Meta広告ライブラリとは?使い方や注意点、活用のポイントを解説

  • SNS広告

公開日:2024/05/23

更新日:2024/05/23

Meta広告ライブラリはMeta社で提供しているマーケティングツールです。

Web広告を運用している企業のマーケティング担当者なら、利用してみたいと考えている人も多いでしょう。

ただ、使い方や活用方法がよく分からない人もいるかもしれません。

本記事ではMeta広告ライブラリについて、使い方や活用方法などを中心に全般的に解説していきます。

Meta広告ライブラリとは

Meta広告ライブラリは、Meta社のSNSやコミュニケーションツールで配信されている広告を調べられるツールです。

FacebookとInstagram、Messenger、提携媒体で配信されている広告を対象としています。

Meta社が公式に提供しており、広告に関する情報の公開で透明度を高めて公正なものにするのが目的です。

そのため、誰でも利用できます。

料金はかからずアカウントへのログインも必要ありません。

Meta広告ライブラリの使用方法

Meta広告ライブラリは次のような手順で簡単に使用できます。

国と広告カテゴリーを選択する

まず、Meta広告ライブラリの公式サイトにアクセスしましょう。

国と広告カテゴリーを選択するプルダウンメニューがあります。

国はIPアドレスをもとにして最初から選択されています。

他の国や「すべて」も選択可能です。

広告カテゴリーは「すべての広告」と「社会問題、選挙または政治関連」のどちらかから選択します。

通常の商材の広告に関して調べたいのであれば「すべての広告」を選択して問題ありません。

キーワードで検索する

キーワードは広告に関連する単語を入力します。

Web検索をするときと同様に、1つだけの単語も複数の単語を組み合わせる方法も可能です。

単語に半角でクォーテーションを付けると、その単語が完全に一致する形で含まれている広告のみがヒットします。

条件を絞り込みたいときに便利です。

また、複数の単語を入力してそれぞれの単語にクォーテーションを付ける検索の仕方もできます。

この場合には、クォーテーションを付けた単語すべてが完全に一致して含まれている広告のみが表示されます。

フィルター機能を利用する

画面右側にある「フィルター」をクリックすると、フィルター機能を利用できます。

項目別に条件を選択して、抽出する広告を絞り込めるものです。

次の6項目があります。

  • 言語
  • 広告主
  • プラットフォーム
  • メディアタイプ
  • オンラインのステータス
  • 日付別インプレッション

また、プラットフォームのところにある「Audience Network」とは、Meta社の提携媒体のことです。

Meta広告ライブラリで分かる情報

Meta広告ライブラリでは、検索結果として実際に配信されている広告と同一の画像や動画、広告文が表示されます。動画広告の場合には、サムネイル画像の真ん中の再生ボタンを押すと再生可能です。

そして、実際に広告を見ただけでは分からない詳細な情報も表示されます。

具体的には次のような内容です。

  • 広告ID
  • 掲載開始日
  • プラットフォーム
  • アカウント情報
  • 「いいね」の数
  • 掲載ページ

また、広告画像や広告文は、実際に配信されている広告と同じようにリンクが付いています。

そのため、リンク先の確認も可能です。

Meta広告ライブラリを上手く活用するポイント

Meta広告ライブラリは次のような用途に活用すると、マーケティングに役立てられます。

競合他社の動向を調査する

Meta広告ライブラリを利用すれば、競合他社が出稿している広告について詳しく分かります。

競合他社の動向を把握する上で有用です。

広告の素材などを参考にする

広告に使用されている素材や広告文も分かるため、自社で広告を出稿する際には参考にしてみると良いでしょう。

自社とは別の業界の広告でも、素材や広告文などは参考にできる面が多いです。

Meta広告ライブラリを利用する上での注意点

Meta広告ライブラリを利用する際には、次のような点に注意が必要です。

現在配信されている広告のみが対象

広告カテゴリーが「社会問題、選挙または政治関連」以外の広告に関しては、現在配信されている広告のみ表示されます。

既に配信が終了している広告に関しては対象外となり、表示されない点に留意しておきましょう。

クーポン付きだと実際に配信されているものと異なる

Metaで配信されている広告の中にはクーポン付きのものもあります。

しかし、Meta広告ライブラリでは、クーポンが利用できない状態で配信されるため、実際に配信されている広告と同一ではありません。

一部の広告はログインが必要

対象としている商材の種類によっては、ログインしていないとMeta広告ライブラリで表示できない場合があります。

例えば、酒類の広告に関しては20歳以上の人のアカウントでログインしていないと表示できません。

まとめ

Meta広告ライブラリは、Meta社のプラットフォームで配信されている広告について調べられるツールです。

Meta社が広告の透明性を高めるために公式に提供しています。

検索キーワードを入力するだけで利用できるため使い方は簡単です。

フィルター機能で絞り込むこともできます。

広告運用する際には、ぜひMeta広告ライブラリを活用してみましょう。

リスティング広告チェックリストを無料配布中!

リスティング広告チェックリストをPDF形式で無料でダウンロードいただけます。広告代理店が教えるリスティング広告の基礎を使ってあなたのビジネスの集客アップにご活用ください。

執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://x.com/Mktg_Plus_One

この記事のキーワード

scroll to top TOP