小・中・高校生を問わず、多くの生徒が得意科目、苦手科目を持っています。
しかし志望校合格のためには、得意科目を伸ばすことも大切ですが、苦手科目の克服も不可欠といえます。
そこで本記事では苦手科目を克服するメリットと苦手科目ができる原因、克服方法について解説します。
この記事の内容
苦手科目を克服するメリット
志望校合格のために苦手教科の克服は必要不可欠です。
まずは苦手教科を克服するメリットについて解説します。
苦手科目を克服すると合格の可能性が高まる
受験では全教科の総合点で合否が決まります。
そのため苦手科目を克服し試験の点数がアップすると、その分総合点がアップし、志望校合格の可能性が高まります。
得意科目をミスした場合のカバーに
得意科目があるといっても、いつでも良い点数が取れるとは限りません。
入試に絶対はありませんから、ケアレスミスなどによって得意科目で失点してしまうことも珍しくないのです。
しかし苦手科目を克服していると、得意科目で失点しても他の科目で挽回することが可能なので、志望校合格の可能性が高まります。
余裕を持って試験を受けることができる
苦手科目を克服しておくと、その分試験当日も気持ちに余裕を持って試験を受けることができます。
そのため得意科目を含めて落ち着いて試験を受けることができ、試験当日に十分実力を出すことができます。
苦手科目ができる原因は?
苦手科目克服のためには、何故その科目が苦手になったのか、その原因を知ることが大切です。
そこで苦手科目ができる主な原因について解説します。
分からない問題を放置してしまった
時に授業の内容が良く理解できないことがあります。
分からないことを分からないまま放置しておくと、次からの授業に付いていくことができなくなり、いつのまにかその科目に対して苦手意識を持ってしまいます。
一度苦手意識を持ってしまうと、できないと思いこみ、勉強に集中ができなくなったり、その科目を勉強する意欲すら失ってしまいます。
授業で分からないことがあれば、放置しないで、分かるまで先生に質問することが重要です。
テストで結果が出ない
テストで思うような結果が出ないことが続くと、どうしても苦手意識を持ってしまいます。
苦手意識を持つと日頃の勉強も疎かになり、さらにテストの結果が悪くなるという負のスパイラルに入ってしまいます。
苦手科目の克服方法
苦手科目を克服すると志望校合格への道は大きく開かれます。
そこで苦手科目の克服方法について、しっかりと把握しておきましょう。
苦手になった原因を把握する
苦手科目を克服するためには、何故苦手になったのか、その原因を把握することが重要です。
何故テストで結果が出ないのか、どの段階から理解ができていないのかを必ず把握しましょう。
毎日少しずつ勉強をする
苦手科目を勉強するのは生徒にとってとても苦痛なことです。
特に苦手科目を長時間勉強すると、集中力も続かず、ますます苦手意識を持ってしまうことになりかねません。
そこで、まずは毎日5分程度の勉強や、毎日テキスト3問を解くなど、少しずつ勉強することから始めてみましょう。
そして1日5分が10分、20分、30分、1日3問が5問、10問と無理なく徐々に勉強量を増やしていきましょう。
いずれにせよ毎日継続して勉強することが最も重要です。
簡単なことから勉強を始める
上記で説明した通り、苦手科目になった原因に、過去の授業で理解できなかったことを、そのまま放置していたことがあげられます。
そのため苦手科目克服のためには過去にさかのぼり勉強し直すことが必要不可欠といえます。
つまり簡単なことから勉強し直すのです。
イラストや漫画などを使用した分かりやすいテキストで勉強したり、下の学年の教科書を勉強し直すと苦手科目の克服に効果的です。
意地を張って難しい問題集に取り掛からず、簡単な問題集で基礎をしっかりと固めるなど、簡単な問題から難しい問題へとステップアップしていきましょう。
初めから高得点を目指さない
苦手科目があると受験ではとても不利になります。
そのためすぐに克服しなくては、と焦ってしまう人もいると思います。
しかし苦手科目をすぐに克服することはとても困難です。
苦手な原因を把握し、基礎からじっくりと勉強し直すことが重要です。
最初から試験で高得点を目指さず、平均点まで少しずつ試験の点数がアップするよう頑張りましょう。
平均点を取れるようになれば苦手意識も無くなってくるので、高得点を目指すことも無理ではなくなります。
毎日、少しずつ努力して苦手科目を克服しましょう。
苦手科目は早々簡単に克服できるものではありません。
苦手科目になった原因や、どの段階から理解できていないかをしっかりと把握し、簡単な問題から、毎日少しずつコツコツと苦手科目を克服していきましょう。
苦手科目を克服する努力は、受験において大きな実を結ぶに違いありません。
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