X(Twitter)広告「カスタムオーディエンス」とは?

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公開日:2024/05/09

更新日:2024/05/09

X(Twitter)広告では「カスタムオーディエンス」という機能を利用できます。

利用を検討している企業やどのような機能なのか気になっている企業も多いでしょう。

本記事ではX(Twitter)広告のカスタムオーディエンスについて解説していきます。

カスタムオーディエンスの特徴

カスタムオーディエンスというのは、広告を出稿する際に一定の条件に合致するユーザーのみに表示されるようにする機能です。

例えば、自社のサービスを既に利用しているユーザーに対してのみ広告を表示できます。

自社のWebサイトを訪問したユーザーのみを対象にすることも可能です。

柔軟なターゲティングを行えるため、高い費用対効果を実現できます。

カスタムオーディエンスを作成する方法

カスタムオーディエンスを作成する際には、X(Twitter)の広告マネージャーのページにアクセスしましょう。

画面上の「ツール」のところから「オーディエンス」の項目を選択します。

そうすると、オーディエンスの設定画面に移動するため、右上にある「オーディエンスを作成」のところをクリックしましょう。

オーディエンスのタイプを選択する画面に移動します。

そして、作成したいオーディエンスを選択しましょう。

必要事項を入力したりファイルをアップロードしたりすると作成できます。

カスタムオーディエンスの種類

カスタムオーディエンス作成の際には、次のような種類の中から選択します。

では、それぞれの種類の内容と作成方法について見ていきましょう。

リスト

リストは、メールアドレスや電話番号、端末IDなどのリストでターゲティングするものです。

csvやtxtファイルをアップロードして指定できます。

ウェブサイトアクティビティ

ウェブサイトアクティビティは、自社のサイトにアクセスしたユーザーをターゲティングするものです。

サイトの全てのページ対象にすることも、一部のページのみを対象にすることもできます。

設定する際には、TwitterピクセルベースコードまたはTwitterピクセルイベントコードが必要です。

いずれかをあらかじめ対象のサイトに実装しておくと、訪問者を追跡できます。

Twitterピクセルイベントコードの方はサイト訪問時のアクションも追跡可能です。

アプリのアクティビティ

アプリのアクティビティは、自社で提供しているアプリをダウンロードしたユーザーを広告配信の対象にするものです。

あらかじめサードパーティのコンバージョン測定サービスを連携した上で利用します。

アプリアクティビティの組み合わせ

アプリのアクティビティを設定した上で、複数の条件を組み合わせることも可能です。

2つの条件の両方に一致する場合のみ対象にする方法と、どちらか一方のみ一致すれば対象にする方法があります。

また、対象から外すアカウントの設定も可能です。

例えば、購入済みや契約済みのアカウントを設定するなどの使い方ができます。

リーチ除外リスト

リーチ除外リストというのは、広告を表示する対象から除外したいユーザーを設定できる機能です。

この設定をすると、同一の広告アカウントで作成しているカスタムオーディエンス全部に適用されます。

また、複数のリストを使用することはできません。

追加したい場合には、既存のリストに加える形で行います。

カスタムオーディエンスを設定する方法

管理画面にある「ツール」のところから「オーディエンス」の項目を選択しましょう。

「追加するアカウント」を選択して「list」のうち、対象にしたいものにチェックを入れます。

また、フォロワーなどの条件が似通っているユーザーをターゲティングすることも可能です。

必要に応じてチェックを入れて設定を完了すると、広告が配信されます。

カスタムオーディエンスのメリット

カスタムオーディエンスを利用することで、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

購入や契約につながりやすいユーザーにアプローチできる

カスタムオーディエンスでは、購入や契約につながりやすいユーザーに絞って広告を配信できるのがメリットです。

例えば、以前に自社製品を購入したことのある顧客に対して、関連のある新製品の広告を配信するなどできます。

見込みの低いユーザーを除外できる

見込みの低いユーザーには広告が配信されないため、費用対効果が高い傾向にあります。

例えば、対象のサービスを既に利用中の顧客に対しては、リーチ除外リストで除外できます。

カスタムオーディエンスのデメリット

カスタムオーディエンスを利用する際には、次のようなデメリットにも留意しておきましょう。

事前の準備が必要

必要なユーザー情報のリストは、あらかじめ準備しておかなければなりません。

自社サイトの訪問者やアプリをダウンロードしたユーザーに関する追跡などに関しても事前の準備が必要です。

一定規模以上のオーディエンスでないと利用できない

ターゲティングをして絞り込んだユーザーの数が少なすぎると、広告の配信や除外ができません。

具体的には該当数が100件未満の場合です。

この場合には設定をやり直さなければなりません。

まとめ

X(Twitter)のカスタムオーディエンスを利用すれば、費用対効果を重視した広告配信が可能です。

さまざまなカスタムオーディエンスがあり、作成方法も特に難しくはありません。

X(Twitter)で広告の出稿を検討しているなら、ぜひカスタムオーディエンスを利用してみましょう。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://x.com/Mktg_Plus_One

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