X（旧Twitter）広告には、「キーワードターゲティング」という仕組みがあります。
効果的な広告を配信し、自社の商品・サービス・ブランドをユーザーに認知してもらうために、活用を検討してはいかがでしょうか。
本記事では、X広告のキーワードターゲティングの特徴や設定方法について詳しく解説します。
注意するべき点もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
この記事の内容
X広告のキーワードターゲティングとは
X広告のキーワードターゲティングとは、Xユーザーが最近検索・投稿した単語・フレーズや反応を示した投稿内容に基づいて、広告を配信・表示するターゲットを自動選定する仕組みです。
関連性が最も強いXユーザーにリーチしてエンゲージメントを促すため、コンバージョンの向上につながります。
X広告のキーワードターゲティングの特徴
Xは、SNSや動画サイトのなかではLINEやYouTubeに次いで日本国内の利用者数が多く、10代から50代以上に至るまで幅広い年齢層のユーザーが、日々、プラットフォーム上で投稿・検索をしています。
キーワードターゲティングを活用して、多数のユーザーのなかから自社の商品・サービス・ブランドに関心がありそうなターゲットを選定し、広告を配信・表示すれば、コンバージョン率が上昇し、売上増・認知度向上を実現しやすくなるでしょう。
X広告のキーワードターゲティングのメリット
配信対象を絞り込めるため、強いニーズを有するユーザーや関心の高いユーザーに対して、ピンポイントで広告を表示することが可能です。
関心がないユーザーに対して広告を配信してもコンバージョン率は上がりませんが、キーワードターゲティングを活用すれば、コンバージョン率向上を期待できます。
また、広告を無駄打ちせずに済むことから、コスト削減にも役立つでしょう。
X広告のキーワードターゲティングの設定方法
まず、X広告を開いて、ターゲティングしたいキャンペーンの編集をクリックしてください。
詳細ページに移動後、「次」を押すと、広告グループの編集画面に遷移します。
次に、ターゲティング機能をクリックし、キーワードを追加して「保存」を押したら設定完了です。
なお、キーワードターゲティングの結果は、広告キャンペーンデータレポートで確認できます。
キーワードを選定する際のポイント
以下、キーワードを選定する際のポイントをご紹介します。
季節・トレンドを意識する
例えば、夏であれば「暑い」「冷房」「クーラー」、冬であれば「寒い」「暖房」などのキーワードを含む投稿を行うユーザーが増えるでしょう。
また、トレンドになっている単語を把握することも大切です。
季節やトレンドを意識してキーワードを選定すれば、興味・関心があるユーザーに対して効果的に広告を配信できます。
検索窓で検索し、ニーズを把握する
Xの検索窓に、自社の商品・サービス・ブランドに関連したキーワードを入力し、検索してみましょう。
検索窓のサジェストキーワードや、検索結果に表示された投稿を分析すれば、ユーザーがどのようなニーズを持っているのかを把握しやすくなります。
特定のハッシュタグを選び、定点観測を実施する
特定のハッシュタグを選び、タイムラインに流れてくる投稿を観測し、キーワードを探すことも有用です。
「#◯◯とつながりたい」といったハッシュタグを含む投稿を分析すれば、特定のコミュニティ（趣味・嗜好が同じ集団）内でどのような商品・サービス・ブランドが流行しているのかを把握できます。
X広告のキーワードターゲティングの注意点
X広告のキーワードターゲティングを活用する際には、以下に示すような「禁止キーワード」を設定しないようにしましょう。
- プライバシーを侵害する可能性があるキーワード
- 暴力・犯罪・テロリズムに関連するキーワード
- 人種・民族差別を煽るキーワード
なお、Xでは、定期的にキーワード拒否リストが更新されています。
過激なキーワードや、センシティブな出来事に関連するキーワードは、拒否リストに含まれている可能性が高いので注意しましょう。
まとめ
多くの日本国内ユーザーを擁し、幅広い年代層が活用しているX（旧Twitter）は、広告を配信する媒体として適しています。
しかし、キーワードの選定を間違えると、効果的に広告を配信できず、コンバージョン率が向上しません。
X広告のキーワードターゲティング機能を利用すれば、自社の商品・サービス・ブランドに興味・関心がありそうな層にターゲットを絞り込むことが可能になります。
本記事でご紹介した設定方法や注意点を踏まえて、X広告のキーワードターゲティングを活用し、効果的に広告を配信しましょう。
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