SNS広告の種類とそれぞれの特徴について

  • SNS広告

公開日:2024/01/19

更新日:2024/02/28

SNSは現代のコミュニケーションの主要な手段であり、企業にとっても重要なマーケティングツールとなっています。

そのため、広告主はさまざまなSNSプラットフォームを利用して広告を展開し、ターゲット層にアピールしています。

本記事では、主なSNS広告プラットフォームと、その特徴について解説します。

Facebook広告

Facebookは世界最大のSNSプラットフォームであり、年齢層や興味などの属性に基づいてターゲティングが可能な広告を提供しています。Facebook広告の特徴は以下の通りです。

1.カスタムオーディエンス機能: 顧客データやウェブサイト訪問者データをもとに、ターゲットとなるオーディエンスを特定できます。

2.類似オーディエンス機能: 既存の顧客やフォロワーと似た属性を持つユーザーを見つけ、ターゲティングできます。

3.広告フォーマットの多様性: 動画広告やキャンバス広告、カルーセル広告など、目的に合わせた多彩な広告フォーマットが利用できます。

Instagram広告

Instagramは若年層を中心に利用者が急増しているSNSで、ビジュアルコンテンツが強みです。Instagram広告の特徴は以下の通りです。

1.ストーリーズ広告: ユーザーのストーリーズフィードに挿入される広告で、フルスクリーンの動画や画像が表示されます。

2.ショッピング機能との連携: 商品画像にタグを付けることで、ユーザーが直接購入ページにアクセスできるようになります。

3.インスタグラマーとのコラボレーション: 人気インスタグラマーと提携し、その投稿に広告主の商品やサービスを紹介させることができます。

X広告(旧Twitter広告)

Xは情報発信やトレンドの発信源となることが多く、リアルタイム性が特徴です。X広告の特徴は以下の通りです。

1.プロモ広告: ターゲットユーザーのタイムラインや検索結果に表示される広告ポストで、ユーザーのエンゲージメントを促します。

2.フォロワー獲得広告: ターゲットユーザーにフォローを促す広告で、フォロワー数の増加を目指します。

3.Xテイクオーバー:一定期間Xトップページや検索結果最上部を独占する広告で、高い露出度、短期集中プロモーション、ブランド認知向上が特徴です。

YouTube広告

YouTube広告は、動画共有プラットフォームであるYouTube上で配信されるデジタル広告です。

YouTubeはSNSではないと考える方もおりますが、YouTubeはオンライン動画共有プラットフォームであり、コメントやアンケート機能、スパチャ(スーパーチャット)を通じて視聴者と交流ができるためSNSの1つでございます。

そんなYouTube上で配信することができるYouTube広告は、ビジネスやブランドがターゲットオーディエンスにリーチし、製品やサービスの認知度を高めるために使用されることが多いです。

また、YouTube広告は以下の特徴を持っています。

1.広範囲なリーチ: YouTubeは月間20億人以上のアクティブユーザーを抱えており、世界中のあらゆる年齢層や興味に対応しています。これにより、ブランドは広範囲なリーチを得られます。

2.ターゲティング機能: 広告主は、視聴者の年齢、性別、興味、地域などの属性に基づいて広告を配信できます。これにより、効果的なターゲットオーディエンスにメッセージを届けられます。

3.複数の広告形式: YouTube広告には、非スキップ広告、スキップ可能なインストリーム広告、バンパー広告、インフィード広告、オーバーレイ広告、マストヘッド広告など、さまざまな形式があります。

そのため広告主はどのように自社広告を表示させたいかあるいは自社の目的にあった最適な配信手法は何かを検討・分析することができます。

TikTok広告

TikTokはショートムービーを共有するSNSで、若い世代を中心に人気があります。TikTok広告の特徴は以下の通りです。

1.インフィード広告: ユーザーの動画フィードに表示される広告で、ショートムービー形式で商品やサービスを紹介できます。

2.ハッシュタグチャレンジ: ブランドが提案するチャレンジにユーザーが参加し、動画を投稿する形式の広告です。

3.ブランドエフェクト: 広告主がオリジナルのARエフェクトを提供し、ユーザーが動画の中で使用することができます。

Pinterest広告

Pinterestはビジュアルコンテンツを中心としたSNSで、主に女性ユーザーが多いことが特徴です。Pinterest広告の特徴は以下の通りです。

1.スタンダード: 通常のピンに広告情報を付加したもので、検索ワードによるターゲティングも可能となっております。

2.ショッピング広告: 商品画像に直接購入リンクを付けることができ、ユーザーは簡単に購入ページにアクセスできます。これにより、購買意欲を高めることができます。

3.ビデオ広告: 動画コンテンツを使用した広告で、ユーザーの目を引く効果があります。さらに、自動再生機能があるため、ユーザーの関心を引きやすいです。

LINE広告

LINEは日本をはじめとするアジア圏で人気の高いメッセンジャーアプリです。LINE広告の特徴は以下の通りです。

1.友達オーディエンス配信:LINE公式アカウントの友だちのオーディエンス作成、またそのオーディエンスへのターゲティング配信が可能です。 オーディエンス作成は、「アカウントの友だち(ターゲットリーチ)」「ブロック中の友だち」の2つが作成できます。

2.友達追加広告:LINE広告を通じて認証済のLINE公式アカウントの友だちを獲得する広告商品です。 自然な流入により関心度の高い友だち獲得が見込めます。

3.LINE Dynamic Ads:ユーザーの商品の閲覧履歴に基づき、興味がありそうな特定商品を広告表示します。そのため、ユーザー一人ひとりに向 けた配信最適化が可能です。また、商品ごとに遷移先を設定できるため、より効率的に再来訪や購入を促進できます。

まとめ

SNS広告は多種多様なプラットフォームが存在し、それぞれの特徴によって効果的なマーケティングが実現できます。

広告主は、自社の目的やターゲット層に合わせて適切なプラットフォームを選び、最大限の効果を目指すことが重要です。

また、SNS広告は効果測定が容易であるため、PDCAサイクルを回すことでより効果的な広告展開が可能となります。

今後もSNS広告は進化を続け、企業とユーザー双方にとって有益な広告手法となるでしょう。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
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