Instagramのパートナーシップ広告とは?メリットや設定方法をご紹介

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公開日:2024/05/23

更新日:2024/05/23

Instagramで公式アカウントを運用したり広告を出稿したりして、マーケティングに利用している企業は多いでしょう。

広告を運用するのであれば、パートナーシップ広告を利用する方法もあります。

これまでInstagramでの広告運用があまり上手くいっていなかった企業でも、改善するかもしれません。

本記事では、Instagramのパートナーシップ広告について解説していきます。

パートナーシップ広告とは

パートナーシップ広告というのは、企業がInstagramでクリエイターから投稿してもらう広告のことです。

以前まではブランドコンテンツ広告と呼ばれていました。

パートナーシップ広告は、一般的な広告とはやや異なり、クリエイターの投稿を企業の広告として扱うのが特徴です。

自社のアカウントで配信するのではなく、クリエイターのアカウントから投稿します。

そして、クリエイターのアカウント名のところには「広告/Sponsored」という表示が出てきます。

広告だということが示されており、よく見れば通常の投稿と区別できる仕組みです。

パートナーシップ広告を利用するメリット

パートナーシップ広告を利用することで次のようなメリットが得られます。

インフルエンサーの訴求力を利用できる

パートナーシップ広告を利用する企業の多くは、クリエイターにインフルエンサーを選んでいます。

インフルエンサーの訴求力はかなり強力です。

広告だということが分かっていても、インフルエンサーが宣伝していれば、使ってみようと考えるユーザーは少なくありません。

通常の広告を出稿するよりも高いパフォーマンスが期待できます。

宣伝色を抑えて商材を訴求できる

SNSを利用しているユーザーの中には、広告に対してあまり好意的でない感情を抱いている人もいます。

宣伝色の強い広告だとなかなかコンバージョンにつながらないこともあるでしょう。

その点、パートナーシップ広告なら、通常の広告と比べて宣伝色が抑えられるのがメリットです。

通常の広告だとあまり見てくれないユーザーも、パートナーシップ広告なら見てもらいやすいです。

フォロワーでないユーザーにも配信できる

パートナーシップ広告は、クリエイターのフォロワーに向けて通常の投稿のようにして配信されます。

その上で、ターゲティングも可能です。

ターゲティングにより、クリエイターのフォロワーでないユーザーにも広告が配信されます。より多くのユーザーに見てもらえるのがメリットです。

効果測定がしやすい

パートナーシップ広告を出稿している場合には、Meta社で提供している広告分析ツールを利用可能です。

どのような層のユーザーに配信されているのか、アクションの数の推移など細かく分析できます。

広告出稿による効果を測定しやすいのがメリットです。

パートナーシップ広告を利用する際の注意点

パートナーシップ広告を利用する際は、次のような点に注意が必要です。

クリエイターとの事前の契約締結が必要

パートナーシップ広告を配信するためには、クリエイターと契約することが前提です。

まずは、自社の商材と相性の良いクリエイターを見つけて事前に契約を締結しなければなりません。

契約ではクリエイターに支払う報酬や、広告を配信する期間などに関して明確な取り決めをしておく必要があります。

投稿を管理する権限はクリエイターが持つ

パートナーシップ広告は通常の広告と違って、広告主企業が管理することはできません。

投稿主であるクリエイターに管理権限があります。

コメントの管理などもクリエイターが行うという点に留意した上で利用するようにしましょう。

パートナーシップ広告を設定する手順

パートナーシップ広告の配信時には、広告主企業だけでなくクリエイターの方でも設定が必要です。

では、どのような設定を行うのか見ていきましょう。

クリエイターが行うこと

クリエイターは広告主となる企業に対して、ブランドパートナー申請が必要です。

「設定とプライバシー」から「ブランドコンテンツ」に入り「ブランドコンテンツツールを設定」へと進みましょう。

有効化してから「タイアップ投稿ラベル」のところから、広告主企業を検索して承認をリクエストします。

広告主企業が行うこと

企業側では「設定とプライバシー」から「アカウントの種類とツール」へと進み「ブランドコンテンツ」の項目に入りましょう。

クリエイターから届いている承認リクエストを確認できるので承認します。

そして、広告マネージャーの広告作成画面で「パートナーシップ広告」のスイッチをオンにしましょう。

「識別情報を選択」の項目に入り、自社のFacebookページとInstagramアカウントを指定します。

ここまでで設定は完了です。

次に広告設定で「既存の広告を使用」を選択しましょう。「

ブランドコンテンツ」のところにクリエイターの投稿が表示され、使用したいものを選択すると、パートナーシップ広告として配信されます。

まとめ

Instagramでパートナーシップ広告を利用すれば、インフルエンサーの訴求力を利用して宣伝できます。

通常の広告よりも宣伝色が弱いため、広告を嫌うユーザーに対しても効果的です。

ただし、投稿に関する権限はクリエイター側にあることに留意しておく必要があります。

通常の広告でパフォーマンスが芳しくない場合には、ぜひパートナーシップ広告の利用を検討してみましょう。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
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