Yahooディスプレイ広告 全ターゲティング手法をご紹介

  • ディスプレイ広告

公開日:2024/01/19

更新日:2024/02/05

Yahooディスプレイ広告は、その広範で精度の高いターゲティング機能により、広告主が最適なターゲット層へ効率よくアプローチできるとして知られています。

その中でも、特に重要な11のターゲティング手法を今回はご紹介します。

1. 性別ターゲティング

商品やサービスが特定の性別向けである場合、性別ターゲティングは必須の戦略と言えます。

Yahooディスプレイ広告では、ユーザーの性別情報を元にしたターゲティングが可能で、商品やサービスの適合性を向上させます。

2. 年齢ターゲティング

年齢層は購買行動や興味・関心に大きな影響を与えます。

年齢ターゲティングを用いることで、特定の年齢層へ精度高く訴求することが可能となります。

3. 地域ターゲティング

地域ターゲティングは、特定の地域に住むユーザーをターゲットにする手法です。

これにより、地域限定のイベントや、特定の地域での商品需要を見込む場合などに有効な訴求が可能となります。

4. 曜日、時間帯ターゲティング

ユーザーの行動は曜日や時間帯によって変動します。

Yahooディスプレイ広告では、ユーザーのアクティビティが活発な曜日や時間帯を把握し、そのタイミングで広告を配信することが可能です。

5. デバイスターゲティング

ユーザーが使用しているデバイス(スマホ、タブレット、PCなど)により、広告の表示方法やユーザーの反応は異なります。

デバイスターゲティングを使用することで、各デバイスの特性に合わせた広告配信が可能となります。

6. オーディエンスリストターゲティング

オーディエンスリストターゲティングは、過去のユーザーの行動や属性に基づいて広告配信を行う方法です。

これにより、特定の行動をとったユーザー、あるいは特定の属性を持つユーザーを再ターゲティングすることが可能となります。

具体的には、過去に自社のウェブサイトを訪問したユーザーや、自社の製品を購入したことのあるユーザーなど、既に何らかの接点を持つユーザーをリスト化し、そのリストを基に広告配信を行います。

これにより、一度興味を示したユーザーに再度アプローチすることで、広告のコンバージョン率を大幅に向上させることが可能です。

さらに、Yahooディスプレイ広告では、「類似オーディエンス」機能を使用することも可能です。

これは、オーディエンスリストに含まれるユーザーと類似の行動や属性を持つユーザーを自動的に抽出し、新たなターゲット層として広告配信を行う機能です。

これにより、新たな潜在顧客層の開拓も効率的に行うことが可能となります。

7. サーチキーワードターゲティング

ユーザーがYahoo!検索で使用したキーワードに基づく広告表示を行うことができます。

これにより、ユーザーの検索意図に合わせた広告配信が可能となります。

8. プレイスメントターゲティング

プレイスメントターゲティングでは、広告を表示するWebサイトやアプリを指定することができます。

この手法は、ユーザーが頻繁に訪れる特定のWebサイトやアプリに広告を表示させることで、高いエンゲージメントを生むことが可能です。

9. コンテンツキーワードターゲティング

Webページ上のキーワードに基づいて広告を配信する手法です。

ユーザーが訪れるページの内容に合わせた広告を表示することで、広告の有意性を高め、効果的な訴求が可能になります。

10. オーディエンスカテゴリターゲティング

オーディエンスカテゴリターゲティングは、ユーザーの興味・関心カテゴリに基づいて広告配信を行う手法です。

Yahooディスプレイ広告では、ユーザーのブラウジング履歴や検索履歴などから、ユーザーが関心を持つカテゴリを推定し、そのカテゴリに関連する広告を表示することが可能となります。

具体的には、たとえばユーザーが自動車に関するウェブサイトを頻繁に訪問している場合、そのユーザーに対して自動車関連の広告を配信することができます。

これにより、ユーザーの興味・関心に合わせた広告配信が可能となり、広告のリレバンスを高めることができます。

また、オーディエンスカテゴリターゲティングは、新製品のローンチや新規顧客の開拓など、広範なマーケティング戦略に活用することが可能です。

ユーザーの関心が高まっているトレンドやニーズを把握し、そのタイミングに合わせて効果的な広告配信を行うことができます。

11. サイトカテゴリターゲティング

サイトカテゴリターゲティングは、ユーザーが訪れるWebサイトのカテゴリに基づくターゲティングです。

特定のカテゴリのWebサイトを訪れるユーザーへの広告配信が可能となります。

最初に実施するべきおすすめのターゲティング(CV目標の場合)

①リマーケティング

リマーケティングとは1度サイトに訪問したユーザーのみに配信する手法です。

ディスプレイ広告ではこの手法が最も費用対効果がいいといわれておりますので、CV重視の場合は最優先に実施したいターゲティング手法といえます。

②類似ターゲティング

こちらは特定のユーザーリストと類似したユーザーリストを作成し、配信するターゲティング手法です。

例えば①のリマーケティングリストの類似リストを作成し、ターゲティングすることができます。リストの内容としては1度訪問したユーザーと行動が似ているユーザーのリストが作成されます。

使い方としては効果のいいユーザーリストが判明している状態で広告の露出を増やしたい時によく使われます。

またあらかじめCVしたユーザーリストを作成しておき、その類似リストを作成し、配信する方法も有効です。

リストの内容としてはCVした人に類似したユーザーリストとなるので獲得件数を増やすことができます。

③サーチキーワードターゲティング

最後におすすめのターゲティング手法はサーチキーワードターゲティングです。

名前のごとく特定のキーワードで検索したことがある人にターゲティングすることができる手法です。

検索という行動をしている顕在層にだけターゲティングする手法となりますのでこちらも他のターゲティングに比べると費用対効果がよいといわれております。

ただし、1つデメリットがあります。

それはターゲティングするkwがYahooの管理画面上でヒットしたkwのみとなります。

そのため、ターゲティングしたいすべてのkwでターゲティングできるわけではない点に要注意です。

特にニッチなkwになればなるほどターゲティングが難しくなります。

ではニッチなkwをターゲティングしたい場合はどうしたらいいのかというと、その際はコンテンツキーワードターゲティングを使うのがよいです。

コンテンツキーワードターゲティングなら指定したkwが含まれてるサイトに広告を表示することができるためサーチキーワードと近しいターゲティングが可能となります。

まとめ

以上、Yahooディスプレイ広告の全ターゲティング手法についてご紹介しました。

これらの手法を理解し、組み合わせることで、最適なターゲットへ効果的な広告配信が可能となります。

成功する広告戦略の一環として、ぜひ活用してみてください。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://x.com/Mktg_Plus_One

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