近年、Web広告の効果測定はますます重要になっています。
しかし、従来のコンバージョン計測では、異なるドメイン間でユーザー行動を追跡することが困難でした。
この課題を解決するのが、Googleタグマネージャーで利用できる「コンバージョンリンカー」です。
この記事では、コンバージョンリンカーの仕組み、必要性、設定方法などを詳しく解説します。
この記事の内容
コンバージョンリンカーとは
コンバージョンリンカーは、Google広告やGoogleアナリティクスなどのツールで、サイトをまたいだコンバージョン計測を可能にする技術です。
従来の計測方法では、異なるドメイン間でユーザーの行動を正確に追跡することが難しかったため、コンバージョン率の正確な把握が困難でした。
コンバージョンリンカーはこの問題を解決し、より詳細なユーザー行動分析を実現します。
コンバージョンリンカーには、以下の3種類があります。
- クリック計測用コンバージョンリンカー:ユーザーが広告をクリックしたことを計測します。
- ページビュー計測用コンバージョンリンカー:ユーザーが特定のページにアクセスしたことを計測します。
- イベント計測用コンバージョンリンカー:ユーザーが特定の行動(ボタンクリック、フォーム送信など)をしたことを計測します。
コンバージョンリンカーの仕組み
コンバージョンリンカーは、CookieとURLパラメータの組み合わせにより、以下の3つのステップで動作します。
- ユーザーが広告をクリックすると、クリック計測用コンバージョンリンカーによってCookieに情報が保存されます。
- ユーザーがコンバージョンページに遷移すると、ページビュー計測用コンバージョンリンカーまたはイベント計測用コンバージョンリンカーによって、Cookieの情報とURLパラメータが読み取られ、コンバージョンデータとして送信されます。
- Google広告やGoogleアナリティクスなどのツールで、送信されたコンバージョンデータを集計し、分析することができます。
なぜコンバージョンリンカーが必要なのか

コンバージョンリンカーが必要となる理由は、大きく3つあります。
より正確なコンバージョン数の計測
従来のコンバージョン計測では、異なるドメイン間でユーザー行動を追跡することが困難でした。
そのため、実際のコンバージョン数よりも少ない数を計測してしまう可能性がありました。
コンバージョンリンカーを利用することで、サイトをまたいだユーザー行動を分析できるため、より正確なコンバージョン数の計測が可能になります。
広告効果の分析
コンバージョンリンカーを利用することで、どの広告がコンバージョンに貢献しているかを分析することができます。
広告のクリックからコンバージョンまでの流れを分析することで、広告効果をより詳細に測定することができます。
ユーザー行動の分析
コンバージョンリンカーを利用することで、ユーザーがどのような行動を取ってコンバージョンに至ったのかを分析することができます。
この情報に基づいて、ユーザーニーズに合致したサイト設計や広告配信を行うことで、コンバージョン率の向上を実現できます。
GTMでのコンバージョンリンカー設定方法
GTMでのコンバージョンリンカー設定方法は下記の通りです。
- GTM画面左側のタグをクリック
- 新規ボタンをクリック
- コンバージョンタグタイプを選択する画面になり、「コンバージョンリンカー」を選択
- 「トリガーを選択してこのタグを配信」をクリック
- トリガー選択箇所の「Allpage」を選択
- 「保存」をクリックし、コンバージョンリンカーの設定完了
まとめ
コンバージョンリンカーは、より詳細なユーザー行動分析と広告効果測定を実現するための重要な技術です。
サイト運営者は、コンバージョンリンカーを正しく設定し、効果的に活用することで、マーケティング戦略の改善に役立てることができます。
今回紹介した手順を参考に、ぜひコンバージョンリンカーを導入してみましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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