品やサービスと関連のあるユーザーを見つけるだけで設定できます。

幅広い業種や業界で利用できる

ターゲティングの手法によっては、業種や業界による向き不向きがあるでしょう。

しかし、フォロワーターゲティングは、ほとんどの業種や業界で利用できるのがメリットです。

自社の業界と関連のあるアカウントなら、自社の製品やサービスに興味のあるフォロワーが含まれています。

競合他社のアカウントも指定できる

Xのアカウントを指定する際に、競合他社のアカウントを選択しても問題ありません。

そして、競合他社のアカウントのフォロワーなら、自社の製品やサービスに興味を持ってくれる可能性も高いです。

また、競合他社の製品やサービスを利用中で乗り換えを検討しているフォロワーなどもいるでしょう。

そのため、競合他社のアカウントを指定すれば、高い宣伝効果が期待できます。

フォロワーターゲティングを利用する上での注意点

フォロワーターゲティングを利用して広告配信する際には、次のような点に注意しましょう。

フォロワー総数が一定以上ないとコンバージョンが安定しない

基本的に設定したユーザーのフォロワーの合計が多いと、コンバージョンも安定しやすい傾向にあります。

逆に、フォロワー総数が少ないとコンバージョンがあまり安定しません。

コンバージョンが多い月と少ない月で差が大きくなってしまいます。

そのため、フォロワー総数があまり少なくならないように設定するのが望ましいです。

おおむね10万人以上を目安にするといいでしょう。

ユーザーのフォロワー数は多ければいいわけでもない

フォロワー数の多いユーザーを指定すれば、広告が表示される回数も多くなります。

しかし、広告の表示回数に見合った効果が得られるとは限りません。

自社の製品やサービスにあまり興味を示さないユーザーも多く含まれてしまう可能性があります。

そのため、ユーザーを選択する際にはフォロワー数だけでは決めず、投稿内容などもチェックしておくようにしましょう。

上手くフォロワーターゲティングを活用するコツ

フォロワーターゲティングを活用する際には、次のようなコツを押さえておきましょう。

コンバージョンをユーザーごとにチェックする

設定を済ませたら終わりではなく、コンバージョンのチェックをユーザーごとに行いましょう。

コンバージョンのよいユーザーに予算を多く配分するのが基本です。

また、コンバージョンがよくないユーザーに関しては、除外するようにしましょう。

リスト機能を活用する

ユーザーを選定する際には、関連するユーザーがリストに追加しているユーザーもチェックしておきましょう。

リストはプロフィールのページから確認できます。

また、メンバーになっているリストも確認可能です。

自社の業界と関連のあるアカウントがリストに追加しているユーザーなら、フォロワーも関連が深い可能性が高いです。

まとめ

フォロワーターゲティングは、特定ユーザーのフォロワーや似ているユーザーに広告配信できる機能です。

自社の製品やサービスと関連のあるアカウントのフォロワーなら、高いコンバージョンが期待できます。

比較的簡単に利用できるため、Xで広告配信をするならぜひ活用してみましょう。