サーチコンソールの「権限付与」種類や付与方法・注意点を徹底解説

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公開日:2023/11/24

更新日:2026/06/02

Googleサーチコンソールは、検索順位やクリック数、表示回数などを確認できる、SEO対策に欠かせないツールです。SEO会社やWeb制作会社へサイト分析を依頼したり、社内メンバーとデータを共有したりする際には、サーチコンソールの権限付与が必要になります。

しかし、「どの権限を付与すればよいのかわからない」「GA4との違いがわからない」「権限付与の手順を知りたい」という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、サーチコンソールの権限の種類や付与方法、権限付与時の注意点をわかりやすく解説します。権限管理にお悩みの方はぜひ参考にしてください。

サーチコンソールの権限付与とは

Googleサーチコンソールは、Googleが無料で提供しているWebサイト管理ツールです。検索結果での表示回数やクリック数、検索順位、検索クエリなどを確認できるため、SEO対策やサイト改善に活用されています。

通常、サーチコンソールはサイト所有者のみが利用できますが、SEO会社やWeb制作会社、社内の担当者などとデータを共有したい場合には、対象ユーザーへ権限を付与する必要があります。権限を付与することで、サイトの所有者(オーナー)以外のユーザーがサーチコンソールのデータを閲覧したり、一部の設定を行ったりできるようになり、複数人で効率的にサイト運営を進められます。

サーチコンソールとGA4の違い

サーチコンソールとGA4は、どちらもWebサイトの分析に使われる無料ツールです。ただし、確認できるデータや活用目的には違いがあります。

ツール主に確認できること活用目的
サーチコンソール検索クエリ、表示回数、クリック数、平均掲載順位などSEO対策や検索流入の改善
GA4ユーザー数、流入経路、閲覧ページ、コンバージョンなどサイト内行動の分析や成果改善

サーチコンソールは、Google検索におけるサイトのパフォーマンスを確認するためのツールです。たとえば、「どのキーワードで検索されたときにサイトが表示されているか」「検索結果には表示されているのにクリックされていないページはどれか」といった課題を把握できます。

一方、GA4はサイトに訪問したユーザーの行動を分析するためのツールです。たとえば、「ユーザーがどのページを見ているか」「問い合わせや購入につながっているか」「どの流入経路から成果が出ているか」などを分析できます。

つまり、サーチコンソールは「検索結果に表示される前後の状況」を確認するツールで、GA4は「サイトに訪問した後の行動」を確認するツールです。SEO対策を行う際は、両方を組み合わせることで、検索結果とサイト訪問後の課題をあわせて把握できます。

サーチコンソールの権限の種類

サーチコンソールには、ユーザーごとに操作できる範囲が異なる3つの権限があります。権限を適切に設定することで、必要な情報だけを共有しながら安全にサイトを運用できます。利用目的に応じて適切な権限を選択しましょう。

所有者

所有者は、サーチコンソール内で最も権限が高いユーザーです。実行できる主な操作は以下のとおりです。

  • プロパティの設定変更
  • 新しいユーザーの追加
  • ユーザーの削除
  • ユーザー権限の変更
  • サーチコンソール内のすべての機能の利用

サイト運営に大きな影響を与える操作が可能なため、信頼できる担当者のみに付与しましょう。

フルユーザー

フルユーザーは、所有者に次いで権限の高いユーザーです。検索パフォーマンスやインデックス状況などの主要なデータを確認でき、サイトマップ送信やURL検査など一部の操作も行えます。

ただし、プロパティの設定変更やユーザーの追加・削除・権限の変更など、所有者のみが行える操作はできません。

制限付きユーザー

制限付きユーザーは、3つの中で最も権限が制限されたユーザーです。サイトマップ送信やURL検査などの操作は行えませんが、検索パフォーマンスをはじめとした基本的なデータの閲覧は可能です。外部パートナーにデータ確認のみを許可したい場合に適しています。

サーチコンソールの権限付与が必要なケース

サーチコンソールの権限付与は、複数人でWebサイトを運営したり、外部パートナーとデータを共有したりする際に必要になります。

SEO会社へ依頼するとき

SEO対策を外部のSEO会社へ依頼する場合、検索パフォーマンスやインデックス状況を確認するために、サーチコンソールの権限付与を求められることがあります。

SEO会社は、検索順位の改善や流入増加に向けて以下のようなデータを分析します。

  • 検索キーワードごとの表示回数
  • クリック数やクリック率(CTR)
  • 平均掲載順位
  • インデックス状況
  • クロールエラー

これらのデータを確認することで、サイトの課題を特定し、改善施策を提案できるようになります。

Web制作会社へ依頼するとき

サイトのリニューアルやページ改修を依頼する場合も、サーチコンソールの権限付与が必要になるケースがあります。制作会社はインデックス状況や検索流入の確認に加え、改修前後のSEOへの影響を検証するためにも、サーチコンソールのデータを活用します。

社内メンバーとデータを共有するとき

企業内で複数の担当者がWebサイトを運営している場合、サーチコンソールのデータを共有するために権限付与を行うことがあります。それぞれの立場で必要なデータを確認できるようになるため、サイト改善や施策立案をスムーズに進められます。

ただし、必要以上に高い権限を付与すると誤操作や情報管理のリスクが高まるため、利用目的に応じた権限設定を心がけましょう。

サーチコンソールの権限付与方法

サーチコンソールの権限付与は、管理画面から以下の手順で設定できます。

1. 設定を開く

まずはGoogleサーチコンソールにログインし、トップページの左側メニュー下部にある「設定」を選択します。

2. 「ユーザーと権限」をクリック

設定画面が開いたら、「ユーザーと権限」を選択します。現在アクセス権を持っているユーザーや、それぞれの権限を確認できます。

3. 「ユーザーを追加」をクリック

「ユーザーと権限」画面の右上にある「ユーザーを追加」を選択します。

4. メールアドレスを入力する

権限を付与したいユーザーのGoogleアカウントのメールアドレスを入力し、付与する権限を選択します。内容を確認したら「追加」をクリックしてください。

サーチコンソールの権限付与に関する注意点

サーチコンソールの権限付与は便利な機能ですが、付与する相手や権限の種類を誤ると、情報管理や操作ミスのリスクにつながる可能性があります。権限付与を行う前に、以下の注意点を確認しておきましょう。

Googleアカウントが必要

権限付与にはGoogleアカウントのメールアドレスが必要です。外部の会社などから「サーチコンソールの権限を付与してほしい」と依頼された場合は、どのGoogleアカウントに付与すればよいか、事前にメールアドレスを確認しておきましょう。

逆に、こちらから権限付与を依頼する場合は、使用するGoogleアカウントのメールアドレスを相手に伝えておくとスムーズです。

権限付与の目的を明確にする

権限を付与する際には、そのユーザーにどのような操作を許可したいのかを明確にしておきましょう。

たとえば、データ閲覧のみで十分にもかかわらず「フルユーザー」の権限を付与すると、必要以上の操作ができる状態になってしまいます。「データを閲覧するだけでよいのか」「分析や改善作業まで依頼するのか」など、目的を事前に整理した上で適切な権限を選択してください。

信頼できる相手にのみ付与する

サーチコンソールでは、検索パフォーマンスやインデックス状況など、サイト運営に関わる重要なデータを確認できます。そのため、権限を付与する相手は、信頼できる社内担当者や契約中のSEO会社、Web制作会社などに限定しましょう。

特に「所有者」権限は、ユーザーの追加・削除・権限変更なども行えるため、安易に付与しないよう注意しましょう。

契約終了後は権限を削除する

SEO会社やWeb制作会社など、外部パートナーに権限を付与している場合は、契約終了後に速やかに権限を削除しましょう。

契約終了後も権限が残っていると、不要なアクセスが可能な状態が続いてしまいます。担当者変更や契約終了のタイミングで「ユーザーと権限」画面を確認し、不要なユーザーが残っていないか定期的に見直すことをおすすめします。

サーチコンソールの権限変更・削除方法

サーチコンソールでは、一度付与したユーザーの権限を後から変更したり、不要になったユーザーを削除したりできます。担当者の変更や外部パートナーとの契約終了時などに備え、手順を把握しておきましょう。

権限を変更する方法

ユーザーの権限を変更する場合は、以下の手順で操作します。

  1. サーチコンソールにログインする
  2. 「設定」→「ユーザーと権限」を開く
  3. 権限を変更したいユーザーの横にある「メニュー」を開く
  4. 「権限を変更」をクリックする
  5. 新しい権限レベルを選択し保存する

参考:Search Console ヘルプ「別のユーザーの権限レベルを変更するには

たとえば、「制限付きユーザー」として追加した担当者に分析業務を依頼する場合は、「フルユーザー」へ変更するといった運用が可能です。

ユーザーを削除する方法

不要になったユーザーは、同じ画面から削除できます。削除手順は以下のとおりです。

  1. サーチコンソールにログインする
  2. 「設定」→「ユーザーと権限」を開く
  3. 削除したいユーザーの横にある「メニュー」を開く
  4. 「アクセス権を削除」または「権限の削除」をクリックする

参考:Search Console ヘルプ「ユーザーまたは委任された所有者を削除する

削除後は、そのユーザーはサーチコンソールへアクセスできなくなります。

まとめ

サーチコンソールの権限付与を活用することで、SEO会社やWeb制作会社、社内担当者などとデータを共有しながら、サイトの改善を効率的に進められます。

サーチコンソールには3つの権限(所有者・フルユーザー・制限付きユーザー)があり、それぞれ利用できる機能が異なります。権限を付与する際は、利用目的に応じて適切な権限を選択しましょう。

また、Googleアカウントの有無の確認、信頼できる相手への付与、契約終了後の権限削除など、適切な権限管理を継続して行うことが大切です。本記事を参考に、サーチコンソールを安全かつ効果的に活用してみてください。

Google サーチコンソールについてより詳しく知りたい方は、下記の関連記事も併せてご参考ください。

サーチコンソール「検索パフォーマンス」の使い方や見方について分かりやすく解説しています。

サーチコンソール「URL」の使い方や見方について分かりやすく解説しています。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://x.com/Mktg_Plus_One

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