ディスプレイ広告とは?リスティング広告との違い、メリット・デメリットについて解説

  • Web広告

公開日:2023/12/14

更新日:2023/12/14

ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリの広告枠に表示される広告です。

リスティング広告と違い、画像や動画などのクリエイティブを使い、ユーザーの興味・関心を引くことができます。

そこでこの記事では、ディスプレイ広告の特徴や課金方法、リスティング広告との違い、メリットやデメリットについて分かりやすく解説します。

ディスプレイ広告とは

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの広告枠に表示される広告のことです。

テキスト、画像、動画などのさまざまなフォーマットで作成でき、ユーザーの興味や関心に合わせて表示することができます。

ディスプレイ広告の目的は、大きく分けて以下の2つです。

  • 認知拡大:自社や商品・サービスの存在を広く認知してもらう
  • サイトへの誘導:自社サイトやECサイトへの訪問を促す

ディスプレイ広告は、後述するリスティング広告(検索連動型広告)と比べて、表示される場所が幅広いことが特徴です。

Webサイトやアプリの広告枠に表示されるため、ユーザーがさまざまな場面で目にする機会があります。

ディスプレイ広告の費用が発生するタイミング

ディスプレイ広告は、クリック課金が基本となります。

クリック課金は、広告のクリック単価(CPC)を設定することで、クリックが発生するたびに費用が発生します。

ユーザーにクリックされなければ費用は発生しません。

クリック単価は広告主が競合他社と競いながら設定するため、常に変動しています。

1日あたりの上限予算を設定することができるので、「予想以上にクリックされて予算を大幅に超えてしまった!」ということはあまり起こりません。

ただ、外部要因などによりクリックが一時的に増加することで予算を超えてしまう可能性もあるので、余裕を持った予算設定を行うことが大切です。

リスティング広告(検索連動型広告)との違い

リスティング広告とディスプレイ広告の違いは、主に以下の2つです。

表示場所

リスティング広告は検索結果画面に表示されるのに対し、ディスプレイ広告はWebサイトやアプリの広告枠に表示されます。

表示対象

リスティング広告は検索キーワードに関連するユーザーに表示されるのに対し、ディスプレイ広告はユーザーの興味や関心に合わせて表示されます。

リスティング広告はユーザーが検索したキーワードに関連する広告を表示するため、ニーズが明確なユーザーに訴求することができます。

一方、ディスプレイ広告はユーザーの興味や関心に合わせて表示するため、認知拡大やサイトへの誘導に効果的です。

項目ディスプレイ広告リスティング広告
表示される場所Webサイトやアプリの広告枠検索結果画面
ターゲティングユーザーの興味・関心や属性、行動履歴など検索キーワード
クリエイティブの種類画像や動画、テキストなどテキストのみ
目的認知拡大、興味喚起、サイト誘導などサイト誘導、問い合わせなど

ディスプレイ広告はリスティング広告と比べて、ターゲティングの柔軟さやクリエイティブの種類が豊富といったメリットがあります。

続いて、ディスプレイ広告のメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

ディスプレイ広告のメリットとデメリット

メリット

ディスプレイ広告には、以下のメリットがあります。

認知拡大や興味喚起、潜在層へのアプローチに効果的

ディスプレイ広告は、画像や動画などのクリエイティブを活用する広告です。

そのため、テキストだけの広告に比べて視認性や訴求力が高いため、認知拡大や興味喚起に効果的です。

自社や商品・サービスがまだ認知されていないユーザー(潜在層)に、広くアプローチすることができます。

ターゲティングが柔軟

ディスプレイ広告は、ユーザーの興味・関心や属性、行動履歴などに合わせて広告を表示できるため、ターゲティングが柔軟です。

自社がターゲットとするユーザーに、ピンポイントで広告を表示することができます。

クリエイティブの種類が豊富

ディスプレイ広告は画像や動画、テキストなど様々なクリエイティブを活用できるため、オリジナリティのある広告を作成することができます。

そのため、自社のブランドや商品・サービスに適した効果的な広告を作成することができます。

ユーザーの興味を引き付け、訴求力の高い広告を作成することも可能です。

リターゲティングができる

リターゲティングとは、自社サイトやECサイトに訪れたことがあるユーザーに対して、広告を表示する手法です。

リターゲティング広告は、ユーザーが自社サイトやECサイトに訪れた際にブラウザにクッキーを保存します。

クッキーには、ユーザーの属性や行動履歴などの情報が保存されます。

その後、ユーザーが他のWebサイトやアプリを閲覧している際にリターゲティング広告配信の対象となると、クッキーに保存された情報に基づいて広告が表示されます。

デメリット

デメリットとしては以下のようなものが挙げられます。

コンバージョン率が低い傾向にある

ディスプレイ広告は認知拡大や興味喚起に効果的な広告ですが、コンバージョン率が低いというデメリットがあります。

クリックから購入やお問い合わせに至るまでには複数の接触機会が必要になるため、短期的な成果を期待する場合には向きません。

予算消化ペースが早くなることもある

ディスプレイ広告は、ターゲティングやクリエイティブを工夫することで、効率的に広告を配信することができます。

しかし、ターゲティングを広く設定したりクリエイティブを多めに作成したりすると、本来のターゲットではないユーザーがクリックすることも多くなります。

その結果、予算の消化ペースが早くなる場合があります。

広告費用の予算を事前に決めておき、適切な予算で広告を配信するようにしましょう。

まとめ

ディスプレイ広告は認知拡大や興味喚起など、幅広い目的で利用できる広告です。

ターゲティングやクリエイティブの種類が豊富なため、自社の目的やターゲットに合わせて効果的な広告を作成することができます。

ただし、コンバージョン率が低い、予算消化が早いなどの注意点もあるので、メリットとデメリットを知った上で検討しましょう。

ディスプレイ広告はGoogleやYahoo!のアカウント開設さえすれば自社でも配信できますが、運用に不安を持つ方は広告代理店にお任せするのも一つの方法です。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
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