帰国子女・海外子女には家庭教師がおすすめ!選び方と料金も解説

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公開:2023/04/06

更新:2023/04/13

海外で暮らしている子供が日本に移る場合、生活していくうえでさまざまな問題に直面します。

その中でも「日本の学校の勉強についていけるかどうか」は深刻で、多くの帰国子女・海外子女とその両親が抱える悩みです。

この問題に対する解決案の一つとして挙げられるのが、家庭教師による自宅学習です。

この記事では、帰国子女・海外子女に家庭教師がおすすめな理由と、適した家庭教師の選び方を紹介します。

帰国子女・海外子女の学習に家庭教師が適している理由

学校以外の子供の学習方法は、何も家庭教師だけではありません。

塾など他の選択肢もある中、なぜ家庭教師が適しているのか、その理由を解説していきます。

海外にいても日本の学校の勉強ができる

家庭教師を利用する大きなメリットの一つが、海外に居ながら日本の学校の勉強ができることです。

現在海外に居住しているが、近い将来日本に帰国する予定がある場合、子供をあらかじめ日本の勉強になじませておきたいと思う親は意外と多いもの。

家庭教師はオンライン対応している会社も多く、海外であっても日本の学校の勉強ができます。

日本語の基礎教育に利用するもよし、編入先の授業の予習をするもよし、その子に適した形で学習を進めてくれます。

日本の学校の受験対策ができる

日本の学校の受験対策ができるのもポイントです。

海外で日本の受験対策の情報を集めるのには限界があり、学校でもきめ細やかなサポートを受けるのは難しいと言えます。

日本の家庭教師を依頼していれば、志望校対策や、受験に間に合う学習スケジュールの作成も任せられます。

海外在住であることからの情報格差は小さくできるでしょう。

オンラインでの学習が可能

帰国子女・海外子女を対象とした家庭教師では、多くの会社がオンライン授業を導入しています。

パソコンやタブレットを使用して、インターネットを通じて離れた場所にいる教師から指導を受けることができます。

海外で学校以外の学習を検討するなら塾などが選択肢に入りますが、海外在住だと通いは不可能です。

オンライン授業を導入している家庭教師を選ぶことで、海外に居ながら日本の学習ができます。

帰国子女・海外子女に適した家庭教師の選び方

帰国子女・海外子女向けに家庭教師を選ぶなら、どの家庭教師でも良いわけではありません。

帰国子女・海外子女特有の家庭教師選びの注意点を紹介します。

帰国子女・海外子女向けの会社を選ぶ

家庭教師を選ぶ際は、帰国子女・海外子女を対象にしていると公言している会社をおすすめします。

というのも、帰国子女や海外子女は学習をすすめるうえで特有の問題を抱えていることも多く、通常の家庭教師ではうまく指導できない場合があるからです。

たとえば、日本語・現地語のどちらも年相応に使いこなせない「ダブルリミテッド」などが代表的です。

日本語のみの指導では適切にニュアンスを伝えられない、日本人と同じスピードで学習が進まないなど、指導経験のない家庭教師では荷が重い場面も考えられます。

帰国子女・海外子女向けの家庭教師であれば、こういった問題への対処法も熟知しています。

同じ国に居住歴のある教師を選ぶ

選べるのであれば、生徒と同じ国に居住していた経験のある教師を選ぶのがおすすめです。

その国の文化や学習の進め方、日本に行って苦労したことなど、実体験に基づいた情報を得ることができます。

また、指導の受けやすさという点でも、同じ居住国の教師を選ぶのは重要です。

たとえば、オーストラリアとフィリピンはどちらも英語圏の国ですが、独特の訛りがあり、慣れるまでは意思疎通が難しいことがあります。

スムーズに指導をおこなうためにも、できるだけ同じ国で暮らしていた教師を選んでみてください。

家庭教師に頼む目的を整理する

帰国子女対応かどうかに関わらず、家庭教師は指導の目的に応じてコースが設定されており、それぞれ料金が異なります。

依頼を決めてしまう前に、なんのために家庭教師に依頼したいのかを考えてみましょう。

家庭教師に指導を依頼する理由は人によってさまざまですが、代表的なものだと以下のような目的が挙げられます。

  • 日本語の指導をしてほしい
  • 帰国後の受験対策をしたい
  • 日本に転向する予定があるので勉強をしておきたい

目的に応じてコースや料金・適した教師が変わるため、まずは家庭教師に何を指導して欲しいのかを明らかにしてみてください。

帰国子女・海外子女向け家庭教師の料金

帰国子女・海外子女に対応している家庭教師の料金は、おおむね6,000円から8,000円が平均的です(60分一コマの料金)。

週に一度、月に四回の指導であれば月額は24,000円から32,000円程度です。

料金はコースや学年に応じて変動するほか、会社によって入会金や教材料などが別途かかります。

なお、会社によっては米ドルや豪ドルなど外貨での支払いに対応している会社も存在するため、為替レートによっても支払額が変動することがあります。

帰国子女・海外子女独自の悩みは専門の家庭教師で解決!

帰国子女・海外子女の学習の悩みは、専門の家庭教師に依頼するのが早道の一つです。

海外子女の指導は、普通の家庭教師では指導ノウハウがなく対応できない場合もあります。

海外子女対応の家庭教師では、その多くが無料体験を実施しています。

「うちの子には合っていないな」と感じた場合は見送ることもできるので、一度利用を検討してみてはいかがでしょうか?

takeshi

当サイトでは初めてオンライン家庭教師を利用する方向けに、オンライン家庭教師の選び方を紹介する記事も掲載しておりますので是非ご覧ください!

takeshi

相性ピッタリの先生に出会えることを祈ってます。最後までお読みいただきありがとうございました。

執筆者

takeshi suzuki

学生時代より家庭教師や塾講師を経験、大学卒業後も同じく教育業界にて勤務中。
その経験を活かし、2021年よりライターとしても活動開始。
受験や試験勉強などの記事執筆を手がけている。

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