Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)のコンテンツキーワードターゲティングとは?メリットや設定方法などをご紹介

  • Web広告

公開日:2024/06/28

更新日:2024/06/28

Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)の「コンテンツキーワードターゲティング機能」を活用すれば、自社商品の広告を効果的に配信できるようになりますが、「単語を見聞きしたことはあるけれども、どのような機能なのか分からない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、どのような機能なのかを詳しく解説したうえで、活用するメリットや設定する流れ、注意点もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)のコンテンツキーワードターゲティングとは

YDAでは、「コンテンツキーワードターゲティング」というターゲティング手法が提供されています。

ターゲティング手法とは、キーワードを設定することにより、自社商品の広告配信先を指定する機能です。

具体的には、事前に作成したキーワードリストを選択することで、どのような内容のコンテンツに対して広告を配信するのか、あるいはどのような内容のコンテンツを配信先から除外するのかをコントロールできます。

YDAのコンテンツキーワードターゲティングの特徴

配信対象のコンテンツをターゲティングできるだけではなく、「配信先から除外するコンテンツを指定する手段」としても利用できることが特長として挙げられます。

例えば、乳幼児向け商品を取り扱う企業の場合、「育児」「幼児 教育」「ベビーベッド」などのキーワードで検索する消費者に対して広告を表示しようとお考えになるでしょう。

他方、「育児 虐待」「育児 ノイローゼ」といったネガティブなキーワードで検索する消費者に対しては広告を表示したくないかもしれません。

このような状況でコンテンツキーワードターゲティング機能を活用すれば、ネガティブなキーワードでヒットするコンテンツへの配信を除外できます。

YDAのコンテンツキーワードターゲティングのメリット

以下、活用するメリットを2つご紹介します。

配信先コンテンツをフレキシブルに調整できる

「サイトカテゴリ」を指定してターゲティングを実施する手法の場合、配信先コンテンツを細かく調整できません。

それに対し、「キーワード」を指定してターゲティングを実施する手法なら、柔軟に配信先コンテンツを調整できます。

コンテンツを閲覧しているタイミングを狙って広告を配信できる

「人」をターゲットにする手法の場合、商品に関連したコンテンツを閲覧している際に広告が表示されるとは限りません。

関連性のないページを閲覧している状況であっても、商品の広告が表示される可能性があります。

しかし、コンテンツキーワードターゲティングなら、「ユーザーが商品に関連するコンテンツ(記事など)を閲覧しているタイミング」を狙って広告を配信することが可能です。

YDAのコンテンツキーワードターゲティングの設定方法

以下は、設定の大まかな流れです。

  1. キーワードのリストを作成する
  2. ターゲティングを実施するキャンペーンおよび広告グループを作成する
  3. リストを広告グループに設定する

リスト作成方法の詳細は、「コンテンツキーワードリストの作成」で確認しましょう。

ちなみに、1アカウントあたりのリスト作成可能数は最大1,000件、1リストあたりのキーワード登録上限数は500件です(「除外専用」のリストに関しては、1アカウントあたり1件のみ作成可能で、1リストあたりのキーワード登録上限数は5,000件)。

キャンペーン作成方法に関しては、「キャンペーンの作成【運用型】」で詳細をご確認ください。

なお、キャンペーンの新規作成と同時に新規広告グループも作成可能です。

YDAのコンテンツキーワードターゲティングの注意点

以下、利用する際に注意するべき点を2つご紹介します。

システムから提示されるキーワードしか設定できない

YDAのコンテンツキーワードターゲティングでは、任意の単語を自由に指定できるわけではありません。

あくまでも「キーワード候補」としてシステムから提示される語句しか選択・設定できないことを認識しておきましょう。

Yahoo!JAPANの一部サービスにしか配信されない

Yahoo!JAPANの一部サービス(Yahoo!ニュース、Yahoo!ファイナンスなど)の掲載面のみが配信先とされることにご留意ください。

また、広告の配信先から除外されるのは、Yahoo!JAPANの一部サービスのみです。

コンテンツキーワードターゲティングに対応していない掲載面には表示されてしまいます。

まとめ

Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)のコンテンツキーワードターゲティング機能を活用すれば、自社商品の広告を効果的に配信できます。

キーワードを指定して、広告を配信したいコンテンツや配信先から除外したいコンテンツをコントロールすることが可能なので、活用を検討してはいかがでしょうか。

なお、本記事では大まかな設定方法のみご紹介しましたが、Yahoo!広告ヘルプに詳細な手順が掲載されているので、ぜひ参考にしてください。

リスティング広告チェックリストを無料配布中!

リスティング広告チェックリストをPDF形式で無料でダウンロードいただけます。広告代理店が教えるリスティング広告の基礎を使ってあなたのビジネスの集客アップにご活用ください。

執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://x.com/Mktg_Plus_One

この記事のキーワード

scroll to top TOP