サーチコンソールのURL検査とは?使い方や見方、インデックス登録の方法を解説

  • SEO

公開日:2023/11/22

更新日:2026/07/01

サーチコンソールのURL検査は、ページがGoogleにどのように認識されているかを確認できる機能です。しかし、「URL検査では何が分かるの?」「表示されたステータスはどう見ればいい?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。本記事では、URL検査の基本機能や使い方、検査結果の見方、利用時の注意点まで分かりやすく解説します。

サーチコンソールのURL検査とは

サーチコンソールの「URL検査」は、サイト内の特定のページがGoogle検索にインデックス(検索結果に登録)されているかを確認できる機能です。

URL検査は、主に以下のような場面で活用できます。

  • 新しく公開したページがGoogleにインデックスされているか確認したいとき
  • インデックスされないページや、インデックス登録に問題があるページの原因を調べたいとき
  • ページを修正・更新したあとに、Googleへ再クロール(インデックス登録)をリクエストしたいとき
  • Googleが実際に取得したページ情報を確認し、SEO上の問題がないかチェックしたいとき

特に、新規ページを公開した直後や大幅なリニューアル後は、URL検査を活用してインデックス状況を確認することで、検索結果への反映状況を把握しやすくなります。

URL検査の使い方

URL検査は、調べたいページのURLを入力するだけで利用できるため、初めてサーチコンソールを使う方でも簡単に操作できます。

URLを入力して検査する

まずはサーチコンソールにログインし、対象サイトのプロパティを選択します。

次に、画面上部にある「URLを検索」と表示された検索バー、または左側メニューの「URL検査」をクリックし、確認したいページのURLを入力してEnterキーを押します。

しばらく待つと、Googleが取得したページ情報が表示されます。ここでは、インデックス登録の有無だけでなく、最後にクロールされた日時、構造化データの認識状況、Googleが認識している正規URL(canonical URL)などを確認できます。

また、ページに問題がある場合は、その原因も表示されます。例えば、「インデックス未登録」「noindexタグ(検索結果に表示しないよう指定するタグ)が設定されている」「robots.txt(クローラーのアクセスを制御する設定ファイル)によってクロールが制限されている」といった情報を確認できるため、検索結果に表示されない原因の特定に役立ちます。

新規公開したページだけでなく、記事を更新した後や検索順位が低下したページを確認する際にも、URL検査を活用すると効率的に状況を把握できます。

インデックス登録をリクエストする

新しいページを公開したときや、既存ページの内容を大幅に更新したときは、URL検査からインデックス登録をリクエストできます。

対象ページのURLを検査したあと、「インデックス登録をリクエスト」をクリックすると、Googleへクロールを依頼できます。リクエスト後はGoogleがページを再確認し、問題がなければインデックスの更新が行われます。

ただし、ページの品質や内部リンクの状況、noindexタグの有無などに問題がある場合は、リクエストを行ってもインデックスされないことがあります。そのため、エラーが表示されている場合は、原因を解消してから再度リクエストすることが大切です。

URL検査でできること

URL検査は、インデックス状況だけでなく、HTTPSの状態や構造化データ、レンダリング結果など、SEOに関わるさまざまな情報を確認できます。ここでは、URL検査で確認できる主な項目と、それぞれの活用方法を解説します。

インデックス状況を確認する

URL検査でもっとも基本的な機能が、ページのインデックス状況の確認です。

対象URLがGoogle検索に登録されているかどうかを確認できるほか、「インデックス登録済み」「クロール済み – インデックス未登録」「検出 – インデックス未登録」など、現在の状態も把握できます。

また、最後にGoogleがクロールした日時や、インデックスされていない理由も表示されるため、ページが検索結果に表示されない原因を特定しやすくなります。新規公開したページや、SEO施策後のページを確認する際に活用しましょう。

HTTPSの状態を確認する

URL検査では、対象ページがHTTPSで安全に配信されているかも確認できます。

HTTPSは通信を暗号化する仕組みであり、GoogleもHTTPS化されたサイトを推奨しています。SSL証明書の設定ミスや証明書の有効性に問題がある場合は、URL検査で警告が表示されることがあります。

HTTPS関連のエラーを放置すると、ユーザーの信頼性だけでなくSEOにも影響する可能性があるため、問題が見つかった場合は早めに対応しましょう。

構造化データ(パンくずリストなど)を確認する

URL検査では、ページに実装されている構造化データも確認できます。

例えば、パンくずリストやFAQ、商品情報などの構造化データが正しく認識されているかを確認でき、エラーや警告がある場合は内容も表示されます。

構造化データは、検索結果でリッチリザルト(付加情報)として表示される可能性を高めるため、実装後はURL検査で問題なく読み取られているか確認しておきましょう。

公開URLをテストする

URL検査では、現在Googleに登録されている情報だけでなく、公開中の最新ページを対象にテストすることも可能です。

「公開URLをテスト」を実行すると、GoogleがライブのURLを取得し、現在の状態を確認します。更新した内容が取得できるか、クロールできる状態かなどを確認できるため、ページ公開直後や修正後の動作確認に役立ちます。

テストの結果に問題がなければ、インデックス登録をリクエストできます。

レンダリング結果を確認する

URL検査では、Googleがページをどのように表示・認識しているかを確認できます。

レンダリング結果では、Googleが取得したページ内容や表示結果を確認できるため、JavaScriptによる表示崩れや、重要なコンテンツが正しく読み込まれているかを確認できます。

特にJavaScriptを多く利用したサイトでは、ブラウザでは正常に表示されていてもGoogleが内容を取得できていないケースがあるため、レンダリング結果の確認は重要です。

「公開URLのテスト」をクリックした後、「テスト済みのページを表示」でタブを開き、

「スクリーンショット」で確認することができます。

エラー・正規URLを確認する

URL検査では、インデックス登録に関するエラーや、Googleが認識している正規URL(canonical URL)も確認できます。

例えば、noindexタグの設定、robots.txtによるブロック、リダイレクト設定、404エラーなど、検索結果への登録を妨げる原因が表示されます。

また、自分で設定したcanonical URLとGoogleが選択した正規URLに違いがある場合も確認できるため、重複コンテンツ対策が適切に行われているかをチェックする際にも役立ちます。エラーや正規URLを定期的に確認することで、SEO上の問題を早期に発見し、適切な改善につなげられます。

URL検査結果の見方

URL検査を実行すると、Googleがそのページをどのように認識しているかがステータスとして表示されます。表示される内容によって必要な対応は異なるため、それぞれの意味を理解して適切に対処することが大切です。ここでは、代表的なステータスと対応方法を解説します。

「URLはGoogleに登録されています」と表示された場合

このステータスは、そのページがGoogleに正常にインデックスされており、検索結果に表示される状態であることを意味します。

基本的に、このステータスであれば特別な対応は必要ありません。ただし、検索順位や流入数が思うように伸びない場合は、インデックス状況ではなく、コンテンツの質や検索意図との一致、内部リンクの設計などを見直す必要があります。

「URLはGoogleに登録されていますが問題があります」と表示された場合

このステータスは、ページ自体はインデックスされているものの、一部に改善すべき問題があることを示しています。

例えば、構造化データのエラーや警告、パンくずリストやFAQなどのリッチリザルトに関する問題が発生しているケースがあります。そのため、検索結果には表示されるものの、本来利用できる検索機能が適用されていない可能性があります。

詳細画面には、警告やエラーの内容が表示されるため、原因を確認したうえで修正しましょう。修正後は再度URL検査を行い、必要に応じてインデックス登録をリクエストすることで、Googleに最新の状態を知らせることができます。

「URLはGoogleに登録されていません」と表示された場合

このステータスが表示された場合は、そのページがGoogleにインデックスされておらず、検索結果に表示されない状態です。

まずは詳細画面を確認し、インデックスされていない理由を把握しましょう。

原因を解消したあとは、「インデックス登録をリクエスト」をクリックしてGoogleへ再クロールを依頼できます。ただし、リクエストを送信しても必ずインデックスされるわけではなく、登録の可否やタイミングはGoogleが判断します。

また、インデックスされやすいページにするためには、技術的な問題を解消するだけでなく、ページそのものの品質を高めることも重要です。具体的には、検索ユーザーのニーズを満たすコンテンツを作成する、タイトルや見出しを適切に設定する、文章構成を分かりやすくするなどの改善が効果的です。

さらに、関連性の高いページから内部リンクを設置することで、Googleがページを発見しやすくなり、クロールやインデックスが促進される可能性があります。

URL検査を利用する際の注意点

URL検査はSEO施策に欠かせない便利な機能ですが、利用する際にはいくつか注意点があります。インデックス登録の仕組みや利用上の制限を理解しておくことで、より効果的に活用できます。ここでは、URL検査を利用する際に知っておきたいポイントを解説します。

インデックス登録はすぐ反映されない

URL検査からインデックス登録をリクエストすると、Googleへクロールを依頼できますが、リクエストを送信したからといって、すぐに検索結果へ反映されるわけではありません。

Googleはページの品質や更新内容、クロールの優先度などを総合的に判断したうえで、インデックス登録を行います。そのため、反映まで数日程度で完了する場合もあれば、さらに時間を要するケースもあります。

なお、前述のとおりページの品質や内部リンクの状況などに問題がある場合はリクエストをしてもインデックスされないため、まずはURL検査で表示されるエラーや警告の有無を確認しましょう。

インデックス登録リクエストには上限がある

インデックス登録のリクエスト回数について、Googleは明確な上限を公表していませんが、実質的な制限は存在します。短時間に大量のURLを繰り返しリクエストすると、制限に達してリクエストできなくなる場合があります。

そのため、すべてのページで頻繁にリクエストを行うのではなく、本当に優先度の高いページに絞って利用することが大切です。

特に、新規公開した重要なページや、大幅に内容を更新したページ、エラーを修正したページなどに活用すると効率的です。通常の更新であれば、Googleは定期的なクロールによって変更を検知するため、毎回リクエストする必要はありません。

検査できないURLもある

URL検査は、サーチコンソールに登録されているプロパティ内のURLのみを対象としています。そのため、自分が所有権を確認していないサイトや、登録されていないドメイン・サブドメインのURLは検査できません。

また、URLの入力ミスやリダイレクト設定、アクセス制限などが原因で、正しく検査できないケースもあります。例えば、URLの末尾に不要な文字が含まれている場合や、ログインが必要なページなどは正常に取得できないことがあります。

URL検査を利用する際は、対象URLが正しいことを確認するとともに、サーチコンソールのプロパティ設定やサイトの公開状態に問題がないかもあわせて確認しましょう。こうした基本的な確認を行うことで、より正確にページの状態を把握できます。

まとめ

サーチコンソールのURL検査は、ページのインデックス状況やGoogleからの認識を確認し、必要に応じてインデックス登録をリクエストできる便利な機能です。新規ページの公開後や記事のリライト後、検索順位が伸び悩むページの原因調査など、さまざまな場面で活用できます。

ただし、インデックス登録をリクエストしてもすぐに検索結果へ反映されるわけではなく、ページの品質やクロール状況によって反映までに時間がかかることがあります。また、URL検査でエラーや警告が表示された場合は、その内容を確認し、原因を解消したうえで再度リクエストすることが重要です。

URL検査を定期的に活用すれば、ページの状態を正確に把握できるだけでなく、SEO上の問題を早期に発見しやすくなります。サーチコンソールの各種レポートとあわせて活用し、検索エンジンに正しく評価されるサイト運営につなげていきましょう。

サーチコンソール「検索パフォーマンス」の使い方や見方について分かりやすく解説しているので、サーチコンソールを使った分析について知りたい方は、こちらも併せてご参考ください。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
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