YouTubeアナリティクスで分析するときに注目したい9つの指標を解説

  • マーケティング

公開日:2024/05/17

更新日:2024/05/17

近年、Webマーケティングにおいて、YouTubeは非常に重要な媒体の1つです。

YouTubeには、YouTubeアナリティクスという分析機能が提供されています。

例えば、どのような動画が視聴者に受け入れられているのか、どの動画がチャンネル登録者を増やしているのかなどを分析し、それに基づいた動画作成やチャンネル運営を行うことが可能です。

ここでは、Web広告やWebマーケティングを担当する方のために、YouTubeアナリティクスの特徴や使い方、分析時に注目したい9つの指標をご紹介します。

YouTubeアナリティクスとは

YouTubeアナリティクスは、YouTubeチャンネルや投稿した動画に関するアクセス解析ができるツールです。

適切に活用することで、YouTubeマーケティングの強化につなげられます。

YouTubeアナリティクスのおもな機能と利用方法は、以下のとおりです。

概要

YouTubeアナリティクスを開くと最初に表示されるのが概要画面です。

過去28日間の「視聴回数」「総再生時間」「チャンネル登録者」「推定収益」が一目で確認できます。

リーチ

リーチでは「インプレッション数」「インプレッションのクリック率」「視聴回数」「ユニーク視聴者数」を確認できます。

公開している動画のサムネイルが表示された回数や、動画のトラフィックソースを把握したいときに便利な指標です。

エンゲージメント

エンゲージメントでは視聴者がどれだけ動画に関与しているかを測定します。

視聴時間、視聴維持率(視聴者が動画をどれだけ最後まで見ているか)、コメント数、いいね数などを確認することが可能です。

視聴者

視聴者の属性(年齢、性別、地域など)や視聴者の行動(どの動画を見ているか、どの動画からチャンネル登録が増えているかなど)を把握できます。

収益

YouTubeパートナープログラムに参加している場合、収益タブで広告収益やYouTubeプレミアムの収益を確認できます。

YouTubeアナリティクスの使い方

YouTubeアナリティクスを使いたい場合、どのような手順を踏む必要があるのでしょうか。

以下でYouTubeアナリティクスの使い方を、順を追って解説します。

1.YouTubeにログイン

まずはYouTubeにログインします。Googleアカウントが必要です。

スマートフォンからアクセスする場合は、「YouTube Studio」のアプリをインストールすれば利用できます。

2.YouTube Studioを開く

ログイン後、画面の右上にあるプロフィールアイコンをクリックして、「YouTube Studio」を選択しましょう。

3.アナリティクスを開く

YouTube Studioの左メニュー内の「アナリティクス」を選択します。

4.各数値を確認

見たいデータに応じて「概要」「リーチ」「エンゲージメント」「視聴者」タブを切り替えて、各数値を確認しましょう。

また、右上の詳細モードを選択すれば、より詳細な数値を確認できます。

YouTubeアナリティクスで注目したい9つの指標

YouTubeアナリティクスを活用するためには、注目すべき指標があります。

ここでは、9つの指標をご紹介します。

指標1.視聴回数

動画が再生された回数を示します。

視聴回数が多いほど、その動画の人気度は高いといえるでしょう。

指標2.総再生時間

視聴者が動画を視聴した合計時間です。

総再生時間が長いほど、視聴者が動画に興味を持って長時間視聴していることを示します。

指標3.チャンネル登録者数

チャンネルの登録者数を示す指標です。

登録者数が多いほど、そのチャンネルの人気は高いといえます。

指標4.推定収益

YouTubeパートナープログラムに参加している場合、広告収益やYouTubeプレミアムの収益を確認できます。

指標5.平均視聴時間

視聴者が動画を視聴する平均時間を示す指標です。

平均視聴時間が長いほど、視聴者が動画に興味を持って視聴していることを示します。

指標6.インプレッション数

動画のサムネイルが表示された回数を示します。

インプレッション数が多いほど、動画が多くの人々に露出していると捉えることが可能です。

指標7.インプレッションのクリック率

インプレッション数に対する視聴回数の割合を示します。

クリック率が高いほど、動画が視聴者の関心を引きつけているといえるでしょう。

指標8.視聴者維持率

視聴者が動画を最後まで見ている割合を示す指標です。

視聴者維持率が高いほど、動画が視聴者の関心を引き続けていることを示します。

指標9.トラフィックソース

視聴者が動画を見つけた経路を示します。

トラフィックソースを分析することで、視聴者の動画へのアクセス経路を理解し、マーケティング戦略を立てることが可能です。

まとめ

YouTubeアナリティクスは、YouTubeチャンネルを運用する企業には、欠かせないツールです。

今回ご紹介した9つの指標を適切に分析することで、視聴者の行動や好みを理解し、より効果的なコンテンツ作成やマーケティング戦略を立てることが可能です。

また、これらの指標は動画ごとやチャンネル全体として確認できますので、成功した動画や改善が必要な動画を特定するのに役立ちます。

本記事の内容を参考に、ぜひご活用ください。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://x.com/Mktg_Plus_One

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