習い事も自宅で!勉強以外を教える家庭教師とは?

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公開:2023/04/06

更新:2023/04/13

一般的に「家庭教師」というと、主に学力の向上や受験対策を目的とした、学習指導を想像される方が多いです。

しかし、現在は家庭教師の種類も多様化しており、勉強以外を教える家庭教師も増えています。

家庭教師を利用できる習い事とはどのようなものなのでしょうか。利用できる種類や契約形態などを紹介していきます。

勉強以外の家庭教師の種類

勉強以外を教える家庭教師の種類は非常に多様です。その中でも、特に人気の4つの習い事を紹介します。

プログラミング

プログラミングは、社会からの需要が高く注目を集めているスキルです。

プログラミングを子供に学ばせたいという保護者は多く、家庭教師の利用も見られます。

ひと口にプログラミングといっても「ロボットを動作させる」「ゲームを作る」など、できることはさまざまです。また、プログラミングの家庭教師だからといって全てのジャンルを教えられるわけではありません。

子供がどのジャンルに興味を持つかを考えて、家庭教師を選ぶ必要があります。

楽器

ピアノやバイオリンなど、楽器の家庭教師も多く見られます。

演奏の仕方の細かい技術などは、隣で見ながら教えるのが最も効率的です。

子供に楽器を学ばせたいという需要は高く、専門の家庭教師派遣会社も存在します。

動画制作

動画制作も習い事として人気を集めているものの一つです。

WEB業界で需要が伸びつつある技術のため、上達すれば手に職をつけることができます。

動画作成では、編集ツールの使い方や構成の作り方など、独学では挫折してしまいがちなポイントが多く存在します。

そのため、隣について教えることができる家庭教師は理にかなった指導スタイルと言えます。

運動指導

運動指導の家庭教師は、体育家庭教師などとも呼ばれます。

子供の体力不足や運動音痴を懸念する声は多く、自宅で指導して欲しいという需要が存在します。

運動指導の内容は非常に幅広いです。単に体力をつけることが目的のコースから、体操や球技、学校体育の補修などさまざまです。

運動指導の家庭教師を依頼するのであれば、目的に応じて指導コースを選ぶ必要があります。

勉強以外の家庭教師の契約形態

勉強以外の家庭教師に依頼したい場合、契約形態は大きく分けて「個人契約」「派遣会社との契約」の2パターンです。

それぞれメリットとデメリットがあるため、あらかじめチェックして最適なものを選びましょう。

個人契約

個人契約は、親と教師が派遣会社を通さず直接契約するタイプの契約形態です。

派遣会社を経由した場合と比べて、同じ内容でも料金を抑えられるという特徴があります。

勉強以外の家庭教師は、専門の派遣会社が少ないため、変わった習い事だと個人契約しか選択肢がないことも珍しくありません。

費用を抑えられる反面、家庭教師との間でトラブルになっても自己解決する必要があります。

また、別の家庭教師に依頼したいケースでも、自分で代わりを探さなければなりません。

派遣会社との契約

音楽やプログラミングなど、メジャーな習い事であれば専門の家庭教師派遣会社も存在します。

派遣会社を経由するメリットは、教師を変えたい場合や指導に不服がある場合も本人ではなく派遣会社に伝えられることです。

家庭教師に気を遣わず要望を伝えることができます。

なお、個人契約の場合と比較すると料金はやや高めです。

勉強以外の家庭教師はどんな人におすすめ?

習い事のスタイルは家庭教師だけではありません。通いの習い事を選んでいる人も多く存在します。

では、勉強以外の家庭教師がおすすめなのはどんな人でしょうか。

徹底的に指導して欲しい人

徹底的に指導して欲しい場合、家庭教師の利用がおすすめです。

マンツーマンで指導してもらえるので、子供の上達具合に応じて柔軟に対応してもらえます。

複数指導タイプの習い事の場合、必ずしも子供全てに気配りができるとは限りません。進行状況を見落とされ、指導についていけなくなるリスクもあります。

その点、家庭教師は生徒が一人だけのため、指導に抜け漏れが発生しにくいです。

他の生徒の目を気にしたくない人

習い事の種類によっては、複数指導では他の生徒の目が気になって集中できない子や、うまく質問できない子もいます。こういった点を気にしなくて良いのも家庭教師のメリットです。

「質問したら授業の進行を遅らせるのではないか」「失敗が恥ずかしくて集中できない」こういった点も、家庭教師であれば心配無用です。

時間を有効に使いたい人

時間を有効活用したい場合も、家庭教師の利用がおすすめです。

というのも、教室に通うタイプの習い事では、移動時間や待ち時間など、少なからず時間のロスが発生するからです。

たとえば、教室まで片道30分かかるのであれば、習い事一回に使う時間は1時間です。家庭教師であれば、その時間を学校の宿題や友達と遊ぶことに使えます。

このように、子供の時間を大切に使いたい方にとっても、家庭教師は選択肢の一つになるでしょう。

その習い事、家庭教師でもできるかも?

現在、家庭教師の種類は多様化しています。勉強を教えるタイプの他に、各種習い事を教えるタイプも広がりつつあります。

もしかすると、今検討中のその習い事も、家庭教師を利用できるかもしれません。

自宅で教わることに魅力を感じるのであれば、一度検討してみてはいかがでしょうか。

takeshi

当サイトでは初めてオンライン家庭教師を利用する方向けに、オンライン家庭教師の選び方を紹介する記事も掲載しておりますので是非ご覧ください!

takeshi

相性ピッタリの先生に出会えることを祈ってます。最後までお読みいただきありがとうございました。

執筆者

takeshi suzuki

学生時代より家庭教師や塾講師を経験、大学卒業後も同じく教育業界にて勤務中。
その経験を活かし、2021年よりライターとしても活動開始。
受験や試験勉強などの記事執筆を手がけている。

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