Yahoo!広告とは?その特徴と効果的な活用法を紹介

  • Web広告

公開日:2024/05/09

更新日:2024/05/16

Web広告で得られる効果は、運用方法や各種設定により大きく異なります。

広告運用に明確な目的を持ち、開拓したいターゲットに対して適切な方法でアピールしないと高い効果は期待できません。

さまざまなタイプの広告がある中で、まずは自社にとって最適なWeb広告を選択する必要があります。

そのためには、基本的なWeb広告の知識を身につけておくとよいでしょう。

この記事では多くのWeb広告の中からYahoo!広告をとり上げ、その特徴やメリットを解説します。

Web広告運用ガイドとして、ぜひご活用ください。

Yahoo!広告とは?

Yahoo!広告とは、国内最大級のポータルサイトであり、LINEヤフー社が運営する「Yahoo! JAPAN」の広告掲載サービスです。

Yahoo!のサービス以外にも、ネットワークパートナーとしてLINE、新聞各社、Exciteなどの多様なメディアと提携しており、それぞれに広告を掲載することができます。

国内インターネットユーザーのおよそ8割がYahoo! JAPANを利用しているというデータがあるように、何よりも利用者数が多いことがYahoo!広告の強みです。

当然ユーザー層も幅広く、企業にとっては自社商品やサービスのターゲティングがしやすいというメリットがあります。

Yahoo!広告の検索広告とディスプレイ広告

Yahoo!広告には「検索広告」と「ディスプレイ広告」という2種類の広告パターンがあります。

ここで、それぞれの特徴をまとめておきましょう。

検索広告(YSA)とは?

検索広告とは、ユーザーが知りたい情報を検索した時に、画面上にリストアップされる検索結果の上部に表示される広告のことです。

ユーザーの興味や検索目的に合わせて表示できるため、高い宣伝効果が期待できます。

検索広告はテキスト形式であり、検索リストの最も目立つポジションに表示され、リアルタイムでユーザーの興味を引くことができます。

ユーザーが検索するキーワードに対応できる点も、広告宣伝効果を高めるための重要なポイントです。

ディスプレイ広告(YDA)とは?

ディスプレイ広告とは、さまざまなWebサイトやアプリの画面に表示される、画像・動画・テキストなどを組み合わせた広告です。

検索広告が特定の興味を持ったユーザーに向いているのに対して、ディスプレイ広告は潜在的な顧客の開拓に向いています。

多くのユーザーはごく短時間でサイトを移動するため、画像や動画でイメージを伝えるディスプレイ広告は、商品・サービスの魅力を瞬時にアピールできるように工夫されています。

広告の目的とターゲットに応じて、検索広告とディスプレイ広告とを使い分けることも、Yahoo!広告の効果的な活用法と言えるでしょう。

Yahoo!広告の特徴

Yahoo!広告は、国内ではGoogle広告と並んで認知度が高く、多種多様なメディアで幅広いユーザー層にアプローチできます。

露出度の高さと潜在的顧客の多さという、広告にとって最も重要な要素を備えているのです。

また、広告の品質を重視して厳しい審査基準を設けているため、広告主やユーザーに対する信頼性と透明性にも定評があります。

広告運用のプロによるサポートも充実しており、操作が分からなかったり運用方法で悩んだりした場合も、適切なアドバイスを受けることができます。

利用を検討する場合コストも重要な選択肢ですが、Yahoo!広告は基本的にクリック課金型なので、広告が掲載されるだけでは費用がかかりません。

ユーザーが広告をクリックしたタイミングで、初めて料金が発生します。

料金体系が柔軟であるため、1日あたり数千円という設定も可能です。

Yahoo!広告おすすめの活用法

国内ではYahoo! JAPANとGoogleのユーザー数は拮抗しており、月間の平均利用者数はともに8,000万人を超えています。

以前はYahoo! JAPANのほうが、ユーザーの年齢層が高いというデータがありましたが、全年代での利用状況に明確な違いはありません。

ただし、視聴行動分析サービスのニールセンが実施した調査によれば、スマートフォンを利用するZ世代では、Googleの利用のほうが多いという結果が出ています。

Yahoo! JAPANはパソコンによる検索が多いというデータもあるため、幅広い年代層および年齢の高い世代に対しては、Yahoo!広告がおすすめかもしれません。

出典:「Z世代とのコミュニケーションにおいては、多様なメディア視聴実態の把握が鍵」Nielsen

さらに、Yahoo!広告は、Google広告と比較して掲載基準が厳しいという特徴があります。

例えばアダルトコンテンツや未承認の医薬品などでは、広告を掲載すること自体が制限されます。

安全性を求める顧客を開拓する場合、まずはYahoo!広告を検討するとよいでしょう。

まとめ

Yahoo!広告は国内最大級のポータルサイトと連携したサービスで、安全性と信頼性も高く評価されています。

また、基本的にクリック課金であり、低予算から利用を始めることが可能です。

スモールスタートができることは、利用する企業にとって大きなメリットと言えるでしょう。

一方で安全性を確保するため、広告内容の審査が厳しく、掲載開始までに時間がかかる場合もあり、内容の修正が必要になる可能性もあります。

Web広告の運用に不安を感じる場合は、広告代理店に任せることも1つの選択肢です。

Heart Fullでは、現在運用中のサイトを詳細に分析して、最適な施策をご提案いたします。

「Web広告をこれから始めたいが、どこから手をつければいいか分からない」など、ちょっとした課題や悩みにも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://twitter.com/Mktg_Plus_One

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