Google広告のカスタマーマッチとは?設定方法と有効活用する9つのポイント

  • Web広告

公開日:2024/06/19

更新日:2024/06/19

Web広告やWebマーケティング担当者にとって、マーケティングのROI向上は重要なミッションです。

Google広告のカスタマーマッチを活用することで、ROIの向上が期待できます。

ここでは、Google広告のカスマターマッチがどのようなものなのか、設定方法と有効活用するための9つのポイントをご紹介します。

Google広告のカスタマーマッチとは

Google広告のカスタマーマッチとは、自社が保有する顧客情報を基に、Googleのさまざまなプラットフォーム上でターゲットとなるユーザーに直接広告を配信する機能です。

この機能を活用することで、Web広告運用者はより効果的な広告キャンペーンを実施でき、マーケティングのROIを向上させることが期待できます。

そのため、Web広告運用者やWebマーケティング担当者にとって非常に有効なツールといえるでしょう。

カスタマーマッチを利用する際には、一定の条件を満たす必要があり、例えばGoogle広告の利用実績や支払い履歴などが考慮されます。

また、プライバシーに関する規制やポリシーを遵守しなくてはなりません。

カスタマーマッチの特徴

カスタマーマッチの主な特徴は、以下のとおりです。

  • 高精度なターゲティング
  • 既存顧客への再アプローチ
  • 類似ユーザーへの拡張
  • 配信除外設定

カスタマーマッチは自社の顧客データベースを使用して、Google検索、Gmail、YouTubeなどで特定のユーザーにアプローチできます。

また顧客リストに基づいて、既存の顧客に再度アプローチすることが可能です。

さらに、既存顧客に似た特徴を持つ新規顧客に対しても広告を展開できることや、既存顧客を広告の配信対象から除外もできます。

カスタマーマッチの設定方法

Google広告のカスタマーマッチを設定する場合、以下の手順で実施します。

顧客リストの作成

まず、連絡先情報(メールアドレスや電話番号など)を含む顧客リストを作成します。

このリストは、Google広告アカウントにアップロードするためのものです。

リストのアップロード

Google広告アカウントにログインし、顧客リストをアップロードします。

アップロードする際には、Googleのフォーマット要件に従ってデータを準備しなくてはなりません。

リストとキャンペーンの紐付け

アップロードした顧客リストを使用して、ターゲットとなるキャンペーンを設定します。

これにより、特定の顧客セグメントに対してカスタマイズされた広告を配信することが可能です。

キャンペーンの最適化

カスタマーマッチを活用して、既存の顧客や類似の特徴を持つ新規顧客にリーチし、広告のパフォーマンスを最適化します。

カスタマーマッチを有効活用する9つのポイント

Google広告のカスタマーマッチを活用するためには、効果的な広告キャンペーンを実施し、最大限の成果を得ることに注力することが大切です。

以下で、カスタマーマッチを有効活用するためのポイントを9つご紹介します。

ポイント1.リストを定期的に更新する

顧客データは常に変化しているため、リストは定期的に更新することが重要です。

最新の情報に基づいてターゲティングを行うことで、広告の効果を最大化できます。

ポイント2.リストのマッチ率をチェックする

アップロードした顧客リストのうち、どれだけがGoogleのユーザーデータとマッチしているかを確認します。

高いマッチ率は、広告キャンペーンの成功に直結するでしょう。

ポイント3.リストのマッチ率を改善する

マッチ率が低い場合は、データの品質を見直し、必要に応じてリストを精査または拡充することでマッチ率の向上が期待できます。

ポイント4.顧客リストをターゲットごとに分ける

異なる顧客セグメントに対して異なるアプローチを取ることで、よりパーソナライズされた広告を配信し、効果を高められます。

ポイント5.休眠顧客を掘り起こす

過去に商品を購入したが、現在は購入していない休眠顧客に対して、特定のプロモーションを行うことで、再度の購入を促すことが可能です。

ポイント6.新商品のプロモーションを行う

既存顧客に対して新商品やサービスの販売を促す広告を配信することで、顧客の関心を引き、売上の増加が期待できます。

ポイント7.類似オーディエンスを作成する

既存顧客の特徴に基づいて類似オーディエンスを作成し、新しい顧客層にアプローチすることで、新規顧客の獲得を目指します。

ポイント8.特典やキャンペーンでアプローチを行う

既存の顧客に対して特典やキャンペーンを通じてアプローチを行い、顧客のロイヤルティを高められます。

ポイント9.配信除外ユーザーとして設定する

新規顧客にのみ広告配信を行いたい場合は、既存顧客を配信除外ユーザーとして設定することで、広告の無駄遣いを防ぎます。

まとめ

Google広告のカスタマーマッチは、顧客情報を活用してターゲットユーザーに直接広告を配信する機能です。

顧客リストを作成し、Google広告アカウントにアップロードすることで、高精度なターゲティングや既存顧客への再アプローチが可能になります。

マッチ率を改善し、異なる顧客セグメントに合わせたパーソナライズされた広告を展開することで、広告キャンペーンの効果を最大化できます。

本記事の内容を参考にぜひ、ご活用ください。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://x.com/Mktg_Plus_One

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