X広告のフォロワーターゲティングとは?設定方法や成果を高めるポイントを解説

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公開日:2024/05/09

更新日:2026/07/17

X広告のフォロワーターゲティングは、特定のアカウントのフォロワーなどに広告を配信するターゲティング手法です。しかし、「フォロワーターゲティングとは?」「どのようなアカウントを設定すれば効果が出る?」「ほかのターゲティング手法との違いは?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

本記事では、X広告のフォロワーターゲティングの仕組みや設定方法、成果を高めるポイント、効果測定・改善方法まで分かりやすく解説します。初めて運用する方でも実践できるよう、活用のコツを交えながら紹介します。

X広告のフォロワーターゲティングとは

X広告のフォロワーターゲティングとは、特定のXアカウントのフォロワー、またはそのフォロワーと類似した興味・関心を持つユーザーに広告を配信できるターゲティング手法です。自社アカウントだけでなく、競合企業や業界メディア、インフルエンサーなどのアカウントをターゲットとして設定でき、商品・サービスに関心を持つ可能性が高いユーザーへアプローチできます。

フォロワーターゲティングのメリット

フォロワーターゲティングの最大のメリットは、自社と親和性の高いユーザーへリーチしやすくなることです。特定の企業やブランド、インフルエンサー、業界メディアのフォロワーを対象に、効率的に広告を配信できます。

また、自社アカウントのフォロワーだけでなく、競合企業や関連サービスのフォロワーにも広告を配信できるため、新規顧客の獲得にも効果的です。すでに類似の商品やサービスに興味を持っているユーザーへ訴求できるので、認知拡大だけでなく、Webサイトへの訪問や資料請求、商品購入などのコンバージョンにもつながりやすくなります。

さらに、興味・関心が低いユーザーへの配信を減らせるため、無駄な広告費を抑えながら効率的な運用を実現できます。ターゲットを絞って広告を配信することで、費用対効果(ROI)の向上も期待できるでしょう。

フォロワーターゲティングに適したアカウントの探し方

フォロワーターゲティングで成果を出すには、ターゲットとして設定するアカウント選びがカギになります。

X(旧Twitter)検索で見つける

まずは、Xの検索機能を活用してターゲット候補となるアカウントを探しましょう。商品名やサービス名、業界名、関連キーワード、ハッシュタグなどで検索すると、自社と親和性の高い企業やメディア、インフルエンサーを見つけられます。

検索結果では、投稿内容だけでなく、アカウントのプロフィールや発信内容、フォロワー層も確認しましょう。フォロワー数だけで判断するのではなく、自社のターゲットユーザーと重なるかどうかを基準に選定するのがポイントです。

ランキングサイトや外部ツールで探す

影響力のあるアカウントを効率的に探したい場合は、ランキングサイトやSNS分析ツール、インフルエンサー検索ツールを活用する方法もあります。

これらのサービスを利用すれば、カテゴリ別の人気アカウントやフォロワー数、エンゲージメント率などを参考にしながら候補を絞り込めます。自社で一から検索するよりも効率的にターゲット候補をリストアップできるため、配信先の選定時間を短縮できます。

リストや関連アカウントから探す

Xには、特定のテーマごとにアカウントをまとめたリスト機能があります。業界やジャンルに特化したリストを確認すれば、自社と関連性の高いアカウントを効率よく見つけられます。

また、有力なアカウントの関連アカウントやフォロー・フォロワーを確認する方法も有効です。類似した興味・関心を持つユーザーが集まっている可能性が高いため、ターゲット候補を広げながら、広告配信に適したアカウントを選定できます。

X広告でのフォロワーターゲティング設定方法

フォロワーターゲティングは、X広告マネージャーから簡単に設定できます。ここでは、基本的な設定手順に加え、効率よくアカウントを登録する方法や、配信精度を高めるポイントを紹介します。

基本的な設定手順

まずはX広告マネージャーにログインし、新しいキャンペーンを作成します。その後、広告グループの設定画面まで進み、「オーディエンス」の設定項目を開きます。

続いて、「オーディエンスの特性」にある「フォロワーが似ているアカウント」を選択し、ターゲットにしたいアカウントを入力します。ここで指定したアカウントのフォロワーや、そのフォロワーと類似した興味・関心を持つユーザーに広告が配信されます。

画像出典元:Xビジネス「フォロワーターゲティング」、「フォロワーが似ているアカウントのターゲティング」

設定するアカウントは1つに絞らず、自社と関連性の高い企業やメディア、インフルエンサーなどを複数登録すると、より十分な配信量を確保しやすくなります。

一括アップロード機能の活用

ターゲットに設定したいアカウントが多い場合は、一括アップロード機能を利用すると効率的です。

スプレッドシートなどで事前にアカウント名を一覧化し、広告マネージャーの入力欄へコピー&ペーストすることで、複数のアカウントをまとめて登録できます。

手作業で1件ずつ入力する必要がないため、設定時間を短縮できるだけでなく、入力ミスの防止にもつながります。複数の候補を比較しながら運用したい場合にも便利な機能です。

デモグラフィックターゲティングと組み合わせる

フォロワーターゲティングは、年齢・性別・地域・言語などのユーザー属性を指定するデモグラフィックターゲティング(属性ターゲティング)と組み合わせることで、さらに配信精度を高められます。

例えば、「特定企業のフォロワー」だけでなく、「25〜44歳」「東京都在住」といった条件を追加すれば、自社のターゲットにより近いユーザーへ広告を届けられます。

また、興味・関心やデバイスなど他のターゲティング機能と組み合わせれば、広告の目的に応じた柔軟な配信設定が可能になります。ターゲットを絞り込みすぎると配信ボリュームが減る場合もあるため、配信結果を確認しながら条件を調整していくとよいでしょう。

フォロワーターゲティングで成果を高めるポイント

フォロワーターゲティングは、設定するだけで成果が出るわけではありません。ターゲットの選び方やキャンペーン設計を工夫することで、広告効果をさらに高められます。

1キャンペーンあたり30件程度を目安に設定する

フォロワーターゲティングでは、1つのキャンペーンにつき30件前後のアカウントを設定するのが目安です。設定数が少なすぎると配信対象が限定されて十分な配信量を確保しにくくなり、多すぎるとターゲットの関連性が薄れ、配信精度が低下する可能性があります。

運用を始めたばかりの段階では、自社との関連性が高いアカウントを中心に設定し、配信結果を見ながら追加・削除を繰り返して最適化していくことが大切です。

関連性を最優先にしたアカウントを選定する

フォロワーターゲティングでは、フォロワー数の多さよりも、自社の商品・サービスとの関連性を重視してアカウントを選ぶのがポイントです。知名度の高いアカウントであっても、フォロワー層が自社のターゲットと一致していなければ、広告効果は十分に得られない可能性があります。

例えば、BtoB向けSaaSを提供している企業であれば、エンタメ系の人気アカウントよりも、業界メディアや競合企業、専門家、関連サービスを提供する企業などのアカウントを設定する方が、見込み顧客へ効率的にアプローチできます。関連性の高いアカウントを中心に設定することで、広告のクリック率やコンバージョン率の向上が期待できます。

キャンペーンごとにセグメントを分けて配信する

異なる属性のアカウントを1つのキャンペーンにまとめるのではなく、目的やターゲットごとにセグメントを分けて配信しましょう。

例えば、「競合企業のフォロワー」「業界メディアのフォロワー」「インフルエンサーのフォロワー」といったようにキャンペーンを分けることで、それぞれの成果を比較しやすくなります。どのターゲット層が高い成果につながっているのかを把握しやすくなるため、その後の改善にも役立ちます。

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フォロワーターゲティングの効果測定・改善方法

フォロワーターゲティングは、設定して終わりではありません。広告配信後に成果を分析し、ターゲットを継続的に見直すことで、より高い広告効果が期待できます。ここでは、確認すべき指標や改善の進め方を解説します。

確認すべき指標

フォロワーターゲティングの成果を確認する際は、クリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)、コンバージョン数(CV)、クリック単価(CPC)、コンバージョン単価(CPA)などを総合的にチェックしましょう。

CTRが高くてもCVRが低い場合は、広告とランディングページの内容にズレがある可能性があります。一方、CVRが高いターゲットは、自社との親和性が高いと考えられるため、今後の配信でも優先的に活用できます。

ターゲットごとの成果を比較する

フォロワーターゲティングでは、ターゲットごとに成果を比較・分析することが欠かせません。

キャンペーンや広告グループを属性別に分けて運用すると、ターゲット層ごとのCTR・CVR・CPAを一覧で比較でき、費用対効果の高いセグメントを特定しやすくなります。全体平均で判断するのではなく、セグメント単位で数値を確認する視点を持ちましょう。

分析結果をもとに改善する

効果測定で得られたデータをもとに、ターゲット設定を継続的に改善しましょう。

成果が高いアカウントについては、類似する企業やメディア、インフルエンサーを新たに追加することで、配信対象を広げながら成果の拡大を目指せます。一方で、成果が低いアカウントは除外・入れ替えを行い、配信精度を高めていきましょう。この「追加と除外」のサイクルを繰り返すことで、フォロワーターゲティングの精度は徐々に向上していきます。

X広告のフォロワーターゲティング以外のターゲティング手法

X広告では、フォロワーターゲティング以外にもさまざまなターゲティング手法が用意されています。広告の目的やターゲットに応じて使い分けたり、組み合わせたりすることで、より効果的な広告配信が可能です。ここでは、代表的なターゲティング手法を紹介します。

興味関心ターゲティング

興味関心ターゲティングは、ユーザーが関心を持っているトピックやカテゴリをもとに広告を配信する手法です。「マーケティング」「美容」「旅行」「スポーツ」などのカテゴリを指定することで、関連する情報に日頃から興味を持つユーザーへアプローチできます。

認知拡大や新規顧客へのアプローチを目的とした広告との相性が良く、幅広いターゲットへ効率的にリーチしたい場合に活用できます。

画像出典元:Xビジネス「興味関心ターゲティング」

キーワードターゲティング

キーワードターゲティングは、ユーザーが検索したキーワードや投稿内で使用したキーワードをもとに広告を配信する方法です。

例えば、「X広告」「SNSマーケティング」「Web集客」といったキーワードを設定すると、それらのテーマに関心を持つユーザーへ広告を表示できます。具体的なニーズを持つユーザーへアプローチしやすいため、資料請求や商品購入などのコンバージョン獲得を目的とした広告にも適しています。

画像出典元:Xビジネス「キーワードターゲティング」

地域ターゲティング

地域ターゲティングは、都道府県や市区町村など、特定のエリアに限定して広告を配信する手法です。

実店舗への集客や地域限定のキャンペーン、イベント告知など、配信地域を限定したい場合に効果を発揮します。広告の配信エリアを絞ることで、無駄な広告費を抑えながら効率的にターゲットへアプローチできます。

画像出典元:Xビジネス「地域ターゲティング」

テイラードオーディエンス

テイラードオーディエンスは、自社が保有する顧客データやWebサイト訪問者データなどを活用して広告を配信するターゲティング手法です。

過去に商品を購入したユーザーや問い合わせを行ったユーザー、Webサイトを訪問したユーザーなどへ再度広告を配信できるため、リピート購入の促進や見込み顧客の育成に役立ちます。

端末ターゲティング

端末ターゲティングでは、iPhoneやAndroid、PCなど、ユーザーが利用しているデバイスを指定して広告を配信できます。

例えば、スマートフォンアプリのインストール広告ではモバイル端末のみに配信したり、PC向けサービスではデスクトップユーザーを優先したりと、目的に合わせた配信が可能です。利用環境に応じて広告を最適化することで、広告効果の向上が期待できます。

行動ターゲティング

行動ターゲティングは、ユーザーのX上での行動履歴や利用傾向をもとに広告を配信する手法です。

投稿への反応やエンゲージメント、フォロー傾向などの行動データを活用することで、特定のテーマに関心を持つユーザーへ広告を届けやすくなります。興味・関心だけでなく、実際の行動にもとづいてターゲティングできるため、より精度の高い広告配信を実現できます。

画像出典元:Xビジネス「行動ターゲティング」

X広告のターゲティング種類についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

まとめ

フォロワーターゲティングは、特定のアカウントのフォロワーや、そのフォロワーと類似した興味・関心を持つユーザーへ広告を配信できるターゲティング手法です。自社の商品・サービスと関連性の高いアカウントを選定することで、見込み顧客へ効率的にアプローチでき、認知拡大からコンバージョン獲得まで幅広い目的で活用できます。

ただし、成果を高めるためには、フォロワー数だけでアカウントを選ぶのではなく、自社との関連性を重視することがポイントです。また、ターゲットごとにキャンペーンを分けて配信し、効果測定を繰り返しながら改善を続けることで、より高い広告効果が期待できます。

X広告には、フォロワーターゲティング以外にも興味関心ターゲティングやキーワードターゲティングなど、さまざまなターゲティング機能があります。広告の目的やターゲットに応じてこれらを組み合わせながら、自社に最適な広告配信を実現しましょう。

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執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
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