LINE広告の画像クリックオーディエンスとは?作成方法や有効活用するポイント、運用時の注意点を解説

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公開日:2024/06/21

更新日:2024/06/21

Web広告やWebマーケティングを運用する場合、LINE広告のコンバージョン率やROIの向上が重要なミッションです。

そのためには、自社の商品やサービスを利用してくれる顧客の情報を正確に把握しなくてはなりません。

LINE広告の画像クリックオーディエンスを活用することで、自社のターゲットになりうる顧客に効果的なアプローチが可能になります。

ここでは、LINE広告の画像クリックオーディエンスの概要や設定方法、有効活用するポイント、運用時の注意点について解説します。

LINE広告の画像クリックオーディエンスとは

LINE広告の画像クリックオーディエンスとは、LINE上で表示される広告画像をクリックしたユーザーを対象にオーディエンスリストを作成できる機能です。

広告の画像やテキスト、アクションボタンなどに対するクリックアクションを参照し、興味を持っている見込み客のリストを作成できます。

これにより、自社の商品やサービスに興味があると思われるユーザーに対して、より効果的にアプローチすることが可能になります。

また、LINE広告の画像クリックオーディエンスを活用することで、広告の反応が良かったユーザーをターゲットにした再マーケティングが行え、コンバージョン率の向上につながる可能性が高いです。

さらに、類似の特徴を持つ新規ユーザーへの配信拡大にも利用できます。

LINE広告の画像クリックオーディエンスの作成方法

LINE広告で画像クリックオーディエンスを作成する方法は、以下のとおりです。

1.広告アカウントにログインします。

2.広告マネージャー画面の左側にあるメニューから「共通ライブラリ」を選択し、「オーディエンス」をクリックします。

3.オーディエンス一覧ページで「+オーディエンス作成」をクリックします。

4.オーディエンス作成の選択肢から「画像クリックオーディエンス」を選びます。

5.オーディエンス名を入力し、対象となる広告の画像を選択します。

6.リターゲティング期間(画像をクリックしたユーザーをリストに保持する期間)を設定します。

7.その他のオプションを選択し、必要に応じてフィルターを設定します。

8.すべての設定が完了したら、「保存」をクリックしてオーディエンスを作成します。

以上の操作により、特定の広告画像をクリックしたユーザーのリストが作成され、これらのユーザーをターゲットにした再マーケティングが可能になります。

また、作成したオーディエンスは、LINE広告のさまざまな広告商品と組み合わせて使用することが可能です。

LINE広告の画像クリックオーディエンス有効活用するポイント

LINE広告の画像クリックオーディエンスを運用する場合、以下のポイントを押さえることが重要です。

  • キャンペーンの分割
  • 類似配信の活用
  • キャンペーンの最適化
  • ターゲティングの精度向上

それぞれの内容を確認しておきましょう。

キャンペーンの分割

訴求軸ごとにキャンペーンを分けて広告を配信することで、ユーザーの興味に応じたオーディエンスリストの作成が可能です。

例えば、価格の安さを訴求するキャンペーンと機能性を訴求するキャンペーンを分けて実施することで、それぞれのユーザーの関心に合わせた広告を提供できます。

類似配信の活用

画像クリックオーディエンスをもとに、類似の特徴を持つ新規ユーザーへの広告配信を行います。

これにより、既存のオーディエンスに似た新しい顧客層を開拓することが可能です。

キャンペーンの最適化

キャンペーンを細分化しすぎないように注意し、自動入札の最適化に必要なコンバージョンデータを確保することも重要です。

適切なデータ量を維持することで、全体の成果を最大化できます。

ターゲティングの精度向上

特定のオーディエンスを指定する際は、年齢・性別などでターゲティングを絞りすぎないようにしましょう。

推定オーディエンスサイズは、1,000以上になるように設定することがポイントです。

LINE広告の画像クリックオーディエンス運用時の注意点

LINE広告の画像クリックオーディエンスを運用する際の注意点は、以下のとおりです。

キャンペーンの過度な分割を避ける

キャンペーンを細分化しすぎると、最適化に必要なコンバージョンデータが十分に蓄積されない可能性があります。

この場合、全体の成果が低下する恐れがあるため、必要以上にキャンペーンを分けないように注意が必要です。

コンバージョンデータの確保

自動入札の最適化には、広告グループ単位で約40件のコンバージョンデータが必要とされています。

訴求軸ごとにオーディエンスリストを作成する場合は、このデータ量を担保した上でキャンペーンを分割することが重要です。

画像クリックオーディエンスの適切な作成

画像クリックオーディエンスを作成する際は、正しい手順に従って設定を行うことが大切です。

設定手順を誤ると、エラーが発生する可能性があるため、正確な操作を心がけましょう。

まとめ

LINE広告の画像クリックオーディエンスは、広告画像をクリックしたユーザーを対象にしたオーディエンスリストを作成する機能です。

これにより、興味を持つ見込み客に効果的にアプローチできます。

作成方法は、広告アカウントからオーディエンスを選択し、画像クリックオーディエンスを設定することで可能です。

有効活用のポイントには、キャンペーンの分割、類似配信の活用、最適化、ターゲティングの精度向上があります。

運用時は、キャンペーンの過度な分割を避け、正しい設定手順を守ることが重要です。

本記事の内容を参考に、実践してみてはいかがでしょう。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://x.com/Mktg_Plus_One

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