自営業・個人事業主におすすめのWEB広告【地域ターゲティング】についてご紹介!

  • Web広告

公開日:2024/01/19

更新日:2024/01/26

「お店を開いたはいいが、周辺のお客さんに全然お店を知ってもらえない。」といった自営業の方は多いのではないでしょうか?

お店の周辺に人に認知してもらうために、チラシ、看板など出すことも考えたが、人手が足りない、予算がなくできないという方も多いと思います。

「チラシを配っても数百人、しかもこの数百人にチラシを配るのに何時間かければいいのか…」

「看板を出しても立地がよくないため、思ったほど効果がでなかった。しかも設置費用だけで何万円もかかる…」

など自分のお店を認知してもらうとすると、悩みが尽きないですよね。

そこで今回は、自営業や個人事業主の方でも出しやすく、そして効率の良いWEB広告について紹介します!

一見するとWEB広告は難しそうですが、実は個人でも手軽に出せる広告の一つなんです。

認知や集客のための広告宣伝の種類

お店や商品・サービスを知ってもらう「認知」、実際にお店に来てもらう「集客」のためにまず思い浮かぶのは、広告を出すことですよね。

広告宣伝といっても、種類は色々あります。

まず基本となるのが、「媒体」です。「どこに広告を出そうかな?」と考えたとき、まずは媒体を決めます。

媒体は【1】マス広告【2】WEB広告【3】セールスプロモーション広の3つに分類されますので、簡単にそれぞれについて紹介します。

マス広告<新聞、雑誌、テレビCMなどを使った広告>

よく目にすることが多いテレビCMは、マス広告の一つです。

不特定多数の人に向けて広告を出すことができるので一気に認知度も高くなりますが、その分広告費も高い傾向にあります。

特にテレビCMなんかは、始めたばかりの自営業の方はほぼ難しいんじゃないかなと思います。

WEB広告<インターネット上に出す広告>

マス広告に比べると拡散力や範囲の広さは狭くなりますが、WEB広告は細かくターゲットを絞ることができ、「より興味を持っている人」に広告を出すことができます。

WEB広告の中でも種類がありますが、大まかに分けると下記の3種類あります。(※その他にも色々分類されますが、本記事では割愛させていただきます)

  1. 検索連動型広告→GoogleやYahoo!など検索画面の上部に出てくる広告
  2. SNS広告→Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSのタイムラインに出てくる広告
  3. ディスプレイ広告→サイト内にバナー画像として出てくる広告

ちなみに、今回ピックアップするのは「SNS広告」と「ディスプレイ広告」の2つです。

また、広告を出すための費用も自分で自由に決められるので、自営業の方でも始めやすい広告媒体としておすすめです(媒体によりますが数千円から出すことができます!)

セールスプロモーション広告<マス広告、WEB広告以外の広告>

始めに紹介した2つの広告以外に分類されるのが、セールスプロモーション広告(以下SP広告)です。

チラシを作ってポストインしたり、屋外に看板広告を出したりするのがSP広告にあたります。

費用はマス広告に比べると比較的安いです。

今回はこの中でも、WEB広告を運用している筆者がWEB広告の様々な手法を使って、店舗周辺に住んでいる人に自分のお店をアピールする方法をご紹介したいと思います。

自営業の方がWEB広告を利用するメリット

そもそも、自営業や個人事業主の方がWEB広告を利用するメリットは、他のマス広告やSP広告に比べてどんなことがあるのでしょうか?

大きく以下の2つがメリットとしてあげることができます。
【1】低予算で広告が出せる
【2】興味関心を持っている特定多数の人に広告が出せる

WEB広告一番のメリットは、広告を低予算から出せることです。

テレビCMや雑誌広告は到底無理でも、WEB広告であれば数千円から広告を出すことができます!

SNSを活用すれば無料で宣伝することも可能です。

「広告=高い」というイメージを払拭してくれるのがまさにWEB広告なんです。

そして、WEB広告は様々な情報をもとに、ターゲットを細かく設定できます。

不特定多数の人に向けて広告を出すだけでなく、興味関心を持ってくれそうな人たちだけに絞ることもできるのです。

今回紹介するWEB広告は、①SNS広告のFacebook・Instagramを使った広告と②ディスプレイ広告のGDN・YDNを使った広告になりますが、すべて地域ターゲティングという手法になります。

「自分のお店周辺の人だけに広告を出したい!」「実際にお店に来てもらえる人たちに知ってほしい!」というときに便利な地域ターゲティング。

媒体ごとの特徴とポイントをご紹介したいと思います。

Facebook・Instagram広告の地域ターゲティング

Facebook広告とInstagram広告は同じ管理画面から広告を出稿できるため、一緒に紹介したいと思います。(Facebook広告の管理画面からInstagramにも配信できる、というイメージです。)

FacebookやInstagramを利用されている方は、よく飲食店のクーポンやセール情報などの広告を見かけた人もいるかと思います。

はじめに、広告を配信する地域の設定などの話しをすると、Facebook、Instagram広告(以下Facebook広告)は、お店の住所から半径何メートルに広告を出す、という設定ができます。

つまり、指定した範囲内にいる人のFacebook、Instagram内だけに広告を出すことができるのです。

クーポンなどの広告を見かけたことがある人は、そのお店が設定した地域内、または設定しているターゲティング設定の条件に当てはまっているため、自身のFacebook・Instagramの中に広告が出た、ということになります。

地域設定だけではなく、年齢や性別はもちろん、「イタリアンに興味がある」「○歳の子供がいる」「既婚」など様々な人をターゲットできます。

Facebook広告は、Facebookのプロフィールの情報などをもとにターゲティングされるため、ターゲティング精度が高いと言われています。

そして、Facebook広告は写真が大きく表示されるため、映えた写真を広告に使用することができることが最大の特徴です。いわばクリエイティブ勝負!

特にInstagramは写真がメインのSNSのため、料理や店内のきれいな写真を広告に使用することで、ぐっと人の目を引き付けます

気になった人は広告の「詳しくはこちら」からお店のサイトに飛べるため、認知にも繋がります。

また、Facebook、Instagram広告は“広告感がない”というのも特徴の一つです。

広告の左上に小さく「広告」と表示されるだけなので、他のタイムラインの投稿とあまり変わりがありません。

より広告感を無くすには、なるべく写真にテキスト(「〇〇セール」など)を入れないようにすることです。

通常の投稿で画像内にテキストをいれる人は少ないため、他の投稿と比べると違和感がでてしまい、“広告感“が出てしまいます。

以上のことに気を付ければ、Facebook広告は“写真“をきれいに見せられる広告のため、飲食(料理の写真)や不動産(内観の写真)といった、視覚で人を引き付けられるサービスにかなりおすすめのWEB広告媒体と言えます。

Facebook広告のポイント

・お店から半径何メートルといった、地域ターゲティングが可能
・プロフィールをもとにターゲティングするため、ターゲティング精度が高い
・写真を大きく表示できるため、視覚で人の興味を引き付けられる、飲食や不動産などのサービスが向いている

GDN・YDN(ディスプレイ広告)の地域ターゲティング

続いて、GDN、YDNについて説明します。

GDN(Google Display Network)とはGoogleのバナー広告のことで、Googleと提携しているサイトに広告が表示され、

YDN(Yahoo Display Network)はYahoo!のバナー広告のことで、Yahoo!と提携しているサイトに広告が表示されます。

それぞれの地域ターゲティングは、以下のように設定可能です

  • GDN広告→お店から半径何メートルで設定が可能(Facebook広告と同じ)
  • YDN広告→市区町村単位で設定が可能

GDNは市区町村単位で地域を絞ることができるため、より細かく広告を配信する地域を設定することができます。

また、GDNの方がFacebook広告のような「○○に興味がある」といったターゲティングの種類も多くなっています。

ここまでだと、GDNの方が良い感じがしますが、もちろんYDNにもメリットはあります。

それは、YDNの方が1クリックあたりの単価が安いということです。(GDN・YDNはクリック課金型広告のため、1クリック〇円という形で課金がされます。)

その安さは1クリックあたり4円という破格!(筆者の感覚ですが、GDNは下げられても20円ほど、検索広告は平均100円くらいのイメージです)

そのため、より多くの人に広告をクリックしてもらい、お店のサイトに来てもらえるというメリットがYDNにはあります。

GDN・YDNはFacebook広告と違い写真を大きく表示できないため、クーポンやセールを行うときの告知に向いていると言えます。

YDNの1クリックあたりの単価が安いという特徴を活かすことで、「とにかく多くの人に知ってもらいたい!」と認知度を高めたい場合に大いに役立ちます。

GDN・YDNのポイント

・GDNはお店から半径何メートル、YDNは市区町村単位で地域設定ができる
・YDNは1クリック当たりの単価が安い
・写真を大きく表示できないためクーポンやセールを行うときの告知に向いている

以上、Facebook広告とGDN・YDNの地域ターゲティングを活用した、お店周辺の人へのアプローチ方法を紹介しました。

Facebook広告とGDN・YDNにはそれぞれ違った特徴があるため、双方のWEB広告を使い分けるのもおすすめです。

もちろん、効果を保証できるものではないので、ご自身の状況・課題と照らし合わせてWEB広告をだそうかどうかご判断いただければと思います。

「自分でWEB広告を出すのは不安…」という方は、小さな予算から最大限の効果を発揮できるようお手伝いいたしますので、ぜひHeartFullにご相談ください♪お店の売上げに貢献できれば幸いです!

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://twitter.com/Mktg_Plus_One

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