Google広告は多岐にわたり、それぞれに適切な知識を持って運用すると効果を得られます。
しかし、我流で運用してしまえば、効果を得られないケースも多いでしょう。
そこで、おすすめなのがGoogle広告の認定資格を取得することです。
本記事では、Google広告の認定試験の概要や種類、メリット、受験手順などを紹介します。
Google広告の運用面について知識を身につけたい場合は、ぜひ参考にしてください。
この記事の内容
Google広告の認定資格とは?
Google広告の認定資格は、Google広告の知識を持つ個人に与えられる資格です。
Googleが提供する「スキルショップ」で受験できます。
なお、受験料は無料です。
Google広告の認定資格の種類
Google広告認定資格は、以下の9種類が挙げられます。
資格の取得 | 説明 |
検索広告 | Google検索広告の資格 Google検索広告に関する知識が試される |
ディスプレイ広告 | Googleディスプレイ広告の資格 Googleディスプレイ広告に関する知識が試される |
動画広告 | Googleの動画広告の資格 YouTubeと動画広告に関する知識が試される |
AIを活用したショッピング広告 | Googleショッピング広告の資格 ショッピング広告に関する知識が試される |
アプリ広告 | Googleアプリ広告の資格 アプリ広告に関する知識が試される |
測定 | Google広告の測定に関する資格 計測や指標に関する知識が試される |
クリエイティブ | クリエイティブ(Googleディスプレイ、動画、アプリなどの広告)に関する資格 Google広告のクリエイティブ全般に関する知識が試される |
オフライン販売促進 | オフラインで販売促進する知識を問う資格 |
AIを活用したパフォーマンス広告 | AI活用によるパフォーマンス広告に関する資格 |
上表のように、さまざまな認定資格があるため、知識を身につけたい広告に応じて受験を検討してみてください。
Google広告の認定資格を取得するメリット
Google広告認定資格の取得は、さまざまなメリットがあります。
そのなかから3つのメリットについて解説します。
Google広告に関する知識をアピールできる
認定資格を取得すると、Google広告に関する知識を対外的に示せます。
Web広告運用におけるスキルや実績をアピールしやすくなり、信頼性を高められるでしょう。
たとえば、個人でWebマーケティングの代行運用を行っている方にとっては、資格取得はクライアントに対して自身の専門知識を示せます。
クライアントからの信頼を得て受注の増加につなげられるでしょう。
Google Partner認定を得られる
Google Partner認定は、広告代理店や第三者企業による運用スキルと専門知識の証明です。
この認定を得るには、MCCアカウント(代理店などがクライアントのGoogle広告を管理するツール)に紐づいたユーザーの50%が認定資格者という要件があります。
また、検索広告やディスプレイ広告などのキャンペーン費用が発生する広告には、少なくとも1人の認定資格者が必要です。
Google Partner認定を得ることで、専門性の高さを顧客にアピールでき、Google Partner認定バッジを取得することも可能です。
このバッジは、専門知識と運用スキルを証明するものであり、広告代理店や第三者企業にとっては貴重な資格です。
最新情報を収集できる
認定資格の試験内容は最新情報であり、受験者にとって常に新しい情報に触れられる点がメリットです。
Google 広告の仕様や配信方法、キャンペーンの種類などは頻繁に変更されるため、最新情報を把握すると、マーケティング戦略を改善し、競争力を維持する上で役立ちます。
受験を通じて常に最新情報をキャッチアップすることで、迅速に変化に対応し、効果的な広告戦略を展開できるでしょう。
Google広告の認定資格の受験手順
Google広告の認定資格を受験する際は、以下の手順に従いましょう。
- Googleのスキルショップにアクセスし「Google広告」を選択
- 「Google広告の認定資格」を選択
- 受験したい認定資格を選択
- 選択した認定資格の「開始」をクリック
- 免責事項を確認
- 「開始する」をクリックして受験スタート
なお、受験時間は種類に問わず75分間で、合格ラインは正答率80%以上とされています。
問題数は49~50問です。
受験資格に制限等もないため、誰でも受けられる認定試験となっています。
Google広告の認定資格の勉強方法
Google広告の認定資格の合格に向けて、いくつかの学習方法を紹介します。
まずGoogleのスキルショップにアクセスし、用意された学習コンテンツを活用しましょう。
パートごとに学習時間の目安が表示されており、空き時間を有効活用できます。
学習コンテンツを2回程度学習し、その後、理解度チェックを受けるのが理想です。
理解度チェックは試験の傾向や受験者自身の弱点を確認するために有効です。
また、分からなかった部分は復習し、理解度テストに挑みましょう。
テスト後の回答内容の確認はできませんので、問題をスクショやキャプチャしておくと、再受験時の学習材料になります。
なお、不合格した場合は、24時間後に再受験ができます。合格するまであきらめずに挑戦しましょう。
Google広告の認定資格の留意事項
Google広告の認定資格は、1年ごとに更新が必要です。
つまり、有資格者であるためには毎年、受験して合格する必要があります。
とはいえ、Google広告は常に変化し、試験の内容もアップデートされます。
先述のとおり、Google広告の認定資格を持つと、最新知識と効果的な広告運用ができることを示せます。
まとめ
Google広告の認定資格は、Google広告に関する知識が問われます。
最新の内容で出題されるため、受験者は日々、情報や知識をアップデートする必要があります。
資格取得によって対外的にアピールできたりパートナー認定を受ける要件を満たしたりできます。
広告運用を取り扱う場合には、Google広告の認定試験を受験し知識を身につけることがおすすめです。
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