家庭教師の料金相場ってどのくらいなの?学年別の家庭教師料金相場をご紹介

  • 家庭教師の料金

公開:2023/04/06

更新:2023/04/11

受験を控えたお子さんを持つ保護者の方の中には、受験に向けて家庭教師を利用すべきか、塾を利用したほうが良いのか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

家庭教師の場合、塾への送迎が必要なく、専任の教師が一対一で個別に対応してくれるといった魅力があります。

しかし、塾に比べて家庭教師の料金は割高になるのではないかと不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、家庭教師の料金相場を、個人契約の場合と大手の家庭教師センターの場合に分けて学年別にご紹介します。

家庭教師契約の2つの方法とその違い

家庭教師を依頼する場合には、2通りの依頼方法があります。

個人契約の家庭教師に依頼する

1つは、個人契約を結んで家庭教師を依頼する方法です。

知人に家庭教師を依頼するケースや家庭教師の斡旋を行っている大学の生協や就職課などに依頼するケース、インターネット上の家庭教師斡旋サイトを利用するケースなどがあります。

家庭教師センターを利用する

家庭教師センターは、家庭教師を派遣する事業を行っている企業です。

有名な家庭教師センターとしては、「トライ」、「学研」、「サクシード」、「ノーバス」、「学参」などがあります。

個人契約と家庭教師センターの違い

一般的に個人契約の家庭教師の場合は、家庭教師センターを利用する場合に比べて料金相場は低めになっています。

料金面では割安感のある個人契約の家庭教師ですが、個人契約の場合、家庭教師の質は保証されておらず、お子さんとの相性が合わなかった場合に教師を交代させることが難しいといった面もあります。

学年別家庭教師料金の相場

家庭教師の料金相場は、学年によっても授業の内容によっても変わってきます。

今回は、中学・高校・大学受験向けの家庭教師料金の相場をご紹介します。

中学受験向けの家庭教師料金の相場

個人契約の場合

個人契約の家庭教師料金の相場は、1か月あたり10,000円~20,000円程度のことが多いようです。

家庭教師センターの場合

家庭教師センター名家庭教師料金相場の目安(月額)
トライ25,000円~35,000円
学研20,000円~30,000円
サクシード20,000円~30,000円
ノーバス25,000円~30,000円
学参20,000円~25,000円

高校受験向けの家庭教師料金の相場

個人契約の場合

個人契約の家庭教師料金の相場は、中学受験時の料金よりも少し上がり15,000円~25,000円程度のことが多いようです。

家庭教師センターの場合

家庭教師センター名家庭教師料金相場の目安(月額)
トライ25,000円~35,000円
学研25,000円~35,000円
サクシード20,000円~30,000円
ノーバス25,000円~30,000円
学参25,000円~30,000円

大学受験向けの家庭教師料金の相場

個人契約の場合

個人契約の家庭教師料金の相場は、受験する大学の難易度によっても異なる傾向にあり、20,000円~40,000円程度のことが多いようです。

家庭教師センターの場合

家庭教師センター名家庭教師料金相場の目安(月額)
トライ30,000円~50,000円
学研30,000円~50,000円
サクシード25,000円~40,000円
ノーバス25,000円~35,000円
学参30,000円~35,000円

家庭教師料金相場を比較する際の注意点

家庭教師の料金相場についてご紹介しましたが、家庭教師の料金相場を比較する際に、注意しておきたい点があります。

家庭教師の講師のレベルによって料金は変わる

家庭教師の料金は、家庭教師のレベルによって変わってきます。

大学生が家庭教師となって教える場合でも、有名な難関大学に通う学生や医学部の学生などが講師である場合には、料金相場は高めになります。

また、講師や教師としての経験や実績が十分にあるプロ家庭教師と呼ばれる講師の場合にはさらに料金相場は高額となります。

これは、個人契約の場合であっても家庭教師センターを利用する場合であっても同じことで、家庭教師となる講師のレベルによって料金設定が変わってきます。

家庭教師センターごとに様々なコースやプランがある

家庭教師センターごとに、中高一貫校を目指す人のための専用コースや難関大学を目指すコース、医学部を目指すコース、苦手な科目や単元を集中して学ぶプランや進学塾でのクラスアップや模試対策を行うプランなどさまざまなコースやプランが用意されています。

また、お子さんの適性や志望する学校に合わせて個別にカリキュラムを作成する家庭教師センターもあります。

そのため必要となる授業時間数や授業日数、勉強する内容などが一人一人変わってくるため、家庭教師の料金にも違いが出てきます。

家庭教師料金には幅が出てくる

家庭教師の講師のレベルやお子さんの目指すところによって、家庭教師の料金には幅が出てきます。

今回ご紹介した家庭教師料金の相場は、受験に向けて家庭教師を利用しているお子さんの平均的な料金であることをご了承ください。

まとめ

今回は個人契約の場合と大手の家庭教師センターの場合の家庭教師料金の相場をご紹介しましたが、選ぶコースやプラン、講師のレベルによって料金は前後してきます。

家庭教師は塾に比べて多少割高になる部分もありますが、塾への移動にかかる時間や労力を節約することができ、一対一で指導を受けられるといったメリットもあります。

家庭教師の利用を検討している場合には、今回の家庭教師料金の相場を参考にしてみてください。

takeshi

当サイトでは初めてオンライン家庭教師を利用する方向けに、オンライン家庭教師の選び方を紹介する記事も掲載しておりますので是非ご覧ください!

takeshi

相性ピッタリの先生に出会えることを祈ってます。最後までお読みいただきありがとうございました。

執筆者

takeshi suzuki

学生時代より家庭教師や塾講師を経験、大学卒業後も同じく教育業界にて勤務中。
その経験を活かし、2021年よりライターとしても活動開始。
受験や試験勉強などの記事執筆を手がけている。

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