Googleショッピング広告の特徴と使い方 商品ベースのプロモーション戦略に効果的!

  • Web広告

公開日:2024/05/23

更新日:2024/05/23

検索連動型広告にはさまざまな種類がありますが、Google広告は特に種類が豊富です。

膨大な商品がひしめくGoogleだからこそ、利用者のニーズを満たす必要があるのでしょう。

そのGoogle広告の中で、キーワードではなく商品を前面に出してPRするのがGoogleショッピング広告です。

ユーザーの検索に連動して、目立つ位置で商品イメージを伝えることができます。

今回は世界最大の検索エンジンが提供する、Googleショッピング広告について解説します。

Googleで広告を配信中、または配信を検討中の皆さんはぜひ参考にしてください。

Google広告のいろいろ

Googleで商品広告を配信する場合には、まずアカウントを作成してから、単独もしくは複数の広告配信パターンを作成します。

このパターンをGoogleではキャンペーンと呼びます。

商品販売では、主に以下のようなキャンペーンが良く利用されます。

  • 検索キャンペーン:検索キーワードに連動して表示されるテキスト広告
  • ショッピングキャンペーン:Googleショッピング広告のこと
  • ディスプレイキャンペーン:Googleのサイトや提携サイトで表示される画像や動画の広告
  • 動画キャンペーン:YouTubeなどで動画広告を配信

ここからは、Googleショッピング広告に絞って解説します。

Googleショッピング広告とは?

一般的な検索連動型広告では、キーワードをベースに関連する広告を表示しますが、Googleショッピング広告のベースは商品そのものです。

Googleはユーザーが入力した検索語句を分析し、Google広告利用者が商品情報を登録するGoogle Merchant Centerに照合します。

そこで候補に選出された商品広告の中でオークションを行い、落札した商品が表示される仕組みです。

ショッピング広告では、商品画像・商品名・価格などの情報が以下のスペースで配信されます。

  • ショッピングタブ
  • Google検索結果
  • Google画像検索結果
  • Google検索パートナーサイト
  • YouTubeやGmailなどのディスプレイネットワーク

ショッピング広告は検索結果画面でも、検索広告より上に画像入りで表示されるため、ユーザーに注目されやすいというメリットがあります。

特にスマートフォンでは、ファーストビューがほぼショッピング広告でいっぱいになるので、宣伝効果がさらにアップするでしょう。

Googleショッピング広告の特徴とメリット

Googleで検索するユーザーは、特定の目的を持ってサイトを訪れています。

その検索結果が表示された時に、イメージが真っ先に目に飛び込んでくること、つまりほかよりも目立つことがショッピング広告の際立った特徴です。

画像イメージのほかに価格などの詳細情報も表示できるため、購入意欲が高いユーザーのニーズとマッチすれば、直接商品情報ページに誘導できる点もショッピング広告の強みでしょう。

また広告設定を最適化することで、同時に複数の自社商品を検索結果に表示させることも可能です。

ショッピング広告とリスティング広告が並べて表示されることもあるので、ユーザーの興味を最大限に高めることができます。

一方でショッピング広告ではキーワード設定ができません。

キーワードによってターゲットをコントロールする場合には、ほかのキャンペーン広告を併用する必要があります。

もう1つの注意点として、広告作成に手間がかかることも事前に理解しておくべきでしょう。

オークションで選定されるためには、Google Merchant Centerに詳細な情報を入力しなければなりません。

商品数が多いほど、画像や商品情報、店舗情報などの登録作業も増えます。

商品情報を定期的に更新しないと、広告が選ばれるチャンスが減ってしまうので、専任の担当者が必要になるかもしれません。

Googleショッピング広告の始め方

Googleショッピング広告を始めるにあたっては、自社ビジネスとのマッチング、見込める効果などを検討してから、以下の流れに従って設定を行います。

①Google Merchant Centerのアカウント作成

最初にアカウント登録の手続きを行い、自社ビジネスの概要を設定します。

ここでGoogleアカウントとの連携も行います。

②フィードの作成

ショッピング広告で紹介する詳細な商品情報をフィードと呼びます。

個々の商品ごとにフィードを入力することもできますが、商品の種類が多い場合はGoogleスプレッドシートを使っての一括登録も可能です。

商品ごとにおよそ20の項目を設定する必要があります。

③ショッピングキャンペーンの設定

広告の配信パターンであるキャンペーンを設定します。

ここではショッピングキャンペーンを選択して、入札単価や予算を入力すれば、Googleがキャンペーンを作成して配信がスタートします。

ショッピング広告では、フィードの作成が重要なポイントです。

可能な限り詳細な情報を入力するとともに、商品情報を常に最新に保たなければなりません。

適切なメンテナンスを継続することが、広告の露出度アップにつながります。

まとめ

Google側で広告をピックアップする点が特徴的ですが、Googleショッピング広告はユーザーが最も注目する位置に表示されるので、宣伝効果は非常に高いと言えます。

またユーザーが検索する商品に連動するため、キーワード連動型の広告と連携させれば、宣伝効果がさらに高まるかもしれません。

ただしGoogleショッピング広告を有効に活用する上では、フィードを充実させるためのメンテナンスが欠かせません。

ある程度の時間と手間は考慮する必要があるでしょう。

もしもWeb広告の運用に不安を感じる場合は、広告代理店に任せることも1つの選択肢です。

Heart Fullでは、現在運用中のサイトを詳細に分析して、最適な施策をご提案いたします。

「Web広告をこれから始めたいが、どこから手をつければいいか分からない」など、ちょっとした課題や悩みにも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

リスティング広告チェックリストを無料配布中!

リスティング広告チェックリストをPDF形式で無料でダウンロードいただけます。広告代理店が教えるリスティング広告の基礎を使ってあなたのビジネスの集客アップにご活用ください。

執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://x.com/Mktg_Plus_One

この記事のキーワード

scroll to top TOP