運用型広告の選び方!仕組みや種類、運用ポイントも解説

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公開日:2024/05/29

更新日:2024/05/29

「運用型広告の選び方がわからない…」運用型広告への出稿を検討した際に、上記のような悩みを持つ場合があります。

運用型広告と一言でいってもさまざまな種類があり、自社に合うかどうかを見極めなければなりません。

本記事では運用型広告の選び方を解説します。

さまざまな運用型広告の特徴や運用ポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

運用型広告とは?

運用型広告は、予算や目的に合わせて最適な掲載枠に広告が出稿されます。

オークション形式で広告を配信する仕組みであり、入札者の中から選ばれた広告が配信される流れです。

純広告のように掲載期間や表示回数、掲載枠が保証されているわけではありませんが、運用次第でより効果的な配信が可能です。

近年はスマートフォンやタブレットなどのユーザーと接点を作るため、テレビCM以外の媒体でも運用型広告が注目されています。

運用型広告の種類と特徴

運用型広告には、さまざまな種類があり、それぞれで特徴が異なります。

ここではリスティング広告やSNS広告などを中心にご紹介します。

リスティング広告

リスティング広告は検索キーワードに応じて表示される広告です。

検索結果に表示されることから、商品やサービスへの関心が高いユーザーに効果的にアプローチできるのがメリットです。

検索意図とマッチした情報を示すことができるため、コンバージョン率の向上も期待できるでしょう。

一方で競合他社との入札競争が激しく、高コストになる可能性があります。

また、運用には専門性が求められ、最適なキーワード選定や入札価格の設定、ランディングページの作成など、コストと手間がかかります。

ディスプレイ広告(GDN・YDN

GDNやYDNは、GoogleやYahooがそれぞれ提供する多様なメディアにバナー広告を配信できるプラットフォームです。

YouTubeやGmail、Yahoo知恵袋などのサイトが含まれ、幅広い層への露出が期待できます。

ただし、特定のサイトや位置を指定して掲載することはできず、オークションに基づいて配信される点に注意が必要です。

たとえば「旅行好き」を対象とした場合、検索履歴やブラウジング動向から旅行に高い関心があると判断されたユーザーや、旅行関連コンテンツを閲覧しているサイトへの配信を優先的に行う、といった運用ができます。

Meta広告(Facebook・Instagram)

Meta広告は、FacebookやInstagramのSNS広告で、両プラットフォームをまたいで配信できる広告です。

Instagramの投稿やストーリーなど、配信面もそれぞれに違いがあるため、効果的な露出が期待できるでしょう。

最大の特徴は、年齢や性別に加え、学歴や婚姻状況などの個人属性情報に基づいた、きめ細かなターゲティングができる点です。

登録時の任意入力項目が多いFacebookならではの強みといえます。

LINE広告

LINE広告は、LINEアプリ内(ニュース面やタイムライン面など)に表示させられる広告です。

コミュニケーションツールとして日常的に使用している層に、効果的に訴求できるメリットがあります。

ニュースフィードやタイムラインに掲載されるバナー広告をクリックしてもらい、サイトへ誘導するほか、公式アカウントの友だち登録を促進するプロモーションも可能です。

年齢層の幅が広く、利用率の高さが大きな魅力といえます。

自社のターゲットにLINEユーザーが多いと見込めるならば、広告運用の一環として検討する価値は十分にあるでしょう。

X広告(旧Twitter広告)

X広告は、Xのタイムライン面などに表示させられる広告です。

ユーザーのポスト(投稿)から興味関心を推定しターゲティングできる点や、リツイートによる二次拡散が期待できる点などがメリットです。

投稿内容は本音が出やすいため、ニーズ把握しやすい面もあります。

また、リツイートは追加コストなしに興味を持ってもらえるユーザーを増やせます。

運用型広告の選び方

さまざまな運用型広告から、自社に最適な広告を選ぶ方法を解説します。

ターゲットに合わせた媒体を選ぶ

まずはターゲットがどの媒体を使用しているかを把握しましょう。

具体的には、SNSの利用実態や年齢構成、地域、興味関心などのデータを詳しく把握することです。

自社の商品やサービスに興味を示しやすいユーザー層を反映したプラットフォームを選ぶことが重要です。

たとえば、若年層が多いTikTokやInstagram、中高年層が多いFacebookなど、それぞれの媒体が持つ特性を理解することが必要です。

出稿目的と予算を決める

次に出稿目的と予算規模を明確に決定します。

サイト誘導、アプリダウンロード、リード獲得など、具体的な目標を設定し、それに応じた広告形式を選びます。

たとえば、コンバージョンを目的とする際は、投稿型SNSよりもユーザーが特定の情報を検索するリスティング広告が向いています。

達成目標に合わせた適正な予算を算出し、無駄のない広告運用を心がけましょう。

競合他社の出稿を分析する

同業他社の運用状況の調査も欠かせません。

特定の「キーワードで入札競争が激化していないか」「主要媒体への出稿状況はどうか」などを確認すると、自社の広告戦略において差別化ポイントを見つけられるでしょう。

たとえば、競合が多いキーワードを避け、ニッチな市場を狙うことで、より効果的な広告運用が可能です。

運用型広告で成果を出すポイント

運用型広告の運用で成果を出すためには、クリエイティブの質を高めることが挙げられます。

視覚的魅力が高く説得力のあるデザインにして、効果的なコピーを決めると訴求力が高まります。

さらに適切な入札価格の設定と、データを基にした改善を繰り返していくことが欠かせません。

設定した目標に対して、測定可能なKPIを設定することもポイントです。

定期的に達成度を確認し、その都度、改善すると効果を得やすくなるでしょう。

まとめ

運用型広告は、さまざまな種類があり、自社に適するものがどれなのか悩むものです。

それぞれの特徴を踏まえて、費用対効果が期待できる広告を選びましょう。

また、広告を出稿すれば結果が出るわけではないため、常にPDCAサイクルを回して出向内容を改善していくことが重要です。

本記事の内容を参考にしながら、自社に合う運用型広告を選びましょう。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
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