X広告の最適化ターゲティングの仕組みやメリット・設定方法を紹介

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公開日:2024/06/07

更新日:2024/06/07

X広告(旧Twitter広告)を利用する場合、広告効果を高めるためには最適化ターゲティングが不可欠です。

仕組みや設定方法を覚え、ターゲットに合わせた広告を配信しましょう。

本記事では、X広告の最適化ターゲティングの仕組みやメリットのほか、設定方法・注意点を解説します。

X広告の最適化ターゲティングとは

X広告における最適化ターゲティングは、過去のユーザーデータをもとに自動でターゲティングする機能です。

インプレッションの向上やコンバージョン率(CVR)の改善などを目的としています。

マニュアルで広告のターゲティングを設定する場合、ユーザーの属性を細かく決めなくてはいけません。

しかし、X広告の最適化ターゲティングを利用すれば、インプレッションやCVR改善につながる可能性があります。

X広告の最適化の仕組み

X広告の最適化ターゲティングは、ユーザーの過去のデータをベースにしています。

広告をクリックする可能性が高いユーザーを特定し、ターゲティングできるようになっています。

主にX上でユーザーが興味を示したコンテンツを分析し、広告に反応するかどうかをジャッジしています。

また、「広告スコア」やエンゲージメントの可能性などを判断し、特定ポストのインプレッションが多くなるように自動で最適化する仕組みも用意されます。

X広告の最適化ターゲティングのメリット

X広告は任意にターゲティングすることも可能ですが、最適化ターゲティングにはさまざまなメリットがあります。

本章では、X広告の最適化ターゲティングのメリットをご紹介します。

ターゲティングにかかる負担が軽減される

X広告の最適化ターゲティングを利用すると、ターゲティングの設定にかかる負担を軽減できます。

ターゲティングは広告戦略における重要な要素ですが、リサーチには手間やコストがかかります。

一方、最適化ターゲティングを適用すれば自動で最適化されるため、ターゲティングの手間やコストを減らせるでしょう。

広告のパフォーマンス向上が期待できる

X広告の最適化ターゲティングを利用すれば、広告のパフォーマンスが向上する可能性があります。

エンゲージメントを獲得できるよう自動でオーディエンスが調整されるため、広告のパフォーマンス低下に悩まされる心配もありません。

場合によっては、ABテストなどの効果測定も不要になります。

広告と関連性が高いユーザーにリーチできる

X広告の最適化ターゲティングをオンにすれば、広告と関連性の高いユーザーへ簡単にリーチできます。

ターゲティング広告におけるオーディエンスの細分化や、セグメント設定などの手間を省けるほか、CVRの向上が期待できます。

手動でのターゲティング変更が不要になる

X広告の最適化ターゲティングを利用した場合、手動でターゲティングを変更する必要はありません。

広告を停止しない限りは常に自動で最適化されますので、ターゲティングの見直しや変更などは不要です。

作業の負担も軽減されるうえ、浮いたリソースを他の業務に充てられるようになります。

X広告の最適化ターゲティングの方法

X広告の最適化ターゲティングは簡単に設定可能です。

最適化ターゲティングを利用したい方は、下記の流れに沿って設定しましょう。

広告キャンペーン・グループを作成する

最適化ターゲティングを利用する際は、まずは広告キャンペーン・グループを作成しましょう。

既存広告を最適化したい場合は広告グループを開きます。

新規に作成する時は、キャンペーンの目的や予算などを設定しましょう。

このほか、広告の配信期間も設定が必要です。

「ターゲティングを最適化」をオンにする

基本的な設定が済んだら、ターゲティング戦略の項目にある「ターゲティングを最適化」をオンにしましょう。

「ターゲティングを最適化」を有効化すれば、自動でX広告が最適化されるようになります。

反対に最適化を止めたい時は、同項目をオフにしましょう。

X広告の最適化ターゲティングにおける注意点

X広告の最適化ターゲティングは便利な機能ですが、いくつか注意点もあります。

本章では、最適化ターゲティングの注意点をご紹介します。

オーディエンス拡張機能と併用できない

X広告のオーディエンスの拡張は、類似するユーザーにリーチできる機能ですが、最適化ターゲティングとの併用ができません。

もし最適化ターゲティングを有効化した場合、オーディエンスの拡張は自動で無効化されてしまいます。

そのため、機能の優先順位には注意しておきましょう。

ターゲットを絞りすぎると最適化の効果が薄まる

最適化ターゲティングを利用する場合、ターゲットを狭めすぎないよう注意が必要です。

ユーザーの属性を絞りすぎると、最適化の効果が薄まってしまうことがあります。

また、カスタムオーディエンスと最適化ターゲティングも相性が悪いため、有効化しないほうが良いでしょう。

最適化されるまでに時間がかかる

X広告の最適化ターゲティングを有効化した後、実際に最適化されるまでには時間がかかります。

即時反映されるわけではないため、すぐに効果測定を始めることはできません。

最適化の効果を検証する際は、数時間ほど時間を空けましょう。

まとめ

X広告の最適化ターゲティングは、有効化するだけで手動でのターゲティングが不要になります。

広告のパフォーマンス向上も期待できるでしょう。

ただし、一部機能と併用できないほか、ターゲットを絞ると最適化の効果が薄れる点に注意が必要です。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
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