【GDN】ターゲット設定を手軽にカスタマイズ!Googleカスタムインテント

  • ディスプレイ広告

公開日:2024/01/19

更新日:2024/01/26

「自社のサービス・商品をより多くの人に知ってもらいたい!」サービスや商品を販売している方は誰しもが思うことです。

サービスや商品をたくさんの人に、利用または購入してくれるにはどうやって伝えればいいのか、数多くの宣伝方法がある中でどれを使えばいいのか、困惑している人も多いのではないでしょうか?

今回はそんな方のために筆者がおすすめするWEB広告の手法「GDNのカスタムインテント」を紹介します。

狙ったターゲットに配信できるWEB広告

たくさんの人に、且つサービスや商品を利用・購入してくれそうな人にアプローチするといった点では、顧客になってくれそうなターゲット設定をしてから広告配信できるWEB広告がおすすめです。

看板広告やチラシと違い、何回広告が表示され、その内何回クリックされ、更に何人がサイトから商品を購入したのかを数値で確認することができる、というのが大きなメリットです。

結果が数値で確認できるため、配信後のターゲット設定の結果を見て、広告配信設定の検証や改善ができます。

WEB広告を出す際には代理店に任せればターゲットの設定から配信まですべて行ってくれますが、自社で広告を配信しようとした場合、ターゲットは決めても設定方法が分からない、どんな配信方法があるのか分からないという方も多いのではないでしょうか?

広告を配信するために、1から勉強するのも時間がかかるし、代理店に手数料を払って運用するほど予算は確保できていないし…

そんな方にもおすすめなのが、Googleのディスプレイ広告を使った「カスタムインテント広告」です。

GDNについて

今回紹介する媒体はGoogle広告の中の、ディスプレイ広告(バナー広告)です。

どのサイトでも広告が表示されるというわけではなく、バナー広告が表示されるサイトはGoogleが提携しているサイト、いわゆるGDN(Google Display Network)と呼ばれるネットワーク内のサイトになります。

このGDNと呼ばれるネットワーク内に、「カスタムインテント」という手法を使って狙ったターゲットに広告を配信していきます。

広告運用経験者の方からすれば、GDNといえば「すでに一度サイトに来てくれた人に対してリマーケティング広告を配信する」といった手法を利用している人が多いかもしれません。

しかし、このカスタムインテント広告は、既存顧客(すでにサイトに訪れたことがある人)だけでなく、新規顧客に向けても効率よく広告配信が出来ます!

カスタムインテント広告とは?

カスタムインテント広告とは、自社のサイトURLや、商品のカテゴリを入力するだけで、Googleが自動で入力した内容に興味のある人に広告を配信してくれる広告手法です。

入力したURLのサイト内をGoogleが読み込み、サイト内容に興味がありそうな人を自動的にターゲティングし、広告を配信してくれます。

商品のカテゴリは、たとえば商品が車であれば、「車」「車種名」「モデル名」「メーカー名」などを入力します

カスタムインテント広告を活用する場合、Googleは以下のように設定することを推奨しています。

  • ▼設定するキーワード:10個
  • ▼URL:5個

関連性の高いURL、キーワードを設定することで、より興味関心のあるユーザーに向けて配信できます。

このカスタムインテント広告がなぜおすすめなのかというと、一言でいえば「細かくターゲットを設定する必要がない」からです!

カスタムインテント広告のメリット

カスタムインテント広告を使うメリットは主に2つあります。

  1. 【1】細かいターゲティングが手軽にできる
  2. 【2】狙ったターゲットに効率的に配信できる

一つずつ解説していきましょう。

細かいターゲティングが手軽にできる

通常、ターゲティング方法は2パターンあり、

  1. 【1】サイトターゲティング
  2. 【2】興味関心ターゲティング

というものになります。

それぞれについて、簡潔に解説すると

サイトターゲティング

Google広告の管理画面で、広告を配信したいサイトのジャンルを選択することで、同じジャンルのサイトに広告が配信されます。(ジャンルを「車」と選択した場合、「車」について書いてある、または販売しているなどのサイトに広告が表示されます。)

興味関心ターゲティング

「車について興味がある人に広告を配信したい」という設定をすると、Googleが「車」に興味がある人を選んで広告を配信します。

Googleがどのように興味があるかないかを判断しているかというと、その人の閲覧履歴検索履歴を見て判断しています。

最近、車のサイトを見ていたりいろんな車種を検索していたりすると、Googleから車に興味があると判断され、興味関心ターゲティングで設定した「車について興味がある人」のターゲット対象になります。

興味関心ターゲティングを設定する場合、あらかじめGoogleが用意しているカテゴリ(不動産、結婚、スポーツ、エンタメなど様々あります)から自社のサービス・商品に合ったカテゴリを選択してターゲットする必要があります。

これでは、数あるカテゴリの中から自社のサービスや商品にあったカテゴリを選ぶのは大変で、そもそも設定したカテゴリで合っているかどうかも問題になります。

一方、カスタムインテント広告の場合は、URLや商品のカテゴリ(関連キーワード)をいくつかピックアップするだけで、その商品やサービスの興味のあるターゲットに向けて配信することが可能です。

そのため、だれでも簡単にターゲティングできるのです。

狙ったターゲットに効率的に配信できる

リマーケティング広告としてGDNを活用するのもちろん良いですが、カスタムインテント広告を使えば効率よく新規顧客に向けても配信できます。

GDNのターゲティング方法は非常に豊富なため、カスタムインテント広告を使えばベストな方法を選ぶ手間が省け、しかも設定したターゲットが合っているのか?という不安も解消されます

簡単かつ正確なターゲティング方法ができるのが、カスタムインテント広告です。

ぜひ自社のサービス・商品をたくさんの人に知ってもらうためにご活用ください!

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://twitter.com/Mktg_Plus_One

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