Amazon広告とは?基本的な活用法と始め方を紹介

  • Web広告

公開日:2024/05/09

更新日:2024/05/09

Yahoo!広告やGoogle広告とは異なり、ECサイトに直接表示される点がAmazon広告の特徴です。

商品やサービスの購入を検討中のユーザーにアピールできるため、効果的な宣伝広告活動が可能になるでしょう。

Amazon広告にもさまざまな種類があります。

まずはその中から、自社にとって最適なタイプの広告を選ばなければなりません。

この記事ではAmazon広告の基礎知識として、それぞれの広告タイプの概要や特徴、広告掲載の始め方などを解説します。

Web広告運用ガイドとして、ぜひご活用ください。

Amazon広告の特徴と種類

Amazon広告とは、基本的にECサイトのAmazonでユーザーにアピールする宣伝方法です。

自社のブランドと商品・サービスの認知度を高めつつ、ユーザーの動向を分析し、最終的には売上を向上させることが目的です。

Amazon広告とはスポンサー広告であり、主に以下に挙げる4つのタイプに分類されます。

スポンサープロダクト広告

商品検索結果や商品詳細ページに表示される、Amazonで出品中の個々の商品・サービスを紹介する広告です。

検索目的に関連する商品などを、積極的に探しているユーザーにPRできます。

スポンサーブランド広告

こちらも商品検索結果や商品詳細ページに表示されますが、カスタム見出し・画像・動画などを使用する点がスポンサープロダクト広告とは異なります。

主に出品者のブランドと、商品ラインナップをアピールする効果があります。

スポンサーディスプレイ広告

Amazonに出品している企業のほか、出品していない企業でも利用できる広告です。

AmazonのECサイトだけでなく、それ以外のサイトでも表示することができます。

幅広いシーンで、商品やサービスをPRする場合に効果的です。

ストア

出品者のブランド専用ランディングページのことであり、そこから複数のページにわたって商品・サービスやブランドストーリーを紹介できます。

ユーザーがページに滞在する時間を長くして、購入機会を増やす効果が期待できます。

Amazon広告はクリック課金制を採用しており、ユーザーが広告をクリックした時点で料金が生じます。

また少額から予算を設定でき、その枠内で運用することになるため、コスト面でも安心して利用することが可能です。

Amazon広告を利用するメリット

Amazonを利用するユーザーの多くは明確な目的を持っているため、Amazon広告は直接ユーザーと出品者を結びつける役割を果たします。

一般的な検索エンジンよりも、ユーザーとの距離が近いと言えるかもしれません。

また、Amazonのノウハウを集約したマーケティング機能にも注目すべきでしょう。

ページの閲覧から購入にいたるまで、ユーザーの行動を測定・分析することで、広告の効果を確認しながら運用の最適化を図れるのは、Amazonという独自のマーケットだからこそ可能なことです。

Amazon広告ではユーザーのぼう大なデータを分析して、広告の認知度やユーザーの好みなどをはじめ、さまざまな情報をリアルタイムで得ることができます。

それをもとにターゲティングを再設定するなど、情報による多様なサポート機能があることも大きなメリットです。

一方でスポンサー広告の場合には、出品規模が一定以上の条件を満たさなければなりません。

アダルト関連商品や中古品のように、広告の条件に該当しないケースもあります。

事前に運用上の注意を確認する必要があるでしょう。

Amazon広告の出稿方法

運用する広告のタイプにより異なりますが、最後に基本的なAmazon広告の始め方を紹介します。

以下の手順に従って広告を作成し、配信します。

①Amazonへの出店および出品を行う

セラーセントラルにログインして、キャンペーンの選択やストアの設定を実行します。

原則的に出店・出品者として登録しないと、Amazon広告は利用できません。

②キャンペーンを作成する

各広告のタイプに合わせてキャンペーンを作成します。

広告の詳細設定と考えればよいでしょう。

③予算設定と配信開始

コスト管理として、クリック単価を設定し1日の最大予算金額を決めたら、広告の配信がスタートします。

詳細な料金は広告ごとに確認が必要です。

④効果の測定と分析

広告を配信したら完了ではなく、さまざまなデータを測定してから、それを分析することで広告の最適化を図ります。

この作業を継続しながら、広告の宣伝効果を高めることが重要です。

まとめ

言うまでもなく、Amazon広告は非常に高い社会的認知度を誇っています。

販売と直結している点も大きな強みになるでしょう。

ただし、原則として出店・出品者だけしか広告を掲載できないため、利用できる業種は限られるかもしれません。

また、Amazon広告には今回紹介したタイプも含めて、複数の種類の広告があります。

その中から自社ブランドに最適なタイプを選び、効率的に運用しながら一定の効果を上げることは簡単ではないでしょう。

Web広告の運用に不安を感じる場合は、広告代理店に任せることも一つの選択肢です。

Heart Fullでは、現在運用中のサイトを詳細に分析して、最適な施策をご提案いたします。

「Web広告をこれから始めたいが、どこから手をつければいいか分からない」など、ちょっとした課題や悩みにも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://twitter.com/Mktg_Plus_One

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