TVer広告とは?費用相場、メリットや入稿方法を徹底解説

  • マーケティング

公開日:2024/06/28

更新日:2024/06/28

TVerは無料の動画視聴プラットフォームとして、多くのユーザーが利用しています。

民放のテレビ番組の見逃し配信がなされおり、ユーザーは便利に活用できます。

そんなTVerでは動画広告の配信も可能です。

他の動画視聴プラットフォームとは異なる特徴があるため、広告運用を検討している際は検討の余地があります。

本記事ではTVer広告の概要や費用相場、メリット、入稿方法などを解説しますので、ぜひ参考にしてください。

TVer広告とは?

TVer広告とは、TVerというテレビ番組の視聴サービスで配信できる広告です。

TVerでは、テレビ番組をインターネット経由で視聴するユーザーに向けて6~60秒の動画広告を配信できます。

費用相場

TVer広告の費用相場は、CPM(広告表示1,000回)あたり約4円~20円程度であり、最低出稿金額は50万円が目安です。

しかし、プラン内容によっては数十万円から実施できる可能性もあります。

具体的には15秒のCMを流す場合、1視聴あたり約2.8円~3.6円程度の単価になります。

したがって、15秒のCMを1万回視聴させたい場合、およそ28,000円~36,000円の費用がかかる計算です。

一方で、TVer広告の特徴として、秒数によって費用が異なるのが特徴です。

例えば、30秒のCMの場合は、1視聴あたりの単価が高くなる傾向にあります。

つまり、TVer広告の費用は、配信時間や視聴回数などによって変動します。

広告主の目的や予算に合わせて、出稿額などを決定しましょう。

TVer広告のメリット

TVer広告のメリットのなかでも、他の広告よりも優れている点をご紹介します。

視聴完了率が高い

TVer広告は、視聴者が番組を最後まで見る確率が高い特徴があります。

これは、TVer広告が番組中で流れるため、視聴者が広告をスキップしにくいためです。

その結果、視聴者が広告にしっかりと目を向けてくれるため、広告の効果的なアピールにつながります。

ターゲティング機能が高精度

TVer広告は、視聴者の属性や興味に合わせて広告を配信するターゲティング機能が高精度です。

視聴者が自分自身に関連性の高い広告を見つけられるため、広告の受容性が高まります。

例えば、特定の年齢層や地域に興味を持つ視聴者に対して、それに合った広告を的確に届けることができます。

この高精度なターゲティング機能により、視聴者は不要な広告を見ることなく、自分にとって有益な情報を得られます。

広告主にとっては適切なターゲティングができると無駄な広告費を削減でき、費用対効果を高められるでしょう。

テレビを普段見ないユーザーにも届く

TVer広告は、インターネットを利用するユーザーに向けて広告を配信できます。

そのため、テレビを普段見ないユーザーやインターネットを主要な情報源とするユーザーにも効果的に広告を届けられます。

例えば、若年層やデジタルメディアを積極的に利用する層に対しTVer広告を通じて効果的な情報発信が可能です。

従来のテレビ広告だけでなく、インターネットを主要なメディアとするユーザーにも広告が届くため、訴求力が向上します。

ブランディングに活用できる

TVer広告は、テレビCMと同様の高い信頼性があります。

TVer は、著作権処理を済ませた番組のみを配信しているため、ブランドセーフティ(ブランドのイメージを守ること)の面でも安心して活用できます。

ほかにも、先述したさまざまなメリットがほかの広告よりも優れている点でありブランディングに活かせるわけです。

ブランドの魅力をオンラインで訴求し、効果的なブランド戦略につながるでしょう。

TVer広告の入稿方法

ここからはTVer広告入稿方法を解説します。

今回はセルフサーブ配信とフルマネージド配信の場合について紹介します。

セルフサーブ配信の場合

まずはTVerに新規広告会社として申し込みを行います。

審査を通過すれば、TVerとの契約を締結し、ログインユーザーの設定などを行えるようになります。

その後、広告主の事業形態の審査が3営業日ほど行われます。

この審査では、会社名やホームページなどの情報が必要です。審査に合格すれば、TVerにアカウントの開設を依頼できます。

そして、広告主(代理店も含む)が広告の入稿を進める流れです。

動画素材を入稿し、それを使ってクリエイティブを作成します。

配信期間や予算の設定、性別・年代別のターゲティングなどを行い、広告を作成していきます。

そして、広告用動画の審査が3営業日ほど行われます。

審査に通過すれば、順次配信が開始されます。

配信開始後は、予算の調整やレポートの出力などの運用が可能です。

フルマネージド配信の場合

TVerでフルマネージドの広告配信を行う際は、業態考査を受ける必要があります。

これは、セルフサーブの場合と同様の流れです。

その後、TVerから発行された発注用アカウントを使って広告を発注します。

発注の際は広告主名、キャンペーン名、配信するセグメント、掲載期間、発注金額、CPM、素材の秒数などの情報が必要です。

ただし、発注後は変更できないため、事前に配信内容を検討しましょう。

次に広告用の動画素材をTVerの担当者に共有します。

そして、配信開始日に広告が配信されます。

フルマネージドの場合、自社で運用ができず、配信終了まで待つことになります。

配信終了後は、配信レポートの確認が可能です。

まとめ

TVerは、民放のテレビ番組で見逃し配信をしており、広告を出稿するとユーザーに効果的にリーチできます。

動画広告としては視聴完了率も高く、自社のメッセージを存分に伝えられるでしょう。

TVer広告の特徴を活かし、ブランディングに取り組んでみてください。

自社で運用が難しい場合には代理店に依頼することも選択肢の1つです。

効果的な広告運用を目指しましょう。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
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