電車広告の効果は?種類や期待できる効果について解説します

  • 電車広告

公開:2023/03/28

更新:2023/05/30

電車に乗ると、あらゆる広告が目に入ります。

その種類にはさまざまなものがあり、目的や期待する効果ごとに使い分けると有効な販促につながるでしょう。

この記事では、電車広告の効果や種類について解説します。

電車広告の種類にはどんなものがある?

まずは電車広告の種類について、概要と期待できる効果を解説します。

【中吊り広告】

  • 掲載方法:車内天井からポスターを吊り下げて掲示する
  • メリット:視認性に優れており、多くの人の目に触れやすい
  • 効果:全国の路線で掲示されており、もっとも知られている電車広告の種類。単線での広告利用も可能になっており、エリアを絞り込んでプロモーションを行える

【窓上広告】

  • 掲載方法:車内の窓上部にポスターを掲示する
  • メリット:網棚の付近に掲示するため、視認性に優れている
  • 効果:一度気になった広告は、最後まで読んでもらえる可能性が高く、電車に座らずに乗った人へのアプローチが効果的

【ドア横・ドア上広告】

  • 掲載方法:ドアの脇にポスターを掲示する
  • メリット:車内で密集度の高いドア付近は、乗客の目に入りやすい
  • 効果:短期~中期的なアプローチによく利用されている。短期PRにはドア横、中期PRにはドア上広告を検討するとよい

【つり革広告】

  • 掲載方法:車内のつり革部分に掲示する
  • メリット:掲載できるサイズが小さくても強い訴求力がある
  • 効果:社名やロゴ、商品名などを掲示するのが一般的。ほかにも、QRコードの掲載ができる場合もある。広告を見て気になった人を次のアクションへ導ける

【電車内ビジョン】

  • 掲載方法:車内のディスプレイに映像や動画を流せる
  • メリット:動画を流すことでより広告の表現の幅を広げられる
  • 効果:広告へたどり着くまで天気予報やニュースなどを放送している場合があり、乗客の関心を集めた状態からプロモーションできる

電車広告で得られる3つの効果

電車広告で得られる効果には、以下の3つが挙げられます。

  • 人目に触れやすい
  • 信頼性のアピール
  • 覚えてもらいやすい

電車広告には、ほかの媒体にはないメリットが豊富です。

ターゲット層やエリアを絞り込んでのアピールにも効果的だといえます。

ここでは電車広告を出稿することで得られる効果についてそれぞれに分けて解説しますので、見ていきましょう。

1.人目に触れやすい

電車にはたくさんの人が乗るため、幅広いターゲット層に対してプロモーションできます。

車内の天井や窓、ドア付近など広告が目に触れる機会が多く、自社商品の認知度を高めることに最適です。

また、一般的に乗客は同じ場所にい続けるため、目に入った広告をじっくり読んでくれる可能性が高いといえます。

そのため、商品やサービスについての説明を詳細に記載しても通読してもらいやすい傾向があります。

2.信頼性のアピール

電車広告は、長年利用されてきました。

そのため、電車広告へ出稿すると企業の信頼性をアピールすることにもつながります。

電車広告を出稿するには厳正な審査を通過しなければなりません。

つまり、電車広告を出稿すると信頼感を高める効果が見込めるでしょう。

購買層以外にも、広告を目にした人に信頼性をアピールすることにもつながり、企業ブランディングにも有効です。

3.覚えてもらいやすい

通勤・通学で電車に乗る人は、毎日同じ時間帯の電車を利用します。

さらに、利用する車両も同じ可能性が高いといえるでしょう。

掲示されている広告を繰り返し見ることで、広告の内容を覚えてもらえる効果を期待できます。

Webサイト閲覧時に出てくる広告は利便性を損なうため、嫌悪感を与えてしまうかもしれません。

しかし、電車広告においては広告を目にするのは当たり前の光景です。

そのため、気分を害することなく何度も広告を見てもらえます。

まとめ

電車広告の種類やそれぞれのメリット、期待できる効果について解説しました。

電車広告は、自然とターゲット層に自社サービス・商品を訴求できる手段のひとつです。

掲載できる場所や種類も豊富にあるため、目的に応じて使い分けると効率的なプロモーション活動を期待できるでしょう。

電車広告の効果を理解して、販促活動に取り入れてみてください。

最後に電車広告からの行動喚起率などを調査したアンケートデータをご紹介します。

無料で閲覧出来るので是非参考にしてみて下さい。

⇒ 電車広告に関する調査

最後までお読みいただきありがとうございました。

執筆者

光田直史

高校卒業後、地元の運送業界や不動産業界に従事し、以後8年をIT企業の製造部門で勤務。事業部長と内部監査室長も兼任した。
その経験を活かし、2020年よりライターとして活動開始。
ビジネス、金融、IT、マーケティング、不動産、農業など複数ジャンルでの記事執筆を手がけている。

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