“Monthly Media Update” は、Web広告やSNSなど、各媒体の直近のアップデート情報や仕様変更をまとめてお届けする月刊シリーズです。2026年5月号 #2では、広告運用やプラットフォーム体験に関わるアップデートが複数見られました。AI機能の拡張や広告管理機能の改善に加え、広告表示体験に関する変更も見られています。
本記事では、直近で発表された主要Web広告媒体(Meta/Yahoo!広告)のアップデートと、Googleのスパム認定に関連する最新情報をまとめました。
【Meta】Meta AIとMuse Sparkを発表
Metaは、「Meta AI」および「Muse Spark」の提供開始を発表しました。
今回の発表は、Meta Superintelligence Labs(MSL)の取り組みの一環として行われたもので、Meta AIアプリや「meta.ai」での利用開始が案内されています。また、今後はInstagramやFacebookなどのMeta製品への統合も予定されているとされています。
従来からMetaではAI技術を活用した機能開発が進められていましたが、今回の発表では、より広範なMetaサービスへのAI展開方針が示された形です。一方で、広告マネージャー(Ads Manager)への具体的な実装や、広告運用機能に関する仕様変更については、発表内では明記されていません。
参考:Meta「Introducing Muse Spark: MSL’s First Model, Purpose-Built to Prioritize People」
【Yahoo!広告】RSAの掲載評価表示を終了
Yahoo!広告は、レスポンシブ検索広告(RSA)において、アセット単位の指標追加と「掲載評価」の提供終了を発表しました。
これまでRSAでは、広告見出しや説明文ごとに「掲載評価」が表示されていましたが、今回の変更により、この評価表示が終了となります。一方で、新たにアセット単位のパフォーマンス指標が追加される形となっています。
従来の掲載評価は、広告文の充実度を示すUIとして利用されていましたが、今後は個別アセットごとの実績指標を確認する仕様へ移行する流れとなっています。評価ベースから実績ベースへ確認軸が変化する点が、今回の特徴といえそうです。
参考:LINEヤフーforBusiness「レスポンシブ検索広告のアセット単位の指標追加、および掲載評価の提供終了について」
【Yahoo!広告】アドカスタマイザー属性編集に対応
Yahoo!広告では、広告管理ツールからアドカスタマイザー属性の操作が可能になりました。
これまでアドカスタマイザー属性の設定や編集は、主にファイル操作などを通じて行う場面がありましたが、今回のアップデートにより、広告管理ツール上から直接操作できるようになります。
対応内容には、属性の追加・編集・削除などが含まれており、管理画面内で完結できる範囲が広がっています。広告配信設定だけでなく、アドカスタマイザー関連の管理操作もGUI上で行える点が、従来との違いとなっています。
参考:LINEヤフー広告ヘルプ「アドカスタマイザーについて」
【Yahoo!広告】5月にシステムメンテナンス実施予定
Yahoo!広告は、2026年5月16日から17日にかけてシステムメンテナンスを実施すると発表しました。
案内では、メンテナンス期間中に一部機能が利用できなくなる可能性があるとされています。期間・対象ツールやサービスについては以下の通りです。
対象サービス
- LINEヤフー広告 検索広告
- LINEヤフー広告 ディスプレイ広告
- LINEヤフー広告 検索広告(ショッピング)
対象ツール
- 広告管理ツール
- キャンペーンエディター
- LINEヤフー広告 API
- LINEヤフー広告 スクリプト
実施期間(予定)
2026年5月16日(土)7時 ~ 2026年5月17日(日)12時
※予定は変更になる場合があります。
なお、LINE広告からLINEヤフー広告への移行ツールのみ、以下の期間で実施予定です。
2026年5月15日(金)0時 ~ 2026年5月18日(月)7時
また、メンテナンス期間中はアカウント残高の反映に影響が出る可能性があるため、残高不足を避ける目的で事前に余裕を持った入金が推奨されています。加えて、メンテナンス開始直前にインポート機能などを利用して大量の広告入稿や設定変更を行った場合、通常より反映に時間がかかる可能性がある点も案内されています。
定期的なメンテナンス告知ではあるものの、広告管理画面や関連機能への影響が発生する可能性があるため、事前にスケジュールを確認しておく必要がありそうです。
参考:LINEヤフーforBusiness「システムメンテナンスのお知らせ(2026/5/16~17)」
【Google】戻るボタン誘導バナーをスパム認定
Googleにおいて、6月15日より、戻るボタン操作時に表示されるバナーがスパムとして扱われる方針が発表されました。
対象となるのは、ユーザーがブラウザの戻るボタンを押した際に、遷移を妨げるように表示されるバナーや画面演出です。今回の内容では、こうした表示方法がGoogleのスパムポリシー上で問題視される対象として整理されています。
今回の内容では、ユーザー操作を妨げる体験として扱われている点が特徴です。広告施策そのものではなく、サイト上の表示挙動に関する扱いとして整理されています。
担当者が確認すべきポイントなどの詳細は関連記事「【2026年6月施行】Googleが「戻るボタンのハイジャック」をスパム認定|Web担当者が確認すべきポイント」にて解説していますので、あわせてご覧ください。
まとめ
以上、直近の最新アップデートをいくつかピックアップしてお届けしました。 AI機能の拡張や広告管理UIの改善に加え、広告表示体験に関する方針整理など、各媒体で異なる方向性のアップデートが見られました。
特にYahoo!広告では5月にメンテナンスも予定されているため、余裕を持った準備やスケジュールが鍵となりそうです。今後も媒体ごとに管理仕様やポリシー変更が継続する可能性があるため、公式アナウンスを定期的にチェックしていきましょう。
Marketing+Oneでは各媒体のアップデート・最新情報を定期的にお届けしています。引き続き最新情報をお見逃しなく、効果的なWebマーケティング施策を実施していきましょう。

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