Meta広告のA/Bテストとは?機能や特徴、設定方法、注意点について詳しく解説!

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公開日:2024/05/09

更新日:2024/05/09

多くの利用者を擁するFacebookは、Web広告の配信先として欠かせない媒体ですが、広告運用担当者やWebマーケティング担当者は、「Facebook上で、どのように広告を配信すれば良いのだろう」と頭を悩ませているかもしれません。

そのような状況で役に立つのが、Meta社が広告配信者向けに提供している「A/Bテスト機能」です。

本記事では、Meta広告のA/Bテスト機能の特徴を詳しく解説します。

設定方法や注意点もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

Meta広告のA/Bテスト機能とは

Facebookなどを運営するMeta社は、広告配信者のために「A/Bテスト機能」を提供しています。

A/Bテストとは、特定の要素(テキスト・画像など)が異なるAパターンとBパターンの広告を用意し、それ以外の要素が同じ状態で配信することにより、効果の違いを見極めるテスト手法です。

効果の高い戦略を特定でき、キャンペーンの改善につながります。

Meta広告のA/Bテストの特徴

Meta(Facebook)広告のA/Bテストの特徴は、基準となる広告パターン(A)と比較対象の広告パターン(B)を「同時」に配信して、効果にどのような変化が生じるかを検証することです。

なお、比較する内容は「変数」と呼ばれ、管理画面(Facebook広告マネージャ)で設定できます。

Meta広告のA/Bテストを実施するメリット

以下は、Meta(Facebook)広告のA/Bテストを実施するメリットです。

  • コンバージョン率が高い広告パターンを見極めることが可能
  • 短時間でクリエイティブの質を改善できる
  • PDCAサイクルを回すことで、次第に精度が向上していく

A/Bテストを実施すると、どのような広告がユーザーに突き刺さるのか(コンバージョン率が高くなるのか)を把握できます。

また、広告制作者の主観では理解しにくい点がA/Bテストによって浮き彫りにされるため、短時間でクリエイティブの質を向上させることが可能になります。

A/Bテストを繰り返し、PDCAサイクルを回して施策の改善に努めれば、次第に精度が上がり、ユーザーの反応が良い広告を制作できるようになるでしょう。

Meta広告のA/Bテストの設定方法

以下は、Meta(Facebook)広告のA/Bテストを設定するための大まかな手順です。

ここでは、Meta社が推奨している「広告マネージャのツールバーを使用してA/Bテストを作成する方法」をご紹介します。

  1. 広告マネージャのメインテーブルに移動する
  2. A/Bテストに使用するキャンペーンまたは広告セットを選択する
  3. ツールバーの「A/Bテスト」をクリックする
  4. 変数を選択し、画面の指示に従って操作を進める(予算やテスト期間を設定)
  5. テスト完了後に「テスト」の項目で、結果をチェックする

なお、「テストツールから直接作成する方法」や「新しい広告キャンペーンの作成時に作成する方法」など、上記以外の設定方法も存在します。

詳細を知りたい方は、「Metaビジネスヘルプセンター」などで詳細をご確認ください。

Meta広告のA/Bテストの注意点

Meta(Facebook)広告のA/Bテストは、以下の点を踏まえて実行しましょう。

  • ある程度の予算を確保しておく
  • 仮説を立てたうえでテストを実行する
  • 変数は1つにする

どちらの戦略の効果が高いのかを明確に判断するためには、「充分な結果を得られるだけの予算」を設定しなければなりません。

「1日の予算」を設定する際に、予算とテスト期間に基づいて「テストの推定パワー」が表示されますが、推定パワーが80%以上になるように予算を設定すると精度が上がることを覚えておきましょう。

また、なんとなくAとBを比較するのではなく、しっかりと仮説を立てたうえでテストを実行することも大切です。

「このような理由でパフォーマンスの差が表れるだろう」と仮説を立てて比較すれば、結果を分析・把握しやすくなります。

なお、変数は1つに絞り、それ以外は完全に同じ状態で比較しましょう。

Meta(Facebook)広告のA/Bテスト機能では、複数の変数を選択することも可能です。

しかし、複数の変数があると、どちらの変数が結果に影響したのかを判断するのが難しくなるのでご注意ください。

まとめ

Meta社は、Facebook広告の配信者に対して「A/Bテスト機能」を提供しています。

特定の要素(変数)が異なるAパターンとBパターンの広告を用意し、それ以外の要素が同じ状態で配信することにより、効果の違いを測定可能です。

A/Bテストを繰り返せば、ユーザーに突き刺さる広告を制作・配信できるようになるでしょう。

本記事でご紹介した設定方法や注意点を参考にしながら、効果的な広告を配信するためにA/Bテスト機能をご活用ください。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://x.com/Mktg_Plus_One

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