Instagram新機能「Instants」とは?リアルタイム共有機能のポイントを解説

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公開日:2026/06/02

更新日:2026/06/17

Instagramの新機能「Instants(インスタント)」は、その場で撮影した写真をリアルタイムに共有し、相手が閲覧すると自動で消える機能です。2026年5月13日にリリースされました。作り込んだ投稿だけでなく、その場の空気感を共有する機能にも注目が集まりつつあり、今回のInstantsも“今この瞬間”の共有を重視する流れの一つと考えられます。

リリースされたばかりということもあり、「使い方が分からない」「アプリに表示されない」「ストーリーズと何が違うの?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?この記事では、Instantsの基本的な特徴から、使い方、ストーリーズとの違い、表示されない時の対処法、企業アカウントでの活用ポイントまでを一通り解説します。

Instantsは“今”を共有する新機能

Instagramに新たに追加された「Instants」は、“加工なしの日常”をリアルタイムで共有する新機能です。

撮影した写真は、相手が閲覧すると自動で消える仕様となっており、気軽にその瞬間を共有しやすい設計になっています。撮影したそのままの写真を投稿し合うアプリ「BeReal(ビーリアル)」のような“リアルなコミュニケーション”に近い機能として注目されており、従来の作り込まれた投稿とは異なる使い方が想定されます。

企業アカウントの運用においては、通常のフィード投稿やリールのように完成度を高める発信とは別に、より自然体な接点を作る機能として捉えられそうです。

フィードやリールとは何が違う?Instantsの大きな特徴4つ

Instantsの特徴としては、大きく以下の4点があります。

  • 閲覧後に消える写真共有
  • 「加工なし」の写真のみ投稿できる
  • 限定共有で近しい関係に届く
  • 自分側では最大1年間保存できる

閲覧後に消える写真共有

Instantsで共有した写真は、相手が一度見ると自動で消える仕様です。さらに、未閲覧であっても24時間が経つと表示できなくなるとされています。

この特徴により、長く残すことを前提とした投稿よりも、“今この瞬間”を気軽に届けるコミュニケーションに向いていると考えられます。閲覧後に消えるため、ユーザー側も気負わず日常的な写真を共有しやすい設計といえます。

企業アカウントで活用する場合も、保存性の高い情報発信というより、現場感やライブ感を伝える補助的な接点として検討しやすい機能になりそうです。

「加工なし」の写真のみ投稿できる

Instantsでは、その場で撮影した写真のみ投稿できます。

フィルターの使用、過去写真のアップロード、編集ができないため、投稿内容にリアル感が出やすい設計です。あらかじめ作り込んだクリエイティブを投稿するのではなく、撮影した瞬間の雰囲気をそのまま共有することが前提になります。

この点は、通常の投稿や広告クリエイティブとは異なる特徴です。見た目を整えることよりも、その場らしさや自然な雰囲気を伝える投稿として使われる可能性があります。

限定共有で近しい関係に届く

Instantsの共有相手は、「親しい友達」または「相互フォローの友達」から選ぶ形が中心です。フィードへの公開投稿のように、不特定多数へ広く拡散する機能ではない点が大きな特徴です。

Q.全フォロワーに見える?
基本的には「親しい友達」または「相互フォローの友達」向けで、全フォロワーへの公開とは異なります。

Q.誰でも送れる?
公開投稿のような不特定多数向けの機能ではありません。

Q.企業アカウントでも使える?
リリース直後により機能の表示状況やアカウント種別により異なる可能性があるため、実機での確認が必要です。

Q.フォロワー獲得(拡散)に向く?
拡散よりも、既存フォロワーや近しい関係性との接点づくりに向いていると言えます。

こうした限定共有の仕組みを踏まえると、Instantsは「広く届ける」というより、ブランドの温度感や運営の雰囲気を、近しいユーザーへ届けたい場面で試せる機能といえます。

自分側では最大1年間保存できる

Instantsで投稿した写真は、相手が閲覧すると消える一方で、自分側では最大1年間アーカイブ(記録としての保存)できるとされています。

また、保存した写真は後からストーリーズへ再シェアすることも可能とされています。リアルタイムで共有した内容を、その場限りで終わらせず、必要に応じて別の投稿形式へ展開できる点は特徴の一つです。

Instantsとストーリーズの違い

ここまでの特徴を見て、「ストーリーズと似ているのでは?」と感じた方も多いかもしれません。どちらも24時間で消える点は共通していますが、性質は異なります。

主な違いを整理すると、次のとおりです。

比較項目Instantsストーリーズ
主な表示場所DM(受信箱)の右下ホーム上部・プロフィールなど
共有対象親しい友達・相互フォローの友達が中心フォロワー全体、親しい友達など
消えるタイミング相手が閲覧すると消える。未閲覧でも24時間で期限切れ基本的に投稿から24時間で消える
加工・編集基本的に不可(撮影前のキャプションのみ)テキスト・スタンプ・フィルター・リンクなど編集要素が多い
投稿素材その場で撮影した写真が中心カメラロールの素材や動画も使いやすい
コミュニケーションDM寄り・友達間での即時共有フォロワー向けの一時的な発信
再活用自分のアーカイブからストーリーズ用のまとめを作成可能ハイライト化などが可能

ポイントは、ストーリーズが「フォロワーに向けた一時的な“投稿”」であるのに対し、Instantsは「親しい相手に向けた一時的な“写真メッセージ”」に近いという点です。そのため、広く見てもらいたい情報はストーリーズ、近しい相手とその場の空気を共有したい時はInstants、というように使い分けるのが自然です。

Instantsの使い方|送信・返信・取り消し・アーカイブ確認まで

続いて、Instantsの基本的な送信から、受け取った側の反応、誤送信時の取り消し、スクリーンショットの可否までを順に解説します。

基本の送信手順

  1. Instagramアプリを最新版に更新する
  2. DM(受信箱)の画面を開く
  3. 右下にある「写真の束」のようなInstantsアイコンをタップする
  4. 必要に応じて、撮影前にキャプションを入力する(Instantsではキャプションを最初に追加します)
  5. 共有相手を「親しい友達」または「相互フォローの友達」から選ぶ
  6. カメラ下の白いボタンをタップして撮影・共有する
  7. 自分が共有した写真は、アーカイブから確認できる

シェアしたInstantsは、友達の受信箱の右下に「写真の束」として表示され、相手が閲覧すると消えます。また、24時間が経つと表示できなくなるとされています。

参考:Instagram公式「Instantsが新登場 – 今起こっていることをそのままシェア」

受け取った友達ができること

Instantsを受け取った友達は、絵文字でのリアクション、DMでの返信、Instantsでの写真による返信ができるとされています。一方向の共有ではなく、写真を通じた軽いやりとりができる設計になっています。

間違えて送ったInstantsは取り消せる?

Instantsは白いボタンをタップすると共有される仕様のため、誤操作が気になる方もいるかもしれません。

公式の説明では、共有した直後に表示される「元に戻す」ボタンをタップすれば、友達にシェアされる前に素早く取り消せるとされています。

また、すでに共有した写真も、自分のアーカイブから削除すると、まだ閲覧していない友達には表示されなくなるとされています。

Instantsはスクショできる?画面録画や保存の仕様

プライバシーの観点で気になるスクリーンショットについては、Instantsで共有された写真はスクリーンショットや画面録画ができない仕様とされています。

「閲覧後に消える」という性質を保つための仕組みと考えられます。

単独アプリ「Instants app」とは?Instagramアプリ版との違い

Instantsは、Instagram本体の機能としてだけでなく単独アプリとしても提供されており、日本でもすでにリリースされています。

Instantsアプリの概要は次のとおりです。

項目内容
ログイン方法既存のInstagramアカウントでログイン
Instagramアプリとの違い起動後すぐにカメラが開き、より素早くInstantsを送れる
Instagram本体との連携単独アプリで共有した写真はInstagram上でも表示され、Instagram側で共有したInstantsも単独アプリ側で扱える
対応OSiOS・Android
注意点Instagram本体の代替ではなく、Instants利用に特化した補助アプリ

単独アプリはInstantsの送信をより素早く行うための“補助アプリ”という位置づけです。本体とアプリのどちらから共有・閲覧しても内容は連携するとされています。

Instantsが表示されない・使えない時の対処法

「Instantsが見当たらない」「どこにあるか分からない」という場合、いくつか確認できるポイントがあります。新機能のため、アカウントによって表示のタイミングが異なる点に注意が必要です。

Instagramアプリを最新版に更新する

新機能はアプリの更新後に表示されるケースが多いため、まずは最新版になっているかを確認しましょう。

DM画面の右下を確認する

Instantsはフィードやプロフィールではなく、DM(受信箱)の右下に表示されます。別の画面を探していて見つからない、というケースもあるため、表示場所を確認してみてください。

単独アプリの提供状況を確認する

Instagram本体で見つからない場合は、iOS/AndroidでのInstants appの提供状況も確認してみましょう。もしInstagramアプリ内で見つからない場合は、Instantsアプリの使用がおすすめです。

対象地域・段階的リリースを確認する

Instantsは一部の地域で試験的に提供されているとされており、地域によって表示が異なる場合があります。

アカウントごとに反映に差があることを考慮する

新機能は、同じ端末でもアカウントによって表示に差が出ることがあります。複数アカウントをお持ちの場合は、それぞれで確認してみるとよいでしょう。

「受信箱でInstantsを非表示」設定を確認する

非表示設定がオンになっていると、DM画面のInstants表示が消えている可能性があります。意図せずオンになっていないか確認してみてください。設定の、「表示されるコンテンツ内のコンテンツ設定」→「受信箱でインスタントを非表示にする」から確認できます。

アプリの再起動・再ログイン・キャッシュ削除を試す

一般的な表示不具合への対処として、アプリの再起動や再ログイン、キャッシュ削除も有効な場合があります。

Instantsを非表示にする・使わない場合の設定

「Instantsを使う予定がない」「受信箱に表示させたくない」という場合は、非表示にする方法もあります。

一時的に隠したい場合は、受信箱の「写真の束」を長押しして右にスワイプすると非表示にでき、再び表示したい場合は同じ場所を長押しして左にスワイプすると説明されています。

また、受信箱からInstantsの表示自体を消したい場合は、プロフィールのメニューから設定を開き、「表示されるコンテンツ内のコンテンツ設定」→「受信箱でインスタントを非表示にする」からオン・オフを切り替えることができます。

1.「コンテンツ設定」を選択
2.「受信箱でインスタントを非表示にする」を選択

設定名称や項目の位置はアプリのバージョンによって異なる場合があるため、見当たらない場合はアプリを最新版に更新したうえで設定画面をご確認ください。

企業アカウントでInstantsを使うなら?向いている活用例と注意点

Instantsは、完成されたクリエイティブよりも、リアルタイム感のある発信と相性が良いと考えられます。閲覧後に消える仕様や限定共有の仕組みを踏まえると、不特定多数への拡散というより、すでに関係性のあるユーザーとの距離を縮める接点として捉えやすい機能です。

向いている使い方・向かない使い方を整理すると、次のようになります。

◎向いている使い方

  • イベント現場の一瞬を共有する
  • 新規認知の大量獲得を狙う
  • 撮影・制作の裏側を見せる
  • 作り込んだ広告クリエイティブの配信
  • 常連・ファンとの距離を縮める

△向かない使い方

  • 保存して読んでほしい商品説明
  • 親しい友達リスト向けの限定感を演出する
  • 詳細なキャンペーン告知
  • ブランドの温度感・人の気配を出す
  • 長期的に残したい情報発信

Instagram全体としても、「映え」より「リアル」を重視する流れが強まっており、特に若年層を中心に自然体への共感が高まっているとされています。

Instantsは、きれいに見せる投稿だけでなく、ブランドの裏側や温度感をどう伝えるかを考えるうえで、選択肢の一つになりそうです。

まとめ|Instantsはどう使い分けるべきか 

今回のアップデートでは、新機能「Instants」により、リアルタイム性と自然体の共有を重視したコミュニケーションが取り入れられました。

特に注目したいのは、閲覧後に消える仕様や、加工・編集ができない設計、そして親しい相手中心の限定共有という点です。これにより、従来の作り込まれた投稿とは異なり、その場の空気感や日常の一部を気軽に伝える発信がしやすくなります。

一方で、ストーリーズのように広く届ける機能ではないため、拡散施策としてではなく、既存のフォロワーやファンとの関係構築、ブランドのリアル感の演出という観点で捉えるのが自然です。

企業のSNS運用担当者にとっては、すぐに大きな成果へ直結する機能と捉えるよりも、ブランドの裏側や現場感を伝える新しい接点として見ておくとよさそうです。

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マーケティングプラスワン

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