新型コロナウイルスが蔓延するなか、学生生活も大きく変化しました。
本記事では、コロナ禍における学生生活のよかったこと・悪かったことをそれぞれ紹介します。
実際の学生の声を参考にしたい方はチェックしてみてください。
この記事の内容
コロナ禍の学生生活でよかった3つのこと
コロナ禍の学生生活でよかったとされることとして、以下の3つが多く聞かれます。
- 趣味や資格取得に使える時間が増えた
- 学修方法の選択肢が広がった
- 就活における手間が減った
オンラインを利用した授業や就活が増えており、時間を有効活用している学生も増えています。
それぞれに分けて詳しく解説しますので、チェックしてみてください。
1.趣味や資格取得に使える時間が増えた
授業によってはオンラインのほうが効率的に進められ、時間短縮につながるとの声が多く聞かれます。
また、大学へ向かうための通学時間も必要ありません。
そのため、授業や課題を効率よくこなし、時間を作り出すようなスケジュールを組めれば、趣味を楽しむ時間や資格の勉強などに充てられます。
自分の時間を増やすことにつながっているといえるでしょう。
実際に、自宅学習で語学に関する資格を取得した人もいます。
2.学修方法の選択肢が広がった
授業形態が対面・オンライン併用の大学が増えており、学修方法の選択肢が広がったとの意見もあります。
授業によっては対面かオンラインかを学生が選べる場合も増えているそうです。
そのため、学修方法の自由度が高まり、資格勉強やインターン、ボランティアに使える時間を増やすことにつながります。
また、ゼミによってはオンラインのほうが周りの空気に影響されることが少なく、発言しやすい人も一定数いるようです。
3.就活における手間が減った
就活における手間が減ったとの声も聞かれます。
以前の就活には、リクルートスーツを着たり、慣れない革靴を履いたりとネガティブなイメージを持つ学生も少なくありませんでした。
一方、コロナ禍の就活では、スーツを着る機会もほとんどなく、リアルでのイベントよりもオンラインで済むことが増えています。
従来の就活に対するネガティブなイメージや、就活の手間が大きく減っている傾向にあることがよくわかる意見です。
コロナ禍の学生生活で悪かった3つのこと
コロナ禍の学生生活で逆に悪かったとされることには、以下の3つが挙げられます。
- 対面による学習機会が減少した
- 友人との交流機会が減った
- アルバイトによる収入が減少した
自宅にいながら授業ができるようになった反面、リアルでのつながりや収入面で不安を覚える学生が増えたようです。
それぞれに分けて詳しく解説します。
1.対面による学習機会が減少した
オンラインでの授業機会が増えることによって、対面による学習機会が減少しています。
先に紹介した時間短縮につながる一方、レポートなどの課題が増えることや、対面でないと理解しづらい、同級生と一緒に授業を受けられないことなどが不満との意見も増えています。
自分のペースで学習するよりも、授業を聴きながら勉強するほうが得意な学生にとって、大きなデメリットとなるでしょう。
2.友人との交流機会が減った
学内への立ち入り制限などの影響で、友人との交流機会が減ったという悩みを抱えている学生も増えています。
特に、新生活を迎えたばかりの新1年生によく見られる傾向です。
入学式や大学祭などのイベントも、相ついで規模縮小や中止を余儀なくされていますし、サークル活動など授業以外の交流の場も減少傾向にあります。
そのため、友人や教職員との交流機会は、従来よりも大きく減っています。
3.アルバイトによる収入が減少した
アルバイトによる収入減少から、経済的な悩みを抱える学生も増えています。
学費の納入だけでなく、普段の生活にも大きな影響を及ぼしている場合も少なくありません。
この背景には、新型コロナウイルス感染拡大予防のため行われた行動制限に関連して、アルバイトの勤務時間減少や、仕送りが少額になったことなどが挙げられます。
まとめ
コロナ禍における学生生活でよかったこと・悪かったことをそれぞれに分けてご紹介しました。
オンラインでの授業が増えるなか、時間効率がよくなることにメリットを感じる学生が増えています。
しかし、リアルでの交流機会が減少傾向にあり、そのことについて不満を感じている学生もいるようです。
最後に実際の学生に行ったインタビュー動画をご紹介します。
コロナ禍の学生生活の実態と本音が聴けます。
⇒ 早稲田大学生へインタビュー「早大生に聞いた、コロナ禍の学生生活」
最後までお読み頂きありがとうございました。