Google広告の画像アセットとは?メリットや設定方法、ポイントを徹底解説

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公開日:2024/05/29

更新日:2024/05/29

「Google広告の運用で成果を向上させたい!」と考える方は多いのではないでしょうか。

Google検索広告の運用では、クリック率向上のために画像アセットの活用がおすすめです。

しかし、実際にどのように設定すればよいかわからない場合もあるでしょう。

本記事では、画像アセットの概要から設定方法、ポイントまで解説します。

画像アセット初心者の方にもわかりやすい内容となっているので、活用方法がイメージしづらかった方はぜひ参考にしてみてください。

Google広告の画像アセットとは?

画像アセットとは、Google検索広告において商品やサービスに関連した画像を表示できる機能です。

Google広告の画像表示オプションであり、テキスト広告を補う役割があります。

画像アセットの要件

画像アセットを利用するには、以下の要件を満たす必要があります。

  • アカウントの開設から 60 日以上が経過している。
  • アカウントでこれまでポリシーに準拠してきた実績がある。
  • アカウントに有効なキャンペーンがある。
  • アカウントで運用中のテキスト広告があり、検索キャンペーンで過去 28 日以上にわたって費用が発生している。
  • アカウントのカテゴリまたはサブカテゴリが対象である。一部のデリケートなカテゴリまたはサブカテゴリ(例: 性的なコンテンツやギャンブル)は、画像アセットとしては使用できません。
画像アセットのフォーマット要件

画像アセットを利用する前に、以上の要件を確認しておきましょう。

画像アセットのメリット

画像アセットを活用すると、クリック率の向上や検索広告以外への配信などのメリットがあります。

主なメリットを2点に絞って解説します。

クリック率の向上につながる

まずはクリック率の向上があげられます。

画像アセットを利用すると、商品写真やサービスのイメージ画像を表示できるため、ユーザーの興味や関心を惹きつけやすくなります。

文字情報だけでは伝わりづらい商品やサービスの魅力を、画像を通じてアピールで点が大きなメリットです。

Googleは画像アセットを使用すると平均6%、クリック率が上昇すると発表しています。

検索広告以外に配信されることがある

画像アセットを利用すると、検索パートナーネットワークを通じてYouTubeの検索結果ページにも広告が配信できるようになります。

YouTubeの検索トラフィック自体が非常に大きいため、ここにリーチできれば、商品やサービスの認知度を大きく高められるでしょう。

特に動画との親和性が高いサービスや若年層への訴求効果を狙う場合には効果を発揮します。

ただし、YouTubeの利用者はGoogle検索とは異なる傾向もあるため、単純に同じ広告を流すのではなく、プラットフォームの特性に合わせた最適化が必要です。

興味関心事の違いや視聴スタイルの違いなどに注意することが大切です。

画像アセットの設定方法

Google検索広告で画像アセットを設定する流れを簡単に解説します。

  1. 広告管理画面の「広告とアセット」より「アセット」を選択
  2. そこから「+」をクリックし「画像」を選択
  3. 画像を表示させたいキャンペーンや広告グループを指定
  4. アップロードしたい画像ファイルを選択(1:1の正方形画像に加え、横長画像も設定可能)

アップロード後は画像のトリミングやサイズ調整を行えます。

トリミング枠をドラッグして希望の範囲を切り抜いたり、拡大・縮小したりすることも可能です。

プレビューで画像が適切に表示されるか確認しつつ、編集内容を保存していきます。

配信スケジュールの詳細設定も可能で、期間や曜日・時間帯を指定して、戦略的な配信が行えます。

画像アセット利用時のポイント

画像アセットを利用する際は、いくつか注意したい点があるため、注意点を確認して効果的な広告配信につなげましょう。

広告ポリシーを守る

画像アセットを利用する際もGoogle広告と同様の審査がありますが、以下の点に触れると審査に通過しません。

  • 画像に文字やロゴなどを重ねている
  • 空白が多い画像
  • コラージュ画像
  • 不鮮明な画像
  • 切り抜き方に問題がある画像
  • ヌードなどの性的描写

以上の禁止項目に触れない画像を用意しましょう。

横向きの画像も登録する

Google検索広告の画像アセットでは、基本的に正方形の1:1画像が必須となりますが、横長1.91:1の画像も任意で設定できます。

この横長画像は、元画像自体が600×314ピクセル以上必要です。

そのため、十分な画素数がある大きな画像であれば、画像アセット設定画面上でトリミングが可能です。

伝えたい主題(メッセージ)の判別可能な程度のトリミングであれば、余計な背景をカットすることで視認性が高まります。

商品カットや文字情報など、伝えたいポイントに焦点を当てられるので、トリミング機能の利用も検討しましょう。

過度なトリミングは逆効果にもなりえますが、適度な範囲での切り抜き処理は視覚面からも効果的です。

動的画像アセットも使用する

動的画像アセットは、Google検索広告において、事前に画像を用意することなく自動で関連画像が表示される機能です。

この機能をオンにすると、設定したランディングページからシステムが主要な画像を抽出し、テキスト広告の横に表示してくれます。

ただし、表示される画像の選択肢が限られます。

動的画像アセットを利用していても、事前にアップロードした画像アセットがある場合はそちらが優先的に表示される仕組みです。

そのため、意図した画像のみを配信したい場合は、手動設定の画像アセットを使うことをおすすめします。

まとめ

画像アセットを活用すれば広告効果が向上します。

また、適切な画像選定とトリミング、動的画像も併用するとクリック率とコンバージョンの最適化が図れます。

商品写真やロゴなど、自社の訴求ポイントを捉えた画像を戦略的に設定しましょう。

理想的な画像アセットを設定するためにも、ぜひ実践してみてください。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://x.com/Mktg_Plus_One

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