LINE@(ラインアット)とは?料金や機能、配信・運用ポイントを解説

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公開日:2024/06/28

更新日:2024/06/28

LINEは国内でもユーザー数が多く、日常的に活用されているツールです。

そのため、企業はマーケティングのツールとしても活用しています。

法人や事業者向けのサービスとしてLINE@(ラインアット)というサービスがあります。

本記事では、LINE@の概要や料金、機能などを解説します。

LINEを活用したマーケティングを検討している際は、ぜひ参考にしてください。

LINE@(ラインアット)とは?

LINE@は、LINEの法人向けサービスです。

企業や官公庁などが、消費者や市民に向けて情報発信やプロモーションを行う際に適したツールといえます。

通常のLINEが個人間のコミュニケーションに使われるのに対し、LINE@はマーケティングに特化したサービスです。

LINE公式アカウントとの違い

LINE公式アカウントとLINE@は、企業や組織の規模に応じて使い分けられているサービスです。

大企業や公的機関向けのLINE公式アカウントと、中小企業や小規模店舗向けのLINE@というように状況に応じて選べます。

LINE公式アカウントは、大手外食チェーンや大手食品メーカー、全国展開のドラッグストアなどの大企業や市役所などの公的機関で活用されています。

一方、LINE@は中小飲食店やサロン、薬局、クリニックなどの小規模事業者に向けたサービスです。

また、料金プランにも違いがあります。

基本的な機能は変わりませんが、企業の規模に合わせて選べるよう、さまざまなプランが用意されています。

料金

LINE@の料金プランを表にまとめました。

プラン料金メッセージ数同時送信アカウント数主な特徴
フリープラン無料月1,000通まで制限なし多くの機能が無料で使える
ベーシックプラン月5,000円制限なし5,000人までメッセージ数の上限なし、タイムラインへの投稿や独自メニューの設定が可能
プロプラン月20,000円制限なし100,000人まで動画配信やURLへの誘導、友達属性の表示など高度な機能が使える
プロ(API)プラン月30,000円制限なし100,000人超チャット機能やアプリ管理はできないが、ステップメールの利用が可能

プランによってメッセージ数や同時接続アカウント数などに違いがあります。

LINE@(ラインアット)の機能

LINE@の主な機能も表にまとめました。

機能概要
メッセージ配信友達になったユーザーや顧客に対して、一斉にメッセージを配信。配信の事前予約も可能。
タイムライン/ホーム不特定多数のユーザーに向けて、ニュースやお知らせ情報を発信。
アカウントページLINEアプリ内に専用のホームページを持ち、ウィジェット機能でコンテンツをカスタマイズ可能。
1:1トーク個別のユーザーとLINEを使ってトークができ、問い合わせなどのやり取りが可能。
ショップカードポイントカードを作成でき、ユーザーの紛失リスクを軽減しつつ、リピート購買を促進できる。
クーポン開封数や使用数を管理画面で確認でき、認証済みアカウントのみ「COUPON BOOK」に反映される。

プランによっては一部利用できない機能もあるため、ご注意ください。

たとえば、無料プランでは一斉送信機能やリッチメッセージ機能が使えません。

LINE@(ラインアット)を配信・運用するポイント

LINE@では、さまざまな機能を活用してユーザーにアプローチできます。

しかし、やみくもにメッセージを配信しても効果を得られないでしょう。

ここからは、配信や運用時のポイントを解説します。

リアルタイムで情報を発信する

リアルタイムな情報発信が重要なのは、人々が日々さまざまなメディアから情報を受け取っているからです。

SNSやテレビ、新聞など、自社の情報を覚えてもらうのは困難です。

そのため、ユーザーが興味を持った瞬間に活用できる情報を配信する点がポイントです。

過去の情報や未来の予定ではなく「今使える情報」を配信すると、ユーザーの関心を惹きつけます。

たとえば、「先月のキャンペーンはこうでした」といった過去の情報や「来年はこんなことをします」といった先の予定は避けて「今日のお得な情報はこちら」といった即座に活用できる情報を発信しましょう。

月間2通を目安に配信する

リアルタイムな情報発信は重要ですが、配信頻度も工夫しましょう。

毎日のように情報を配信し過ぎると、ユーザーにとって煩わしく感じられ、結果的にミュートされてしまう可能性があります。

一方であまりにも配信が少ないと、自社の存在を忘れられてしまうでしょう。

そこで、月2回程度の定期的な情報配信がおすすめです。

この頻度であれば、ユーザーの記憶に留まり、必要な情報を見逃すことなく確認しやすくなります。

また、情報が流れ去ってしまうこともなく、ユーザーにとって見やすい形で提供できるでしょう。

ユーザーから意見をもらう

ユーザーからの意見を収集することは、ビジネスの成功に欠かせません。

ユーザーの生の声を聞くことで本当のニーズを把握できるからです。

まずは、普段からお客様との対話を大切にしましょう。

直接お客様に聞いて、ニーズを把握するのが一番効果的です。「夏はビールが飲みたくなる」「水着を着る夏に向けて、冬からサロンを探している」といった具体的な声は、ビジネスに活かせる貴重な情報です。

さらに、お客様に近い人々からの情報も積極的に収集しましょう。S

NSやブログなどのトレンド情報にも注目し、ニーズの変化をキャッチアップすることが重要です。

ユーザーに有益な情報を発信する

ユーザーに有益な情報を発信することが、LINE@を活用するうえで重要です。

ユーザーは、自分にとって役立つ情報を得るために、アカウントをフォローしているケースがほとんどです。

よって、キャンペーンやセール、新商品情報、クーポン、抽選などの魅力的なコンテンツを積極的に配信しましょう。

これらの情報は、ユーザーの関心を引き「また見たい」と思ってもらえるでしょう。

また、商品開発の裏話やお店の日記など、雰囲気づくりに役立つ情報も大切です。

配信回数に注意しながら、魅力的な発信を続けましょう。

まとめ

LINE@は、ユーザーに直接情報を送信できる有効なサービスです。

LINEは多くの人が日常的なコミュニケーションツールとして活用しており、マーケティングにも活かしやすくなっています。

有益な情報を配信して、ユーザーとの関係性を向上させてみてください。

その結果、集約や売上の向上につながります。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
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