デザインの修正が多くなる原因とは?修正回数を減らせる事前の打ち合わせやコツ

  • Webデザイン

公開日:2024/05/30

更新日:2024/05/30

LPやバナーのデザインでは修正が入ることがほとんどです。

必要な修正であれば問題ありませんが、クライアント都合や事前のすり合わせが不十分で起こる修正はストレスになってしまいます。

今回は、デザインの修正が多くなる原因、事前に決めておくべきこと、修正回数を減らすコツについて解説します。

デザインの修正回数が多くなる原因

LPやバナーなどの修正は多少であれば問題ありませんが、あまりに多くなると業務に支障をきたしてしまうものです。

スケジュールも大幅に乱れるため、できる限り修正は減らしたいことでしょう。

ここでは、なぜデザインの修正開数が多くなってしまうのか、その原因を解説します。

デザイナー側の原因

デザイナー側の原因として考えられるのは以下のようなものです。

  • ケアレスミスがあった
  • スキルが不足していた
  • クライアントの意図が汲み取れなかった

ケアレスミスは誰にでも起こり得るものなので、仕方のないことです。

また、スキルについても経験を重ねていくことでカバーすることができるでしょう。

しかし、クライアントの意図が汲み取れていない場合は問題です。

修正回数を減らすためには、すり合わせをしっかり行う、クライアントのイメージを事前に引き出すなどしなければ根本的に解決できません。

クライアント側の原因

クライアント側が原因で修正回数が多い場合、以下のようなことが考えられます。

  • 途中で企画内容が変わってしまった
  • 後からコンテンツの追加や削除があった
  • イメージを伝えきれなかった

そこまで多いことではありませんが、途中で企画内容が変わることはあり得ます。

その場合、一からやり直しになることもあるためデザイナーとしては大変です。

また、コンテンツの追加や削除はよくあることなので、それを意識したスケジュール感で臨むとよいでしょう。

イメージについては、前述の通り事前のすり合わせがとても大切です。

デザインの修正回数を減らすために事前に確認したいこと

デザインの修正回数を減らすためにはどうすればいいのでしょうか。

事前に確認すべきことを解説します。

優先順位を決める

事前の打ち合わせでは必ず優先順位を決めましょう。

タイトルの割合はどれくらいか、レイアウトはどうすべきかなど、優先順位に沿って決めていくことが大切です。

クライアントからイメージを引き出す

クライアントからしっかりイメージを引き出すことも重要です。

デザインの仕事は、クライアントがイメージしているものを具現化することです。

クライアントはデザインのプロではありませんから、イメージを言葉などの形にして伝えることが苦手です。

だからこそ、デザイナー側は事前にじっくりヒアリングしたり、「こんなイメージはどうでしょう?」と提案したりすることが大切です。

イメージの共有を行う

イメージをクライアントと共有することで修正回数を減らしやすくなります。

たとえば、他社のLPやバナーなどのデザインを見せてみて「こんな色合いはどうですか?」「カラーリングイメージはどれが近いですか?」と質問してみましょう。

クライアントもサンプルがあれば、イメージを伝えやすくなります。

すり合わせもスムーズに進みやすく、イメージを共有しやすくなることでしょう。

レギュレーションやトンマナを確認する

レギュレーションやトンマナを確認することも、デザインの修正回数を減らす基本的なことです。

これらはデザインをする上でフォーマットになる部分なので、ヒアリングしておかないと、一から細かく修正することにもなります。

デザインの修正回数を減らすポイント

デザインの修正回数を減らすためにも、以下のポイントをおさえておきましょう。

事前確認でゴールを設定し共有する

事前確認をしっかり行って明確なゴールを設定し、それをクライアントと共有することで認識の違いを軽減できます。

前述を参考に、さまざまな事前確認を詳細に行いましょう。

そうすれば、明確なゴールが設定しやすくなります。

ゴールが明らかであれば、修正回数は減らせるはずです。

各段階で確認を行う

各段階で確認してもらうことも、修正回数を減らせるポイントです。

たとえば、ラフなどの段階で見てもらえば、共有イメージがズレていないか早い段階でわかります。

もしズレているならば再度すり合わせを行い、早急に軌道修正することで最終的な修正回数を減らせます。

また、疑問点が生じたらすぐにクライアントに確認しましょう。

契約段階で修正ルールを決める

契約段階で、修正に関するルールや修正料金がかかる目安についてはっきりさせておくのもよいでしょう。

デザイナー側の問題で修正することもありますが、クライアントの自己都合が原因となって何度も修正することは珍しくありません。

トラブルにならないためにも、たとえば修正回数は3回まで、デザインカンプが完成したら修正には追加費用がかかるといったように決めておきましょう。

まとめ

今回は、デザインで修正回数が多くなってしまう原因や、修正を減らす方法について解説しました。

修正そのものは、よりよいLPやバナーの作成のために必要なものです。

しかし、クライアント都合によるものや、事前に回避できるようなことが原因で修正回数が増えることは少なくありません。

本記事を参考に、デザインの修正回数をできる限り減らし、快適に仕事ができるようにしましょう。

リスティング広告チェックリストを無料配布中!

リスティング広告チェックリストをPDF形式で無料でダウンロードいただけます。広告代理店が教えるリスティング広告の基礎を使ってあなたのビジネスの集客アップにご活用ください。

執筆者

マーケティングプラスワン

Marketing+Oneの編集チームです。
広告代理店である株式会社HeartFullの広告担当者、メディア担当者、人材サービス担当者たちがサイト運営に携わっています。
【公式X】はこちら → https://x.com/Mktg_Plus_One

この記事のキーワード

scroll to top TOP