3大ECモール(Amazon/楽天/Yahoo!)広告比較!集客力と売上アップを狙うならどれ?

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公開日:2024/05/17

更新日:2024/05/17

インターネットで商品を販売する場合、自社で直接ECショップを開く方法と、多くのショップが集まる複合型のECモールに出店する方法があります。

特殊な商品ではない限り、集客力を考えるとECモールへの出店が一般的です。

国内ではAmazonと楽天市場、そしてYahoo!ショッピングが3大ECモールと呼ばれています。

現在はそこで商品を販売する方法が主流ですが、顧客を増やすためには広告宣伝が必要です。

ただし、それぞれのECモールごとに特徴があるため、初めて広告を配信する時には迷うかもしれません。

この記事では、3大ECモール広告の種類や特徴について解説します。

広告配信を検討するうえで、ガイドブックとして活用してください。

3大ECモール広告の基礎知識

ECモールはインターネット上に構築された仮想のモールであり、テナント型とマーケットプレイス型との2つのタイプがあります。

テナント型はモール内に出店するイメージで、ショップの特徴やブランド力を活かした販売に向いています。

楽天市場とYahoo!ショッピングはテナント型です。

一方のAmazonはマーケットプレイス型で、商品をECモールに出品するイメージです。

いわばモール全体が一つの店であり、ユーザーは商品販売を委託することになります。

広告で集客力を高めるためには、モールの特性に合わせる必要があります。

また自社商品の特徴も考慮して最適な広告を選択しなければなりません。

それぞれのECモールでは、複数のタイプの広告サービスを準備しています。

ここからは、各モールの代表的な広告を紹介します。

多角的なアプローチができるAmazon広告

Amazonでは非常に多彩な広告タイプを準備していますが、利用しやすさとマーケティング効果を考えると、以下の4タイプから選ぶことになるでしょう。

スポンサープロダクト広告

商品検索結果ページや商品詳細ページに表示される広告です。

明確な検索目的を持ったユーザーに対して、効果的に商品を宣伝できます。

スポンサーブランド広告

検索結果・商品詳細ページに表示され、ブランドに合わせてカスタマイズした見出し・画像・動画などを配信できます。

スポンサーディスプレイ広告

AmazonのECサイトと、その他のサイトでも表示できる広告です。

複数のルートを通じて、効率的に自社商品をアピールすることができます。

ストア

ブランド専用のランディングページであり、そこから複数のページで商品やブランドについて紹介できます。

ユーザーの滞在時間を長くして、商品購入のチャンス拡大につなげます。

出品した商品にユーザーを誘導するため、Amazonが蓄積したデータやノウハウを有効に活用できる点が、Amazon広告の強みです。

多彩な見せ方ができることも、Amazon広告の大きなメリットです。

種類が豊富な楽天市場広告

楽天市場には検索連動型広告以外にも、イベント告知広告、季節イベント広告、ニュース広告など、出店者のニーズに合わせたさまざまなタイプの広告があります。

初めて広告配信を始めるなら、RPP広告(楽天プロモーション・プラットフォーム広告)がよいかもしれません。

RPP広告は検索連動型で、ユーザーの検索キーワードに連動して関連する商品をPRします。

RPP広告はシンプルな設定が特徴で、画像やテキストの準備にも手間がかからないため、スピーディーな広告運用に向いています。

設定は基本的にキーワードとクリック単価で行い、登録済みの商品を自動的に選出して配信することが可能です。

キーワードは商品ごとに設定でき、楽天の分析データをもとに最適なキーワードに見直すことで、ユーザーへの露出度も高まります。

最近では機械学習による広告運営の効率化も可能になりました。

楽天市場ではほかにも、イベントごとに枠を購入するディスプレイ広告や、会員にメールマガジンを配信するニュース広告など、独自の広告サービスを展開しています。

シンプル配信方法から始めて、段階的にさまざまな広告を試したい場合にもおすすめです。

柔軟性が高いYahoo!ショッピング広告

代表的なYahoo!広告が、検索広告とディスプレイ広告です。

検索広告とは、ユーザーが検索した時に、検索結果の上部という目立つ位置に表示される広告です。

検索広告はテキストを準備すればすぐに始められる点と、キーワードに連動して関連性が高い商品を直接ユーザーに配信できる点が優れています。

一方のディスプレイ広告は、画像・動画・テキストなどを組み合わせて、ユーザーに直感的なイメージを伝える広告です。

検索目的にかかわらず、広告を見たユーザーの興味を高められるというメリットがあります。

ほかにもYahoo!には、商品ページを直接広告に使えるアイテムマッチ広告があります。

すでに登録した商品があれば、事前準備の必要なしで広告配信をスタートできます。

この広告ではブースト予約機能が設定でき、特定の日を指定して配信を拡大することも可能です。

Yahoo!ショッピング広告は、関連するほかのサイトにも配信できます。

また利用者数がGoogleと並んで国内最大でもあるので、幅広いユーザーから顧客を開拓する場合に効果を発揮するでしょう。

まとめ

3大ECモール広告を利用するためには、原則的にそのモールで商品を販売する必要があります。

広告のタイプを選ぶことも重要ですが、まずは自社商品に適したECモールを選択する必要があるでしょう。

広告費はクリック課金型が多いので、予算に合わせたコスト管理が可能です。

広告のタイプも簡単な設定で始められるものから、自由にカスタマイズできるものまでさまざまです。

しかし、いざ商品販売と広告を始めるとなると、最初は迷うことが多いでしょう。

もしもWeb広告の運用に不安を感じる場合は、広告代理店に任せることも一つの選択肢です。

Heart Fullでは、現在運用中もしくは検討中のサイト分析も含めて、最適な施策をご提案いたします。

「Web広告をこれから始めたいが、どこから手をつければいいか分からない」など、ちょっとした課題や悩みにも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://x.com/Mktg_Plus_One

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