この記事の内容
Microsoft広告とは
Microsoft広告は、インターネット上の検索エンジンに表示される広告です。Google広告がGoogle検索エンジンに表示されるのと同様に、Microsoft広告はBing、Yahoo!検索上に表示されます。広告費はクリック単価（CPC）方式で決まります。
掲載メニューについて
Microsoft広告では、さまざまな広告メニューが提供されています。
1.検索広告：検索結果ページに表示されるテキスト広告です。ユーザーが検索キーワードに関連する広告を見ることができます。
2.オーディエンス広告：Bingネットワーク内の提携サイトに表示されるテキスト広告や画像広告です。ユーザーが関心を持ちそうな記事やコンテンツの周囲に表示されます。
3.ショッピング広告：商品情報や価格、画像が一覧表示される広告です。消費者に直接的に商品を訴求できます。
4.動画広告：Bingネットワーク内の動画コンテンツに挿入される広告です。視聴者の関心を引き付けるために動画コンテンツを活用できます。(日本は未対応)
掲載面について
Microsoft広告は、BingやYahoo!といった検索エンジンと提携しています。これらの検索エンジン上で広告が表示され、ユーザーの検索結果に合わせて最適なタイミングで広告を表示させることができます。
現在Microsoft広告に出稿すると、YahooとBingの掲載面に広告が表示される仕様ですが、最終的にはBingのみに表示される仕様になる予定です。(明確な時期は不明)
そのため入札オークションにてYahooの広告と競合しクリック単価が上がる懸念がありますが、この点は競合しない仕様となっておりますのでご安心ください。
ターゲティング機能について
Microsoft広告は、広告を表示させる対象を絞り込むためのターゲティング機能を提供しています。
1.地域ターゲティング：特定の国、地域、市区町村、郵便番号に広告を表示させることができます。
2.デバイスターゲティング：PC、スマートフォン、タブレットなどのデバイスに広告を表示させることができます。
3.オーディエンスターゲティング：ユーザーの属性や興味・関心に応じて広告を表示させることができます。これにより、ターゲットとする顧客層に合わせた広告を展開することが可能です。
4.時間ターゲティング：曜日や時間帯によって広告の表示を制御することができます。これにより、広告の効果が高いとされるタイミングに集中して広告を表示させることができます。
5.リマーケティング：GoogleやYahooと同様に過去にウェブサイトを訪問したユーザーやアプリを利用したユーザーに対して、広告を表示させることができます。これにより、再度関心を持ってもらえる可能性が高まります。
特徴
1.競合が少ない：Google広告と比較して競合が少ないため、CPCが低く抑えられることが多いです。これにより、予算を効果的に活用することができます。
2.BtoB商材と相性がいい：Bingに掲載されるため、PCで検索するビジネスマンへのアプローチがしやすい媒体となっております。そのため現時点では、BtoCというよりはBtoB商材に向いている媒体といえます。
3.ショッピング広告に出稿が可能：商品情報を直接的に訴求できるショッピング広告が利用できます。ショッピング広告については検索エンジン上ではGoogleショッピング広告のみしかありませんでしたが、Microsoft広告にてショッピング広告の掲載が可能となり、検索エンジン上の新たなショッピング広告となりました。
4.豊富なCTA
検索広告においてGoogle広告では広告文の横に画像を表示したり、新たなリンク先を表示したりすることができますが、Microsoft広告はその機能に加えてさらに表示できることが豊富です。具体的には広告文の横に画像と動画も設定ができたり、CTA(行動喚起)のボタンを表示させたりすることができます。この機能はGoogle検索広告やYahoo検索広告にはない機能となり、Microsoft広告のみでしか利用できない機能のため注目されております。
リスティング広告チェックリストを無料配布中！
リスティング広告チェックリストをPDF形式で無料でダウンロードいただけます。広告代理店が教えるリスティング広告の基礎を使ってあなたのビジネスの集客アップにご活用ください。
