世界最大級のビジネス特化SNS LinkedInとは?広告の特徴や活用法も解説

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公開日:2024/05/30

更新日:2024/05/30

LinkedInは世界最大級のビジネスSNSで、日本でも利用者が数多くいます。

今後も成長が期待されるサービスであり、広告配信の側面からも注目されています。

そこで今回は、LinkedInとはなんなのか、LinkedIn広告の特徴や活用法について解説します。

LinkedInとは

LinkedInとは、「実名」および「顔出し」が原則のプロフェッショナルが集まるビジネス用SNSです。

2023年5月に20周年を迎え、人脈づくりやキャリアプランニングなどに活用しやすいツールであることから、9億3000万人を超えるビジネスパーソンが利用しているといわれています。

似たようなサービスとしてFacebookがありますが、LinkedInはビジネスに特化していて、ユーザーは実名顔出しだけでなく、学歴・職歴・資格・スキルなどさまざまな情報を登録して、名刺交換するように「つながり申請」しています。

LinkedIn広告の特徴

LinkedInはビジネス用として独自性のあるSNSです。

そんなLinkedInに出せるLinkedIn広告にはどのような特徴があるのでしょうか。

少額から出稿できる

LinkedIn広告は、PPC(クリック課金型)の広告です。

ユーザーが広告に対してアクションをすることで料金が発生します。

そのため、広告費の無駄が発生しにくく、効率よくCVにつなげられるのが特徴です。

また、LinkedIn広告は、1日800円からの少額出稿ができるのも大きな特徴です。

SNSに広告を出したいけど予算が少ない……という企業でも、LinkedInならば気軽に出稿できます。

もちろん、大企業であっても費用対効果の高い広告は重要ですから、アクションに応じて課金されるLinkedInは有用であるといえます。

ターゲットを絞り込みやすい

ターゲットを絞り込みやすいのもLinkedIn広告の特徴です。

LinkedIn広告では、ユーザーの登録しているプロフィールに基づいてターゲティングできます。

たとえば、以下の項目が設定可能です。

  • 会社
  • 職務経験
  • 学歴
  • 関心と特徴
  • デモグラフィック

たとえば、「◯◯大学◯◯部出身で◯◯のスキルを持ち、◯年以上の職務経験がある男性」と、ピンポイントのターゲットに広告配信できます。

LinkedIn広告の種類

LinkedIn広告の種類は4つです。

それぞれの特長を活かして自社の商品・サービスにあった広告を運用すると、効率を高められます。

スポンサードコンテンツ

ユーザーのフィード画面に表示できる広告で、「シングル画像広告」「動画広告」「カルーセル画像広告」「イベント広告」の4つのフォーマットを利用できます。

複数フォーマットを利用できるため、幅広い目的で利用できる広告です。

スポンサードInMail

スポンサードInMailは絞り込んだターゲティングのインボックスに直接配信できる広告です。

広告であるため、メッセージは埋もれることがありません。

インボックス内でも目立つ位置にて表示され、開封率も高いのが特徴です。

利用できる広告フォーマットは、オーディエンスにメッセージを送る「メッセージ広告」、会話シナリオを設定できる「会話型広告」の2種類があります。

絞ったターゲットに対して直接アプローチできて開封率が高いため、CV獲得に向いています。

ダイナミック広告

ダイナミック広告は、ユーザーのプロフィールに基づいてカスタマイズ化された広告を表示できるものです。

ユーザーごとにカスタマイズ、つまりパーソナライズ化されていることで、特別感を提供できます。

ダイナミック広告を活用することで、ブランド認知の向上やプロモーション、リードの創出といった目的を達成しやすいでしょう。

テキスト広告

テキスト広告とは、テキストとともに小さな画像でできた広告で、フィード画面の上部やサイドに表示できます。

精度の高いターゲットにリーチできるだけでなく、PPCやCPM方式であるため、費用を無駄にすることもありません。

LinkedIn広告でおさえるべき活用ポイント

LinkedIn広告は、ターゲティング精度が高いことが特徴です。

ターゲットへ正確にリーチできる強みを活かすためにも、以下の活用ポイントを参考にしてみてください。

ペルソナを詳細に定める

LinkedIn広告は、特定の業界や特定の層に向けてリーチできます。

より精度を高めるためにも、まずは自社サービスに興味を持つペルソナを具体的に設定していきましょう。

目的をペルソナの行動フェーズに合わせて設定する

LinkedIn広告では、目的設定を詳細に行えます。

より精度を高めるためにも、ペルソナがどのようなフェーズにいるのか考えることが大切です。

たとえば、関連するものに興味があるものの、まだ自社について知らないのであれば、商品やサービスを検討する段階にいないと考えられます。

そのような潜在顧客に対しては、自社サービスを認知してもらうことを目的として設定しましょう。

KPI設定をする

適切なKPI(重要業績評価指標)をしないと、PDCAは正しく回せません。

広告パフォーマンスを高めるためにも、適切にKPI設定をしましょう。

コンテンツを作成する

広告クリエイティブを作成する場合、「ペルソナが求める価値」を具体的に想定することが重要です。

たとえば、ただ自社製品を売り込むだけではペルソナには響きません。

ペルソナは製品がほしいのではなく、課題解決の手段という価値を欲しています。

広告クリエイティブを作成する場合は、その価値を提供することを第一に考えましょう。

企業ページを充実させる

企業ページを充実させることも大切です。

せっかく自社に興味を持ってもらっても、ホームページやLPが充実していなければ、「どんな企業・商品なのかわからない」として関係構築が困難になります。

広告配信する前に、企業や商品のページを充実させましょう。

まとめ

今回は、LinkedIn広告について解説しました。

LinkedInは世界最大級のビジネス専用SNSです。

そんなLinkedIn広告では精度の高いターゲッティングができるため、うまく活用すれば、効率よく成果につなげられます。

本記事を参考に、ぜひチャレンジしてみてください。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://x.com/Mktg_Plus_One

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