Googleファインド広告とは?特徴や設定方法、活用するうえで重要なポイントをご紹介!

  • Web広告

公開日:2024/05/10

更新日:2024/05/17

Googleでは、「Googleファインド広告(Discovery Ads)」という名称の広告配信サービス・機能が提供されています。

Web広告運用者やWebマーケティング担当者は、どのようなサービス・機能なのかを正確に把握したうえで、広告の配信に活用しましょう。

本記事では、Googleファインド広告について徹底解説します。

Googleファインド広告の特徴や設定方法、活用するうえで重要なポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

Googleファインド広告とは

Googleファインド広告とは、2019年にGoogle広告に導入された機能です。

検索履歴や動画視聴履歴、Webサイトの閲覧履歴などに基づいて、個々のユーザーに適した広告がYouTube・Discover・Gmailのフィード面・広告配信枠に配信される仕組みであり、商品・サービス・ブランドの認知度の向上に役立つでしょう。

Googleファインド広告の特徴

以下、Googleファインド広告のメリットとデメリットをご紹介します。

Googleファインド広告のメリット

YouTube・Discover・Gmailを閲覧・利用している幅広いユーザーにリーチできることがメリットとして挙げられます。

また、違和感なくコンテンツに溶け込んで表示されることも魅力です。

広告に嫌悪感を持つユーザーも、自然な形で目にすることになり、興味を持ってくれる可能性があります。

なお、Googleファインド広告では、Googleが保有するデータ(各ユーザーの検索履歴や閲覧履歴)に基づいて、精度の高いターゲティングが実施されます。

Googleファインド広告のデメリット

Googleファインド広告では、マーケティング目標や予算などの設定に基づいて、自動的に最適な広告配信が実施されます。

「YouTubeだけに配信する」「モバイル端末のみに配信する」など、特定のサービス・デバイスだけに配信することはできません。

また、同じユーザーに広告を表示する回数を制限する機能「フリークエンシーキャップ」も利用できないことにご留意ください。

そのため、コンバージョンする可能性が低いターゲットに配信される場合もあります。

Googleファインド広告の設定方法

まず、Google広告の管理画面のメニュー「キャンペーン」で「+」をクリックしたうえで、さらに「+新しいキャンペーンを作成」をクリックしましょう。

次に、「販売促進」「見込み顧客の獲得」「ウェブサイトのトラフィック」「目的を指定せずにキャンペーンを作成する」を選択してください。

続いて、キャンペーンタイプとして「ファインド広告」を選択してから「続行」を押し、「キャンペーン名」「地域」「言語」「入札単価」「予算」「広告グループ名」「ユーザー属性」などを設定しましょう。

「+新しい広告を作成」をクリックしてから「+ファインドカルーセル広告、+ファインド広告、既存の広告をコピー」を選択し、ファインドカルーセル広告およびファインド広告の設定(表示させたい画像のアップロードなど)を実施すれば完了です。

Googleファインド広告を活用するうえで重要なポイント

複数の画像を用意している場合は、1つの枠に複数の画像を配信できる「カルーセル広告」を活用しましょう。

また、取り扱い商品が多い場合は、商品フィードを利用することも大切です。

Google Merchant Centerに商品データをアップロードしておけば、ユーザーに関連性の高い商品が自動的に表示されるようになるので、商品ごとに広告を作成する手間が省けます。

なお、機械学習による成果を享受するためには、データ量を充分に確保しなければなりません。

1日あたりの予算は、目標コンバージョン単価の10倍以上に設定しておくことをおすすめします。

学習期間は、「50件以上のコンバージョンが発生する期間」に設定すると良いでしょう。

キャンペーンに変更を加える場合は、学習期間が終わってからにしてください。

次の変更を加える際は、2~3週間程度待ちましょう。

まとめ

Googleファインド広告は、YouTube・Discover・Gmailのフィード面・広告配信枠に、広告を配信できる機能です。

多くのユーザーが見る箇所に広告を表示でき、Googleが保有する各種データ(各ユーザーの検索履歴や閲覧履歴)に基づいて最適なターゲットに配信される仕組みなので、自社の商品・サービス・ブランドの認知度向上や売上増を実現するために、活用を検討してはいかがでしょうか。

Web広告運用者やWebマーケティング担当者は、本記事でご紹介した設定方法や、活用するうえで重要なポイントを把握したうえで、Googleファインド広告の利用を開始しましょう。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
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