ランディングページを改善するためのポイントを解説!本当に改善が必要?どこを改善すべき?

  • マーケティング

公開日:2024/05/10

更新日:2024/05/10

あるブランドもしくは商品に興味を持ったインターネット・ユーザーが、その詳細を知るために最初に開くページがランディングページ(以下「LP」と表記)です。

LPがユーザーの興味に十分応えられれば、商品の購入に結びつく確率は高まりますが、ユーザーがすぐにページから離れてしまうようでは、そのLPは本来の機能を果たしていません。

そうしたケースでは、LP改善のタイミングにあるのかもしれません。

ただしLPを作り直すためには、現状を詳細に分析したうえで、確実にページの機能を向上させる必要があります。

この記事ではLPの役割を考察しながら、LP改善のポイントと改善方法の流れについて解説します。

Web運用の参考にしてください。

ランディングページの重要性

まずは、本来のLPが果たす役割について考えてみましょう。

ここからは、自社商品を販売するためにWeb広告およびマーケティングを実施している企業という設定で進めます。

はじめに、実はLPには2つの種類があるということから解説します。

トップページ中心型ランディングページ

一般的に認識されているLPは、複数のサブページに移動する前に、一度ユーザーを誘導するトップページのことでしょう。

ユーザーはこのページで概要をつかんでから、必要に応じて情報を提供するページに移動します。

しかし本来のLPは、ページ内で必要なほとんどの情報を説明し、ユーザーが商品購入や資料請求などの具体的な行動に移ることを促すものです。

この行動はコンバージョンと呼ばれ、LP改善の重要なポイントでもあります。

トップページ中心型のLPも、ページ内でユーザーのコンバージョンを促進することが目的であるため、リンクするサブページはなるべく少なくしたほうがよいでしょう。

複数の入り口からのランディングページ

もう1つのLPは、もっと幅広い役割を持っています。

現在のユーザーは検索ページやWeb広告、そしてSNSなど複数の入り口から商品にアクセスしてきます。

その先にあるLPはトップページとは限りません。

この場合、企業のホームページを構成するさまざまなページがLPとして機能することが望ましく、全体でユーザーのコンバージョンを高めることができれば、単独のLPに比べてはるかに多くのチャンスを生み出すでしょう。

ランディングページ改善前の分析

Webマーケティングを積極的に行う企業では、商品販売が横ばいか減少気味になると、原因の1つにLPのパフォーマンス低下を考えるかもしれません。

しかし、その時点でLP改善を検討する前に、別な解決策を検討する必要があります。

まずは商品販売に影響する要素をすべて検討し、Webマーケティングの数値も分析して、以下に挙げるようなポイントをチェックしてみましょう。

  • 商品そのものに問題がないか
  • ターゲティング方法に問題がないか
  • 広告の内容に問題がないか
  • SNSなどとの連携に問題がないか
  • コンバージョン数とコンバージョン率の確認
  • セッション数(訪問ユーザー数)の確認

これらは一例ですが、LP改善を考える前に現在の課題を見つけるのは重要なことです。

LP改善以外の方法で課題が解決できれば、それを優先するべきでしょう。

そのほかに解決方法が見つからなかったら、LP改善のタイミングにあると考えられます。

ランディングページ改善のポイント

理想的なLPの条件を考えると、まずはユーザーが多く訪れることと、長時間ページ内に滞留することでしょう。

それが結果的に、コンバージョン数やコンバージョン率の上昇につながります。

LP改善はその目標に近づくためであり、以下に挙げるようなポイントに注意して進めることが重要です。

ファーストビューにインパクトを

LPで最初にユーザーの目に入る画面がファーストビューです。

ここでインパクトを与えるためには、短時間で商品体験を共有してもらう必要があります。

画像やキャッチコピーについて、デザインおよび内容を見直してみましょう。

ボタンでユーザーをアクションに導く

購入・資料請求などに直結するボタンをクリックしてもらうため、ボタンの位置やデザイン、クリックを促すコピーについても十分に検討する必要があります。

広告やSNSとの連携を強化

広告やSNSから流入するユーザーに対しては、それぞれ適切なLPに誘導することが重要です。

広告で訴求するポイントと、SNSでアピールするポイントを明確にして、それと連動したLPを作成しなければ効果が出ません。

こうしたポイント以外にも、全体的なデザインの見直しも重要です。

また、ユーザーにとってページ内での操作がしやすいこともLPのパフォーマンスを高めます。

コンバージョンに直接結びつけるため、LPには複数のページをリンクさせないことにも注意しましょう。

まとめ

潜在的な顧客に対するPR手段として、ランディングページの役割は非常に大きくなっています。

特に商品購入につなげるページの場合、効果がはっきりしないとLP改善を検討したくなります。

しかしLP改善の前に、まずはさまざまな要素を分析する必要があります。

LP改善を決めてからも、あらゆる角度から改善ポイントを検証することが求められます。

ヒートマップツールやテストツールなどを利用する方法もありますが、コストと手間を考えると簡単には判断できないでしょう。

もしもWebマーケティングに不安を感じる場合は、広告代理店に任せることも1つの選択肢です。

Heart Fullでは、現在運用中のサイトを詳細に分析して、最適な施策をご提案いたします。

「ランディングページを改善したいが、どこから手をつければいいか分からない」など、ちょっとした課題や悩みにも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://twitter.com/Mktg_Plus_One

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