Google電話専用広告は廃止予定|今後は電話番号アセットへ移行!設定方法や運用ポイントを解説

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公開日:2024/06/28

更新日:2026/05/29

電話による問い合わせを獲得したい企業にとって、Google電話専用広告は有効な広告手法の一つとして活用されてきました。しかし、Googleが提供終了を発表しており、今後は電話番号アセットを活用した運用への移行が必要です。

そこで本記事では、Google電話専用広告の概要や廃止スケジュール、電話番号アセットとの違いを解説します。また、電話番号アセットのメリットや設定方法、成果を高めるための運用ポイントについても紹介します。

電話による問い合わせ獲得を強化したい方や、電話専用広告からの移行を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

Google電話専用広告とは

Google電話専用広告とは、電話による問い合わせの獲得を目的としたGoogle広告の配信メニューです。

ユーザーがスマートフォンなど電話の発信が可能なデバイスで検索を行うと、検索結果画面に電話番号や通話ボタンが表示されます。ユーザーは通話ボタンをタップするだけで、そのまま広告主へ電話をかけることが可能です。

通常の検索広告との違い

通常の検索広告は、広告をクリックしたユーザーをWebサイトやランディングページへ遷移させることを目的としています。一方、電話専用広告はユーザーに直接電話をかけてもらうことを目的としている点が大きな違いです。

そのため、電話専用広告ではWebサイトへの誘導よりも「電話での問い合わせ獲得」を重視します。

Google電話専用広告は廃止予定

Googleは電話専用広告の提供を段階的に終了することを発表しています。

・2026年2月:新しい電話専用広告を作成するためのすべてのオプションが削除されます

・2027年2月:既存のすべての電話専用広告でインプレッションが発生しなくなります

参考:Google広告ヘルプ「電話専用広告から電話番号アセットに移行する方法

こうした背景から、Googleは電話専用広告に代わる機能として「電話番号アセット」の利用を推奨しています。現在電話専用広告を運用している場合は、配信終了までに電話番号アセットへの移行を進めておきましょう。

電話番号アセットとは

電話番号アセットとは、Google広告の検索広告に電話番号や通話ボタンを追加できる機能です。電話専用広告の廃止に伴い、現在は電話での問い合わせ獲得を目的とする場合の主要機能となっています。

電話番号アセットは通常の検索広告に追加して利用するため、電話による問い合わせだけでなく、Webサイトへの誘導も同時に行えます。ユーザーのニーズに応じて「電話」と「サイト訪問」の両方の導線を確保できる点が特徴です。

電話番号アセットの設定方法

電話専用広告の廃止に伴い、今後は電話番号アセットを活用した広告運用が求められます。ここでは、電話専用広告から電話番号アセットへ移行する手順と、電話番号アセットの設定方法を解説します。

電話専用広告から電話番号アセットに移行する手順

電話番号アセットへ移行する際の基本的な手順は以下のとおりです。

  1. Google広告アカウントにログインする
  2. アカウントまたはキャンペーンの設定にビジネス名を追加する
  3. ポリシーに準拠し、関連するすべての電話番号を電話番号アセットとして追加する
  4. 対象の広告グループでレスポンシブ検索広告を作成または変更する
  5. 「その他のアセットタイプ」オプションを選択して、レスポンシブ検索広告に電話番号アセットを追加する
  6. 新たに作成・変更したレスポンシブ検索広告が承認され、パフォーマンスが上がり始めたら、古い電話専用広告を削除する

参考:Google広告ヘルプ「電話専用広告から電話番号アセットに移行する方法

電話番号アセットの作成手順

電話番号アセットを設定する手順は以下のとおりです。

  1. Search Ads 360アカウントにログインする
  2. Google広告のクライアントアカウントに移動する
  3. ページメニューの「アセット」をクリックする
  4. 「+」ボタンをクリックし、「電話」を選択する
  5. 新しい電話番号アセットを作成する場合は「新規作成」を、以前に作成済みのアセットを使用する場合は「既存のものを使用」を選択する
  6. 新規作成の場合:電話番号を入力する/既存使用の場合:リストから番号を選択する
  7. 「保存」をクリックして設定を完了する

参考:Search Ads 360ヘルプ「Google 広告の電話番号アセットを作成、編集、削除する

電話番号アセットのメリット

電話番号アセットを活用すると、電話による問い合わせを獲得しやすくなるだけでなく、広告運用の幅も広がります。ここでは、電話番号アセットを利用する主なメリットを紹介します。

ユーザーから直接電話問い合わせを獲得できる

電話番号アセットを設定すると、検索広告に電話番号や通話ボタンが表示されるため、ユーザーはWebサイトに遷移することなく、その場で電話をかけることが可能です。問い合わせまでのステップが少なくなるため、予約や相談、見積もり依頼などにつながりやすくなります。

特に、緊急性の高いサービスや電話での相談が主流の業種では、問い合わせ機会の増加が期待できます。

検索広告と組み合わせて配信できる

電話番号アセットは、通常の検索広告に追加して利用できる点もメリットです。電話専用広告は電話による問い合わせに特化していましたが、電話番号アセットでは電話とWebサイト訪問の両方を促せます。

ユーザーによっては、すぐに電話したい場合もあれば、まずサービス内容を確認したい場合もあります。電話番号アセットを活用することで、それぞれのニーズに応じた行動を促しやすくなります。また、検索広告と組み合わせることで、より多くのユーザーにアプローチできる点も魅力です。

通話レポートで効果測定できる

電話番号アセットでは、通話レポート機能を利用して電話問い合わせの成果を計測できます。どのキャンペーンやキーワードが問い合わせ獲得につながっているかを把握しやすくなる点は、PDCAを回すうえで大きなメリットです。

また、電話コンバージョンを設定することで、電話問い合わせをコンバージョンとして計測することも可能です。広告費に対する成果を可視化できるため、データをもとにした改善施策を実施しやすくなります。

電話番号アセット運用時の注意点

電話番号アセットは電話での問い合わせ獲得に効果的な機能ですが、設定や運用方法によっては十分な成果につながらない場合があります。ここでは、電話番号アセットを活用する際に押さえておきたい注意点を紹介します。

営業時間に合わせて配信する

広告の配信スケジュールを設定し、電話対応が可能な時間帯にのみ電話番号アセットを表示するようにしましょう。ユーザーが広告を見て電話をかけても、営業時間外でつながらなければ問い合わせ機会を逃してしまいます。また、「電話したのにつながらなかった」という印象を与え、ユーザー体験の低下につながる可能性もあります。

問い合わせ内容が伝わる広告文を作成する

ユーザーは広告文を見て電話をかけるかどうかを判断するため、どのようなサービスを提供しているのか、どのような相談ができるのかを明確に伝える必要があります。

例えば、「無料相談受付中」「最短即日対応」「見積もり無料」など、ユーザーにとってのメリットを具体的に記載すると、問い合わせにつながりやすくなります。広告文と実際のサービス内容にズレがあると、問い合わせ後の離脱や機会損失につながるため注意してください。

通話品質や対応体制を整備する

問い合わせが集中しやすい時間帯は、十分な人員を確保しておくことが大切です。また、電話応対のルールやトークスクリプトを整備することで、対応品質の向上にもつながります。

電話番号アセットは電話問い合わせを増やすための機能ですが、成果を最大化するには広告運用とあわせて受電体制の見直しも行いましょう。

電話につながりやすい導線を設計する

広告文内で電話相談が可能であることを明記したり、電話を利用するメリットを訴求したりすることで、問い合わせへのハードルを下げられます。

また、電話だけでなくWebサイトへの導線も整備しておくと、すぐに電話をかけたいユーザーとまず情報収集したいユーザーの両方に対応できます。電話番号アセットは「電話かサイト訪問か」をユーザー自身が選択できるため、それぞれのニーズに応じた導線設計が大切です。

電話番号アセットに向いている業種

電話番号アセットは、すべての業種で同じように効果が出るわけではありません。特に、ユーザーが電話で問い合わせたいと感じやすい業種や、電話での相談・予約につながりやすいサービスと相性が良い傾向があります。ここでは、電話番号アセットの活用に向いている業種を紹介します。

緊急性の高いサービスを提供する業種

  • 水道修理
  • 鍵交換
  • ロードサービス
  • 害虫駆除

上記のような業種は、「すぐに相談したい」「今すぐ来てほしい」と感じるケースが多くあります。

このような場合、Webサイトをじっくり確認するよりも、検索結果からそのまま電話をかけられる導線がある方が問い合わせにつながりやすくなります。スピード対応が求められるサービスでは、電話番号アセットを活用することで機会損失を防ぎやすくなるでしょう。

電話での相談や予約が主流の業種

  • クリニック
  • 歯科医院
  • 美容院
  • 整体院
  • 学習塾

上記のような場所では、サービス内容の確認や予約のために電話が利用されるケースが少なくありません。

Webサイトの問い合わせフォームよりも、その場で電話をかけて空き状況や料金、サービス内容を確認したいと考えるユーザーも多くいます。電話番号アセットを活用することで、検索結果から直接電話をかけられるようになり、予約や問い合わせまでの手間を減らすことができます。

高額商材・検討期間が長い商材を扱う業種

  • 不動産
  • リフォーム
  • 保険
  • 士業
  • BtoBサービス

上記のような業種は、ユーザーがWebサイトの情報だけで判断しにくいケースがあります。

費用や契約内容、対応範囲などを詳しく確認したい場合、電話で直接相談できる導線があると問い合わせにつながりやすくなります。電話で不明点を解消できれば、その後の来店予約や商談、見積もり依頼につながる可能性もあります。

地域密着型の集客を行う業種

  • 工務店
  • 外壁塗装
  • 買取店
  • クリニック

上記のような業種では、ユーザーが近隣エリアでサービスを探しているケースが多くあります。

このような業種では、「近くで対応してくれるか」「すぐに予約できるか」という点が問い合わせの判断材料になります。電話番号アセットを活用すれば、検索結果からすぐに電話で確認できるため、地域の見込み顧客との接点を作りやすくなります。

まとめ

Google電話専用広告は、電話による問い合わせ獲得に特化した広告として活用されてきました。しかし、2026年2月に新規作成オプションが終了し、2027年2月には既存の電話専用広告も廃止予定です。そのため、今後は電話番号アセットを活用した広告運用への移行が必要になります。

電話番号アセットを利用すれば、検索広告に電話番号や通話ボタンを表示できるため、電話による問い合わせを促進しながらWebサイトへの誘導も行えます。また、通話レポートによる効果測定や、検索広告との併用による柔軟な運用も可能です。

ただし、成果を高めるためには営業時間に合わせた配信設定や、サービス内容が伝わる広告文の作成、適切な受電体制の整備が欠かせません。

現在電話専用広告を利用している場合は、配信終了までに電話番号アセットへの移行を進め、自社に合った運用方法を検討していきましょう。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
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